俺の説明 その1
初の小説です。
いろいろ間違ってたらごめんなさい。
てか、腐男子が乙女ゲームの攻略キャラに転生ってなんなんだろう…
俺は山田 太郎、17歳。
このキラキラネームが流行する時代にて何を思ったのか、こう名付けられてしまった超平凡男子高校生。
この名前のせいで親を何度恨んだことか…
まぁ、いまとなってはその平凡な名前が懐かしい。
なぜって?
それは俺は今や《西園寺 観月》という大層ご立派なお名前になったからさ。
どういう意味か説明しろ?
おーけーおーけー、わかったわかった。
では、ちゃんと説明してあげようじゃないか。
俺は腐男子だ。
この言葉を理解できない人のために説明しよう。
腐男子とは、ずばりBLを好む男子のこと。
BL=ボーイズラブとは男同士の恋愛。
まぁ、つまり俺は男同士の恋愛を見ることを好む男子ってわけだ。
あっ、でも誤解はしないでくれ。
俺は決して男が恋愛対象というわけではない。
女の子が好きだ。
大好き。
おっぱい最高。
失礼しました…。
そんな俺がなんで腐男子なのかというと、俺の姉が腐女子で、俺の兄がゲイだったことが原因だ。
俺の兄はゲイだった。
俺の兄がゲイと知ったのは中二の頃、兄が家族を集めパートナーを連れてきたことにある。
この時兄は18歳だった。
高校で出会ったパートナーと一緒に県外の大学へ進学したいということで、家族にカミングアウトを決めたらしい。
まぁ、両親は最初反対したし、俺もまじかよ!?ってなったんだけど、何故か姉は兄の味方でめっちゃ擁護するし、そのパートナーも悪いヤツってわけじゃないから、兄達のことは認めたんだよな。
その2人の幸せそうな顔みてたら、なんとなく男同士の恋愛に興味が湧いたんだ。
そして何故か俺の姉はその俺の心の変化に気づいたらしく、今度は姉がカミングアウトしてきたんだ。
姉は腐女子、しかも結構ヤバめの腐女子だった。
色々と話を聞き、本を読まされた結果、俺はまんまとこの沼に沈んでいったのだ…
誤字脱字あったら、申し訳ないです…。