彰!ここは旅館?いいえ違います
今、俺は、屋敷から少し離れた。
見た目は、高級な旅館の隠れ家風建物に来ている
ちなみに、この様な建物。多分無かったのでは無いかなぁ?
我が家めちゃくちゃめちゃくちゃ広ーいのよ
先祖代々からの大企業だから、とにかく私有地が広いの
僕が確認出来てない建物がめちゃくちゃあるのよ?
一つの街みたいに、とにかく広いのよ。
お母様に車で連れて来られた。敷地内
この隠れ家風高級な旅館?みたいな屋敷?
玄関に入る前にメイド達が、「おかえりなさいませ。ご主人様」と言って来た
僕初めて来たんだけど?「おかえりなさいませ。ご主人様」?
そして皆んなそれをスルーして室内に入って行く
「お母様。こんな建物ありませんでしたよね?いつ建てられたんですか?」
お母様は僕をチラッとみて
「彰を連れて来たから案内宜しくお願いします」
「わかりました。彰様こちらへどうぞ」
お母様よほど、説明と案内はしたくないらしい
「このお屋敷は、いわゆる「彰様の愛を何処でも感じされる高級旅館」をモチーフに彰様と何処でも、愛を囁きあえる様になっております」
え?どういう事?
「例えば、リビングも防音室になっておりまして、彰様と愛し合っていても外には音は、漏れません」
「ソファーもカーペットも特注の高級なものを全てに使い床も汚れに強い加工がされていて撥水加工されています」
「そちらに電話があると思いますが、電話で呼ばれないとメイドは来ません」
「飲み物は、あちらに冷やしてある物など充実させてあります」
「軽食も軽い物なら用意されてありますし、あちらには、台所などもございます」
「全てにおいて特注高級使用で汚れに強い加工や撥水加工台所でも幾らでも愛を囁きあえます」
え?つまりは、僕専用のラブな高級旅館みたいな?
いや、まさか・・・
「次にお風呂です」
え?すごく綺麗な え? 寝湯がある
「このお風呂も完全防音でして、お風呂での彰様との愛をココでも囁きあえます」
「寝湯なのでお風呂の中とかも出来たりします」
マジで?ヤバくない?既にやる前提?
「次の部屋は、お風呂場の直ぐ隣にあり、寝室になります」
「お風呂からのベッド移動がしやすい様になってます」
いやいやヤバイて!....菊池達静かに確認してるよ
「隣にトイレもあり、広めにとってますので、そこでも出来ます」
え?ベッド広くない?てか何人とさせる気?
確かに僕は、3人と一気にしてたけど広過ぎじゃない?
「このベッドには最大20人ほど一気に寝れます」
「もちろん、高級な特殊な汚れ加工、撥水加工加工もされていますので、どんな事をされても大丈夫な様になってます。もちろん、防音も完備されてますし、スプリングが特によく、彰様の下半身の負担軽減にも気をつけています」
お母様も呆れてた。僕を見ている目がやばい
僕をどんな野獣だと思っているんだ
あ!僕、野獣かも?
「こちらにも電話がありますので、メイドに用事がございましたらお呼び下さい。10分ぐらいは掛かってしまうかもしれませんが、必ず、特に、寝室には、気をつけて入らさせて頂きます」
「最後に庭園ですが・・・この様に、絶対に外から覗けない設定になっていて、彰様がお外で愛し合いたい時も対応出来るようになってます」
お母様の目が・・・・・・・
「・・・・・」
は、お母様を見て・・・
「お母様。僕は、質問して良いですか?」
お母様は頭を抱えているけど・・・
「・・・・・」
聞いてみた・・・
「俺は、どんな野獣なのでしょうか?」
お母様は、抱えてる頭を上げて俺を見ると
「彰。確かに・・・ここまで、とは私も思いませんでした」
そして、静かに答えた
「この建物を作る事を私に進言したのは、菊池です」
「菊池が、彰の女性達と愛し合った後の掃除もしやすく、将来的に、彰が何人相手にしても、対応出来る屋敷が欲しいと私に言ったから、対応しきれず、書類の手続きのみして、菊池と半田にマルッとまかせました」
「まさか・・・ここまでとは・・・」
菊池と半田よ。確かにツアー中俺は、確かに所構わず、猿の様にしてしまったかもしれない・・・
ただ、この高級旅館・・・菊池と半田
あー色々本当に菊池と半田は怒ってたんだなぁ
頭を抱えてる俺をお母様
僕は、何と言って良いのか・・・・・
「菊池と半田ですか・・・・」
お母様は、俺を「何があったの?」と言う目で見てる
「彰。貴方。ツアー中何したの?私には確かに、ひどい報告だったけど、ここまでは無かったのよ。さっきの田辺のベッドの中だけてなに?本当になに?私には分からないんだけどなに?普通はベッドの中だけじゃないの?菊池が、珍しく、追加を色々付けて良いか?と聞いて来たから予算が凄い事になって、対応する事になったのよ?」
あー色々本当に色々、色々、走馬灯の様に思い出す・・・・僕が悪い
確かにラブラブし過ぎた
僕がお母様にオブラートに言える事はとりあえず・・・・
てかオブラートに言えない。菊池達が報告しなかったのも頷ける。
「お母様。菊池は、悪くない全て僕が悪いです」
お母様が頭を抱えながら「中村アレを」
厚いファイルが来た
そしてお母様から僕へ
「彰。いったい何したの?お母さん菊池達から急かされて作らされたのよ。最近は政治家の圧力も強くなって来たし学園の状態もひどいし、私はどうしたら良いの?」
お母様が、泣き始めて中村がお母様を支えている
中村が珍しく僕を睨んでるかっこ(おー怖!)
お母様を支えようとしたら菊池に止められた(目がさっさとファイル見ろと言っている)
「彰様。彩音様から頂いたファイルを見てください。彩音様は中村に任せてください」
お母様は中村に支えられてソファーに移動してまだ泣いてる
僕は仕方なくファイルを見た。
物凄い数の女性達が入ったファイルだった
おーこれは凄い!美女だらけ
え?これは真達が言ってたやつ?え?世界の有力企業の社長?副社長ばかりじゃないか?
年齢もさまざまなで、お母様と歳が近い女性?も沢山いる?
「菊池これは?」分かってるがあえて聞こう
菊池と半田が「とりあえず彰様もソファーにお座りください。話が長くなります」
僕は菊池が座れと言った所へ座り菊池の話を聞く事にした。お母様はあまりにも泣いてるから中村が連れて行ってしまった(中村。僕を睨むなよ。分かってるが怖いんだよ)
「彰様の今回のコンサートとトラブルと彰様が『色気とエロさ』ふりまき過ぎて、各国政治家からのものすごーい圧力でして対応不能です。彰様が思ってらっしゃるより遥かに遥かに、彩音様など皆様に日々圧力が掛かってます。ようは、各政治家の方々は彰様と『大人な時間』と子供が欲しいそうです。彰様が政治家がお嫌いだと政治家の皆様には秘密にしています。各国の政治家の方々と戦うには我が社だけでは足りません」
「そこでファイルの方々達です。見て分かるでしょうが、全て各国の大企業の方々です。皆様。胡桃様が1番な彰様の気持ちを優先されて良いとお返事が来てます。1番狙われる胡桃様を守って良いと返事も頂いてます」
「はっきり申し上げて彰様のことはどうでもいい!自業自得です。私どもは彰様の生まれた時からお世話してますが、ここまで凄い状態はありませんでした。彰様。彰様が学園に行けなくても自業自得なので諦められます」
俺のことはどうでもいいと菊地に言われた。横の半田も納得してるらしく首降ってる
菊地。そこまでかぁ。半田。そこまで今回悪かったんだな。
わかりましたよ。俺が全て悪い。菊地が話を続けてくれてる
「ファイルの上から順に大人な時間をここで皆様と過ごしましょう」
「なぜここまで言うかと言いますと、彰様がもっと大切にしている胡桃がかなり危険です」
胡桃が危険?????どういう事?
「ツアーが始まって胡桃の周りの警護から胡桃様の誘拐未遂等胡桃様が危険にさらされるています。警備を増員して胡桃様に気づかれないように学園でも対応していますが、かなり危険です。全て彰様のファンの方々です」
「胡桃様の安全対策や政治家対策や男性の社会推進の為にもこのファイルの女性達と、ここで、『大人な時間』過ごして下さい。皆さん。彰様と『大人な時間』過ごせるのならば西園寺グループのサポートは、もちろん胡桃様の安全等全て丸く収まります」
ちょっと待ってー
頭の中の整理がいるー
胡桃が守れるー
流石にキャパオーバーな俺が言えたのは「俺が全て悪いので、菊池と半田が良思う通り通りにします」と言う事だけだった