安西かりん
安西かりんさんの登場です
私は、週2回天使に逢える時間がある
今日は天使に逢える日です
私は、エントランスで天使を出迎える準備しています。
ちなみに、天使を出迎えるのは、いつの間にか
この塾。総出で、出迎えるようになりました。
天使にはお姉様が居ます。
週2回お姉様とあの家の執事長と完全警備で、来られる天使
天使の御姿は、長く美しい黒髪を一つに束ねて
美しく輝く宝石より美しい赤色の瞳と右に妖艶な泣きぼくろ
薄く赤い唇の天使様です
名前は、西園寺彰君 4歳
世界有数企業 西園寺グループの長男です。
彰様のお姉様 西園寺胡桃さんも、本当に大変な美少女ですが、彰君の前には、霞みます。正直言って、トップスターすら彰君の前では霞んでしまうほどの、オーラと美しすぎる御姿です。
私なんて彰君と並ぶと雑草以下になるでしょう。
この世界では男性は、貴重
家から出さないのが当たり前
男性を巡っての戦争もあってる世の中です。
そんな真綿に包み優しく包んで生活している男性は、基本的に我儘で、傲慢。暴力は日常茶飯事です。
ですが、男性は、この世界の精子バンクに15歳になったら登録して週に最低一回は、精子提供するのが、この世界の義務です。そうしないと生活費が貰えません。精子バンクではランキングがあり、良い精子なら月に100万円貰え、悪かったら月に30万しかもらえません。
そんな世界に彰君は、3歳から自ら外に出て、勉強されていて、性格も穏やかで、優しく、誠実で、礼儀正しく、なおかつイケメン。
こんな女性の憧れを時で行く彰君に私どもの塾の者達は、メロメロです。
最初に、彰君にお会いしたのが彰君 3歳の時
彰君は、西園寺グループの副社長の西園寺彩音様と訪れました。
あの衝撃は、忘れません。
西園寺様の横で静かにお母様の邪魔にならない様な挨拶する天使!
そして、美しすぎる姿勢のまま黙ってお母様と手を握って歩かれる天使な御姿。この世界の3歳児では決して見ることのない。姿です。
大抵、女児でも3歳児は暴れます。
男児は、知りません。この塾には、男児もしくは、男性は、いません。
その中で静かに、お母様の話を聞いて、私が話しを振るのを待っていらっしゃいました。
そして、ご自分の学習レベルを見て欲しいとタブレットを出されて
私に見せてきました。
彰君のレベルは、既に、中学生一年は、超えてるレベルでした。
私は、「は?3歳児の男児で中学生超えレベルだと?」と思いました。美しいすぎる天使は、物凄く頭が良かったのです。
今日は、用意してない。幼稚園児のレベルに合わせてしまった。西園寺様を怒らせてはいけない。西園寺様に正直に、彰君は、私の予想を遥かに超えた天才なので、明後日迄に学習道具を用意しときますと話して、納得してもらえた。彰君が笑顔を見せてくれた。
ヤバい過ぎる。大天使だった!
さぁ、妄想の時間は終わり。
西園寺様を出迎える時間です。
あ!車が、来られました。
胡桃さんと手を繋いで降りてきた。天使。
「「皆さん。こんにちは。今日もよろしくお願いします」」と
とびきりの笑顔で2人揃って言われました。
あ!天使が2人いる。
後ろでバタバタバタバタ倒れる音がする。
そんな事は、構ってられない。
私は、彰くんはと胡桃さんを教室へ連れて行く事を優先しなければ
西園寺様がこの塾から離れてしまう。
「西園寺様お待ちしておりました。さぁ、お二人とも教室へ行きましょう」そう言い教室へ2人を連れていった。
目の色は美しいルビー色の瞳をイメージしています。
間違いを指摘してくださった方ありがとうございます。
あと、彰君に変更しています。