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前書き テトラ=リグレット


年齢 16歳

身長 165cm

体重 43kg


獣人族でも珍しい黒狼の少年

瞳は穢れを知ら無そうな程透き通る青色

小説本文 (びっくりした…ここは何処だ?さっきの森じゃなさそうだ)


テトラは突然吹いた風に驚き咄嗟に目をつぶってしまい現状を把握できていないようだ。


「ここは雪山?でもなんで…それにこの感覚、現実ではない?」


「そうだよ…ここは君の精神世界さ」


「ッ!!だれだっ!」


咄嗟に後ろを振り向くテトラが目にしたのは年端14にも行か無そうなほど幼い少年だった。


「お前は?」


「僕は白…いや、今は白狼って行ったほうが良いかな?」


「じゃあお前が精霊だな?俺に何のようだ?」


「ちょっとした腕ためし…かな?」


そう言うと白狼は何処からか短刀を取り出して切り付けて来た。


「あっぶね!!」


「ほらほら避けてるだけじゃつまらないからその短刀で反撃してみたらどう?」


全ての攻撃をすれすれで避け、バックスッテップで距離をとりいつの間にか腰に在った短刀を構える。


「僕に一撃でも当てられたらここから出してあげる。」


「そんなんで良いのか」


「案外難しいかもよ?」


そういうと白狼は刀身を撫でながら呪文を唱える。


「大気に潜みし凍てつく刃の欠片よ彼の者を貫きたまえ…『ダイヤモンドダスト』」


テトラの周りに現れたのは無数の氷。

どれも先端はとがり寸分狂わずテトラに標準を合わしている。


「つかぬ事を聴くが、こっちで死んだらどうなる?」


「現実でも死を迎えるだけさ」


(無垢な笑みがむしろ怖い!!)


「じゃぁ…踊ろうか」


白狼は短刀をこちらに向け「行け」とだけ言って一振りした瞬間刃が飛んできた。


「真正面から突っ込んだら死ぬのは火を見るより明らか…か。なら…!」


テトラは短刀を正面おいっきり投げ、それについていくように身ずからも走り出す …


(勝負は…一一瞬だっ)



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