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イアン・マルポート②

イアン君が彰の側近になりました。

僕が、田辺組に来てから数年が経った。

最初、他の側近候補達と上手くいくのかと思っていたが、凄く仲良くなった。特に3号は、同じ歳で同じ外国人だから日本語勉強からスタートしたのと、紛争地域出身同じ部屋だから、凄く仲良くなった。


田辺組のトレーニングには、食事や洗濯や掃除などと「お礼」「挨拶」「1日の報告・連絡・相談」もあり、もし、掃除をサボると山に走らされる。挨拶やお礼がなって無いと、その場で、腕立て伏せや腹筋など、とにかく、もの凄く厳しかった。

当時は、4人で毎日、泣いていた。

彰様の側近候補に出されている。護身術(武術?)の時は、わりとみんな最後には、気絶していた。


あの針山を走れて、なに?

死ぬよ!と思って4人とも思っていて、4人で無理ですと言った。

翌日の早朝4時に映像の中の彰様が、僕たちが断った針山を猛スピードで走ったんだ。あの姿を見たら、4人とも早朝5時から走ったよ。必死に走ったよ。失敗したら死ぬからね。


そして、僕たちが断った勉強やトレーニングなどは、全て翌日かその日には彰様が、するんだよ。しかも、下手したら死ぬ内容だよ。


それでも、僕達より忙しい彰様は、されるんだよ。部屋の掃除は流石に、させてない様子。でも、移動中でも、ずっーと仕事してるんです。


よくよく考えたら、今、僕達が観ている彰様のプライベート映像もある意味仕事だ。


彰様は、凄い。そんな仕事のしすぎる彰様の所へ僕は行けるようになりました。


昨日、全ての師範代クリアが出て、彰様のプライベートゾーンへ映像ではなく行けるし、彰様と働ける。


僕は、1号、2号、3号と嬉しくて抱き合い泣きました。


今日から僕は、()()()()()です。


昨日、田辺組の長年過ごした部屋をお別れしました。部屋も田辺組から本邸の彰様のプライベートエリアに移動しました。


部屋は、すごーく広く。全て新しく。変更はいつでも可能だそうです。専用のメイドさんも付いて、僕が忙しくても部屋の掃除などしてくれるそうです。

この部屋には、お風呂トイレキッチンなど全て揃っていて、足りないものなどは、パソコンから購入して欲しいといわれました。彰様の側近は、シャツ一枚から全て、オーダーメイド、定期的に新調するらしい。

ちなみに、今の服も既に1ヶ月前に、採寸していた。肌着やシャツです。これには、パンツにも紋章が入っているんです。

僕はボクサーパンツが好きなので、ボクサーパンツにも紋章が入っています。普段着は、専用の店が数店あるそうで、そちらに通う事になるそうです。

そして、月の給料は、100万円だそう。

ボーナスは200万。働きが、良ければ、給料が上がる悪ければ下がるそうです。

え?僕お金を使う事が無いんだけど・・・・


お金を使う事が無いと話したら、では、彰様がされている投資や株などされてはいかがですか?と言われた。


では、彰様に挨拶を行きましょうと言われて彰様の部屋に入った。

「彰様初めまして。本日より彰様の側近を務めさせて頂く」

「イアン・マルポートです」

僕が、挨拶したら彰様が、自らコチラに来てくれて握手をしてかにかれた。

「初めまして。イアン。これから俺の側近として働いて欲しい」と言い挨拶してくれた。

彰様は、映像より凄いオーラをしていた。

全てが美しく「天使」そしてスターのオーラで、とにかく凄い!

これが、僕の主人になる人なのだと改めて思った。


彰様は、早速仕事の話をしてきた。


「俺は、今、男性向けの寮付き、男性矯正施設を世界20箇所作っている。そこで働いてくれる人材とプログラムを組んで欲しい。もちろん、イアンだけでは無理だから、他の側近候補達と一緒に頑張って欲しい。資料は、半田に預けてある。俺の夢の最初の一歩をイアンと他の側近候補達とで作りたいんだ。大仕事だが、出来るか?」


もちろん出来る。その為の考えは既に4人で話し合って来たのだ。


「彰様の夢は、菊池さんから聞いてました。まさか、僕たちに預けるとは思いませんでしたが、他の側近候補達とやってみようと思います。これは、男性がして始めて機能するから、僕達に託すんですね?」

念の為に確認した。僕達に期待してると言って欲しかったから


「そうだよ。君たちは、田辺組で、学んできたはずだ。それをこの壮大なプロジェクトにぶつけて欲しい」

僕は、嬉しくて泣きそうになった。みんなで、話し合って来た事が出来るのだから。でも、今日は、せっかく彰様に会えたんだから

我儘を言わせてもらおう。

「でも、今日は、僕は、彰様の人となりを見ても良いですか?」


「良いけど、この後、観光部門の撮影会だよ」

「ついて行かせてもらいます」


僕は彰様と一緒にプライベートジェットに乗って、撮影地に行った。着いたのは台湾だった。

撮影途中で彰様に突然、質問された

「イアン。質問なんだけど、俺と仕事以外で、旅行行こうと言ったら行ってくれる?俺、仕事以外で、温泉や一泊旅行した事ないんだよ。ちなみに、家族旅行も無いんだよ。全て仕事だと今気付いた。考えといてくれない?」

イアンが顔を真っ赤にして恥ずかしがって

「え?彰様と旅行!」「ちょっと考えて良いですか?」「僕も旅行行ったことがないので直ぐには答えられなくてすみません」

「良いよ」「急遽言ったのは、こちらだから撮影中に決めてー」


僕は、真っ赤になってしまった・・・

ずっーと憧れていた。主人と旅行・・・パニックになった僕は

「え?彰様と旅行!」「ちょっと考えて良いですか?」と言ったら、彰様は、「良いよ」「撮影中に決めてー」と言われた。

僕はますます、顔を赤くしてしまった。


「イアン。ちょっと、今回の企画がうまく行くように、一緒にCMと撮影に出てくれない?これも、側近の仕事として。嫌なら無理は、言わないよ?」

「え?彰様と一緒に撮影ですか?初めてなんですが大丈夫ですか?」

「大丈夫。今回の企画。俺が出したんだよ。成功しないと困るんだ。だから、俺がサポートするから」

彰様にあの天使の笑顔で言われたら断るなんて考えられない。僕は彰様の側近なのだから


「今回は、彰様の企画なのですね?分かりました。よろしくお願いします」僕はそう言っていた

「これは、間違いなくヒットするよ。ありがとうイアン」

「じゃあ、衣装さん急遽、イアンの衣装用意してくれる?」

彰様はスタッフの方々に僕の衣装を用意するよう指示を出していた。


まさに天使の笑顔だ。僕は側近になって良かったと改めて思い顔を真っ赤にしてしまった。

あー。ここまで頑張って来てよかったと思える笑顔で、彰様の撮影は、まさに天国。

あの美しいお顔やオーラを一身に浴びる。撮影は、無事に成功して、ついでにCMも撮った。

ついでにオフショット写真やらも2人で撮りましたが、僕は、ずっーと天国にいました。


彰様は常に僕に気を使いながら、色々撮影してくれて撮影スタッフにも、優しく気配りをしていた

後で聞いたら、スタッフは全て西園寺グループの社員だということが分かった

彰様が「いつの間にか社員になっていた」と話してくれた

他にも色々彰様は気さくに教えてくれて物凄く楽しい2日間の撮影だった


そして、ホテルでは彰様お身体も見れたあの身体は、芸術品では、ないですか?彰様こそが「神」だと思うほど美しかった


翌朝の早朝4時のトレーニングも一緒に出来た。


僕は、温泉に行く時を3ヶ月だけ待って欲しいとお願いしました。3号も連れて行きたかったのです。彰様には、「先に、仕事の件を4人で少しするので、3ヶ月待って欲しい」と言ったら、「良いよ」と言ってくださいました。


僕は早速、田辺組の3人の側近候補達と話し合いをした。資料を見ながら4人で何度も話し合って、これは、彰様に政治家の先生を味方につけてもらって、人材紹介してもらって、やはりネックの男性保護法をせめて、施設内だけでも、無しにしてもらえないか交渉してもらう事にした。その間に、カリュキュラムなどコチラで詰める事にした。3号には、彰様から温泉旅行を誘われて3ヶ月後に行くから、何としても、師範代クリアして欲しいと言った。3号も必ず行くと言ってくれた。


明日も彰様と早朝4時にはトレーニングだから帰ろう。








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