表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

生きていく。

作者: ぱんだ

何もかもが嫌になった。

些細な事でもイライラする。

自分という存在について考え始める。

そんなとき家で一人で居ると、どんどん気持ちが暗くなっていく。



(少し外に出てみようか……。)



歩いていると、そこには、小さい頃には恐かった森があった。

そこに足を踏み入れると、二度と出てくることができないような恐ろしさを感じていたからだ。

大きな木に包まれて、遠くを眺めてみても、その先は暗くてよく見えない。

今日は何故か、そんな森の中に入ってみたいと思えた。

恐る恐る足を踏み入れる。



どんどん奥に進んで行く。

さっきまでの恐怖は薄れていた。

その代わり、また考え事をしていた。

けれど、さっきまでの重々しい気持ちは消えていた。



森は、空気は澄んでいて時折吹く風は気持ち良く、時の流れを忘れるほど自然を感じられる美しい場所だった。

小さい頃の先入観で、今までここを訪れなかったことに後悔した。



生きているうちに、大きな悩みも小さな悩みもこれからもっとあるかもしれない。

そんな時は考えすぎずに、自然の中を歩きながら、ゆっくりと生きていこう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] もう少し『外に出てみよう』ということについて深く書いたらいいと思います。若干説明不足かと。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ