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私の王子様との朝食

 今回のお話は陽太と夏織の冬の日常の一場面を切り抜く感じで書いてみました!

好きな人と迎える朝っていいよね!

 私の王子様との朝食 夏織side


 朝、いつも通りの午前5時に目が覚める。最近私は朝学校に行く前にシャワーを浴びるようになった。具体的な理由はないんだけど、シャワーを浴びると眠気が覚める感じがしてよくシャワーを浴びている。と言っても今日は12月27日。そう、冬休み真っ只中だ。冬休み中は陽太と朝食を共にする約束をしている。今日もいつも通り2人で朝食を摂る予定だ。そして今日はお姉ちゃんも仕事がないから一緒に食べる予定だ。

 服を脱いでバスルームに入ってシャワーを浴びる。冷えた肌に温かいお湯があたる感覚がとても心地よい。シャンプーで髪を揉むように泡を立てる。そして10数分シャワーを浴びてバスルームを出る。そしてしばらく自分の部屋で勉強をしていてふと時計を見るともうすでに針は6時半をすぎていた。そして自室の扉が開く。


「おはよう夏織、陽太くんまだ来てないよね?」


髪を整えながらお姉ちゃんはそう言って部屋に入ってきた。私はお姉ちゃんの身だしなみを注意する意味を含めて言った。


「おはよう、お姉ちゃん。陽太はまだ来てないけど早く髪整えなよ。」


「わかったよぅ、ちなみに今日の朝食は何かな?」


私も内心今日の朝食が何かは気になるところだ。だけど昨日私はあえて陽太にメニューを聞かなかった。そうした理由としては朝からワクワクした状態ですぐに起きれるから、そして作る楽しみが増えるからだ。そして私が話そうとすると、


『ピンポーン』


とチャイムが鳴った。私はすかさずお姉ちゃんに言う。


「早く髪整えて、私が出るから。」


そう言ってお姉ちゃんを脱衣所に連れて行った後インターホンに出る。


「はいはーい」


私がマイクをオンにすると陽太の声が聞こえてきた。あの私を安心させてくれる声だ。


「来たよ、夏織。」


私は扉のロックを外して扉を開ける。


「おはよう夏織。」


陽太がそう言って私を見る。相変わらず私は陽太からの視線に緊張する反面どこか甘い気持ちになる。多分これが恋なんだって私は思う。今思えばこの出会いは運命だったのかもしれないと私は考えてる。


「おはよう陽太。今日もありがとね、入って。」


陽太と私はリビングに入ってキッチンで朝食の準備を始める。そして陽太が聞いてきた。


「洋食か和食かどっちが良いか教えてほしい。」


あらかじめ私はお姉ちゃんにも聞いていたのですんなり答える。


「洋食かな。パンと合う料理がいいかな。」


私の言葉に陽太が反応する。


「やっぱり夏織はパンが好きなんだね。僕も結構好きなんだ。」


陽太とまた一つ共通点が見つかった。この一つ一つ新しい陽太を知っていくのはとても楽しい。陽太は野菜室を開けて私に聞いてきた。


「冷蔵庫の中身使っていい?」


「全然いいよ、私も手伝うよ。」


私は即答して陽太に聞く。


「何作るの?」


「今日はベーコンとキャベツのスープとレタスとトマトのサラダ、スクランブルエッグだね。」


本当にいつも思うけど陽太は「どうしてこんなにいろんなものを作れてしまうのだろうか?」と。


「美味しそう、すごく楽しみ。」


私の言葉に陽太は続ける。


「美味しいと思うよ。真冬の朝に飲むスープは格別だしね。」


私達が話しているとお姉ちゃんが戻ってきた。髪は整えられて服もジーパンにグレーのセーターを着ている。私から見てもお姉ちゃんはちゃんとすればオシャレなのになんでいつもあんなに自分の身だしなみに無関心なのか不思議に思えてしまう。


「おはよう陽太くん、相変わらず夏織と仲がいいね。見てる方もほっこりするよ。それで今日の朝ごはんは何かな?」


「今日はスープとサラダとスクランブルエッグです。味付けはお楽しみです!」


お姉ちゃんの質問に陽太は元気に答えた。私と陽太はキッチンで料理を始める。

 少し経って料理が完成した。全てナフキンが敷かれたテーブルの上に料理を並べる。サラダは特製のドレッシングがかかっていて盛り付けもいい感じだ。


「スープの味付けは鶏ガラにしてみました。熱いんで気をつけてくださいね。」


お姉ちゃんが笑顔で言った。


「ありがとう、こんな素敵な朝ごはん作ってくれて。じゃあ食べよっか。」


「そうだね、じゃあいただきます。」


私とお姉ちゃんで挨拶をして陽太も食べ始める。外からは冬の乾いた日差しがさす。

 朝食を食べ終わってカフェラテを飲んでいるとお姉ちゃんが言った。


「年末はお父さんの奥湯河原の別荘に私と夏織hs泊まる予定だけど陽太くんはどうする?私としては夏は陽太くんの家族にお世話になったからそのお礼も込めて是非きて欲しいんだけど。」


その話に私は驚きを隠せなかった。


「ちょっとお姉ちゃん、それは急すぎる..」


私はちょこんとお姉ちゃんのセーターの袖を掴んで言った。


「いいじゃん、陽太くんは挨拶ができて夏織は陽太くんと年越しできるんだからさ。」


お姉ちゃんの言葉に陽太が続けた。


「僕はかまいませんけど、夏織の意思もありますし。」


陽太のその言葉に凄い温かみを私は感じた。


「私はいいよ、陽太と一緒に年末は過ごしたいし。」


私がそう伝えると陽太の耳がほんのり紅く染まった。


「じゃあ決まりね!陽太くんもよろしくね。」


こうして年末年始の予定が決まったのだった。私としては嬉しさ半分不安半分というところだ。正直おばあちゃんが凄く世話焼きだからきっと色々と私達は質問攻めに遭うだろうからだ。

お久しぶりです!

受験やらカクヨムへの作品投稿などでだいぶ時間がたってしまいましたね。

ここからはハイペースで投稿していく予定なのでこれからの展開をお楽しみに!

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