7-特殊検索を試してみる。
今回は特殊検索について説明しようと思います。
特殊ってことは一般的じゃないってことですね。どう普通じゃないんでしょうか。
特殊検索は小説を読もうTopページの左の方にあります。(※画像参照2017年11月現在)
特殊検索の種類は『未評価作品一覧』、『未感想作品一覧』、『平均点順作者一覧』、『閲覧履歴』の4つあります。それぞれについて解説していきます。
・『未評価作品一覧』
文字通り未評価作品のみが表示されます。1ページ20作品で、文字数が多い順に並べられて表示される仕組みです。作品の情報としては、タイトル、作者名、あらすじ、キーワード、文字数などが表示されます。評価受付設定のON、OFFにかかわらず、未評価の作品が抽出される仕様のようです。また、ここにある作品を並べ替えたり、キーワードで抜き出すということはできません。文字数順に並んだ作品があるだけです。ちなみに2017年11月25日現在において約30万作品(全体の約57%)が未評価です。
・『未感想作品一覧』
文字通り未感想作品のみが表示されます。1ページ20作品で、文字数が多い順に並べられて表示される仕組みです。作品の情報としては、タイトル、作者名、あらすじ、キーワード、文字数などが表示されています。感想受付設定のON、OFFにかかわらず、未感想の作品が抽出される仕様のようです。最初の方はほとんどが感想受付設定:offの作品です。ポイント評価はされているものが多いです。また、ここにある作品を並べ替えたり、キーワードで抜き出すということはできません。文字数順に並んだ作品があるだけです。ちなみに2017年11月25日現在において約36万作品(全体の約68%)が未評価です。
・『平均点順作者一覧』
作者名が、投稿した全作品の平均点が高い順に、表示されます。ただし投稿が4作品以下の作者は除外されています。1ページ20人で、表示は、作者名、投稿数、平均点、ブックマーク合計となっています。作品名はないので、その作者の作品が読みたい場合は作者名をクリックして、投稿された作品から読む必要があります。ちなみに2017年11月25日現在において5作品以上投稿しているのは約2.2万人(全体の約2%)です。
※『未評価作品一覧』、『未感想作品一覧』、『平均点順作者一覧』をざっと確認したところ100ページ以上でも表示できたので、小説検索のシステムとは別の仕組みで動いているものだと思います。(わざわざ別に作るより、検索の並べ替えか抽出機能に追加すればよかったのではないかと思うのですが……なにか理由でもあったのでしょうかね?)
・『閲覧履歴』
自分が読んだ小説の履歴が最大30件表示されます。Cookieを利用しているので、ブラウザの設定によっては表示されない。また閲覧履歴設定で履歴の削除や、記録の停止の設定が行える。小説検索は検索でも自分の検索履歴を見る機能ですね。よって新規の小説開拓には使えない。
なかなか、どれも癖のある小説検索ですね。でも検索という割に自由度は低いよね。
ざっと使ってみたのですが、並び順が文字数なので、軽い小説ばかり好む私にはつらいです。未評価は20ページくらい進めると20万字切るくらいの作品が出てくるけど、未感想は110ページくらい進めないと20万字切らない。何が言いたいかというと、短編の上限が20万字(今は7万字)なのでほぼ連載小説しか表示されないことになります。
連載作品を発掘するならいいですが、短編小説を読むには不向きですね。未評価の短編を探す場合はどうすればいいんだろうか。短編にやさしくない検索機能ですね。それだったら種別も分けてくれればいいと思いました。今後に期待ですかね。(改善されるかわからないけど)
ポジティブに考えれば、評価の低い連載作品を発掘するスコッパーの腕の見せ所ですね。ちょっと頑張ってみようかな。発掘発掘。
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そんなわけで、特殊検索のまとめです。
・特殊検索は小説を読もうTopページの左の方にある。
・特殊検索の種類は『未評価作品一覧』、『未感想作品一覧』、『平均点順作者一覧』、『閲覧履歴』の4つある。
・メリット
『未評価作品一覧』、『未感想作品一覧』は評価、感想がない連載作品を探すことができる。
『平均点順作者一覧』からは評価の高い作者を見つけることができる。
・デメリット
デフォルトの表示以外に変えられない。
連載作品が多く、短編を見つけるには不向き。
・総評
玉石混交度:★★★★★
文字数:★★★☆☆
自由度:★☆☆☆☆
※あくまでも私の感想です。特殊な使い方があれば教えてください。