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アスカ・ヴィヴィディアの短編集: 科学の縁を歩く夢見る心  作者: アスカ・ヴィヴィディア
海底に咲くサボテン編
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 1.水中の砂漠

海洋学者の美咲は、海の底に奇妙な生命の形跡を発見した。それは、誰もが一目で砂漠の象徴であるサボテンだと認識する形をしていたが、あり得ない場所、深海の底で健気に花を咲かせていた。


「不可能だ…」船内のラボで、彼女はその映像を何度も見返した。水中ドローンが捉えた映像には間違いなく、鮮やかな花を咲かせるサボテンが映し出されていた。これは、単なる自然のいたずらか、それとも未知の生物学的現象か?


美咲は、深海研究のベテランでありながら、このような光景に遭遇するのは初めてだった。彼女は仲間の研究者たちと共に、この謎の植物を調べるために潜水艦に乗り込む。彼らの目的は、海底で咲くサボテンの秘密を解き明かすことだった。


潜水艦はゆっくりと暗い海の深みへと潜っていく。美咲の心は、未知への好奇心とわずかな緊張で満たされていた。海洋の広大な闇の中で、サボテンの存在はあまりにも不思議で、それが彼女を魅了してやまない。


海底に到着すると、サボテンはそこに静かに佇んでいた。その周囲には、海底特有の生物たちが群がっていたが、サボテン自体には何も触れようとしない。美咲は、サボテンから発せられる微かな光を観測し、それが周囲の生物に影響を与えているのではないかと考えた。


サンプルを採取するための準備をしながら、美咲は考える。このサボテンが自然発生的にここで成長したのか、それとも誰かによって植えられたのか。あるいはもっと驚くべきことに、これは海底に昔から存在する未知の生命体の一種なのか。

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