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その1 目覚め

 「かはっ······」

ぼんやりもやのかかった視界が、ゆっくりと晴れていく。どうやら、寝ていたようだ。とにかく起きなければ。とは思うのだが、いかんせん体に力が入らない。まあ起きた直後ならこんなもんだろうか?

頭が痛い。意識がだんだんとはっきりしてきて、それに応じて頭痛がした。全く状況がわからないぞ。何をしていたっけな······

数分して、ようやくのそりと起き上がった。寝ぼけ眼で周りをキョロキョロ見回す。

 「どこだここ」

白いコンクリートに囲まれた窓のない部屋だった。これが私の部屋だったかな?いや、多分違う。

 「とにかく······出るか?」

うう、まだふらふらする。貧血か?と思いながらベッドの端を乗り越える。いや、これベッドっぽくないぞ。どちらかというとカプセルみたいだ。灰色で無機質。コードも見えてる。何よりお布団がない。なんでこんなもので寝ていたんだ?

 「······思い出せないな。······今はいいか」

のそのそとゾンビのように出口を目指す。白いプラスチックの引き戸が、部屋のはしにあった。

外に出ると、同じようなドアが二つあり、左手にはエレベーターらしきものがあった。外に繋がるのは間違いなくこっちだな。

近くまで歩いていって、階層のパネルを覗きこんだ。表示されているのは、地下一階から地上六階までの数字だった。そのうちの一階を押した。

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