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鍋奉行

作者: 真浦塚真也

 さぁて、そろそろ始めますか?よし!


 ちょっと待った。そんなに肉ばっかり入れるなよ。後半に楽しみがなくなるだろ。白菜入れろよ。白菜。


 おい、そろそろいいんじゃないか?

 ほら、早くしないと肉が硬くなっちまうよ。


 どうだ?旨いか。なぁ。そーだろ、旨いだろ。ほらどんどん食えよ。



 ちょ!ガバカバ入れるなって!!煮えてるのとごっちゃにするなって!!

 ほらー。白滝が絡まったぁー。もぉー!

 鍋っていうのは煮りゃいいってモンでもねーんだよ。ちゃんと食べ方ってモンがあるんだよ。それによって、旨さがだいぶ変わるんだよ。って!だからガバガバ入れるなって!!


 ふぅー。いやぁー食ったなぁー。

 あ?まだ終わりじゃねぇよ!鍋はまだまだつづくよ!

 ジャーン!ひ・や・め・し!!やっぱ雑炊でしょ、シメは!これあっての鍋だろ!?

 さぁ、ジャンジャン食おうぜ!!




 さぁ、今年もついにこの季節がやってきた。

 今年も俺の季節がやってきた!

 さぁ、俺の力で暖まろうじゃないか!さぁ、俺の力でこの寒さを乗り切ろうじゃないか!!



 肉。よし!

 魚。よし!!

 野菜。よし!!!

 鍋。よし!!!!

 コンロ。よし!!!!!

 皿。よし!!!!!!

 オタマ。よし!!!!!!!

 菜箸。よし!!!!!!!!!

 冷や飯。よし!!!!!!!!!!

 酒。よし!!!!!!!!!!

 俺。よし!!!!!!!!!!!




 よし!さぁ出陣だ!!







 独りぼっちの鍋パーティに!

御覧頂きありがとうございました。評価、感想など頂けるとかなり嬉しいです。

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