41-エブリスタを調べてみる。
※2018年2月現在の情報、URLです。
・名称:エブリスタ
・URL:https://estar.jp/
・概要:小説やコミック、写真、イラスト、レシピなどの投稿コミュニティサイトで、書籍化、映像化などのプロデュースも行なっている。『王様ゲーム』が有名。投稿作品に値段をつけて販売することもできる。
・運営:株式会社エブリスタ(DeNAとNTTドコモの共同出資企業)
・対応メディア:PC、スマートフォン、携帯電話
・アプリ:あり
・有料会員:あり。月額210円で有料作品(プロ作家作品)が読み放題。
※無料会員でも投稿、閲覧機能はあるので通常こちらで問題ない。
・サイト開設:2010年
・登録ユーザー数:141万(※2016年、累計作家数)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1011309.html
※登録ユーザー数は非公開
・投稿小説数:約84万作品(※公開されている小説、2018年2月現在)
・アクセス数:月間約700万ユーザー(2014年)
https://everystar.jp/news/418/
※リアルタイムでは公開していない
・R18作品:あり。R18タグ設定。現時点で約2.6万作品。
・ジャンル分類:14ジャンル。
またエッセイは別枠でさらに23ジャンル存在。
感想、書評、批評からレシピ集やイラスト集、写真集まで幅広くある。
・人気ジャンル:恋愛、ホラー、ファンタジー、ノンフィクション
※閲覧数、スター数の多いものから。恋愛が50 %~60 %。
※ホラーは王様ゲームのような理不尽系デスゲームが人気。
・書籍化:あり。(複数の出版社)
・コンテスト:あり。(漫画の原作コンテストも多い)
・ユーザー機能:コメント、ニュース(近況報告)、お気に入り(作品やユーザー、タグ、イベント)、あしあと(プロフィールと作品訪問者情報が見れる)、エブリスタ図書券(有料作品を見るために必要)、スター(いいね)、クリエイターポイント(作品の人気やスターの数により付与。現金と交換可能)、イベント参加/企画、サークル参加/開設
いいと思った作品にはスターをつけられ、そのスターによってポイントが溜まり現金と交換できる。また趣味の合う人とサークルを作ることもでき、イベント企画もできる。交流が好きな人向けな機能。
エブリスタでは作家自身が作品にエブリスタ図書券40枚~120枚の間で値段をつけられる。1話(最大40ページ)ごとに作品を小さく区切ったり、完結した作品だけでなく、連載しながらの販売も可能。作者は作品売上の49%を印税として受け取る事が出来きる。
https://estar.jp/_read_ticket
※エブリスタ図書券は、1.08円=1図書券。
また投稿小説の1ページは1000文字まで。1~3ページ目を無料、それ以降を有料にしている人が多い。
・評価システム: スター
※1人1作品1個まで。
・ランキング形式:前日の読者数で決定。
ランキングはジャンル別、関連タグごと、完結、短編、連載から見ることができる。
またほかに急上昇ランキング(最近勢いがある作品、閲覧が伸びた作品が評価)や『みんなの注目作品』(送られたスター数が、下記の数に達したタイミングで掲載)
※★スター数:50・100・200・500・777・1000・2000・3000・5000・7777・10000・以降+10000ごと
・レビュー:あり。
本文は1000文字まで。ネタバレがある場合はチェック入れると初期画面では隠してくれる。(クリックすると見れる)またレビュー通知(ニュース、Twitter)も可能。また星の数で評価もできる。(スターとは別)付いたレビューには、いいね、コメントがつけられる。
※レビューのためには携帯電話番号登録(SMS)が必要。
・感想機能:ページごとにコメントをつけることができる。ついたコメントはページ下の方でスクロールされる。一覧も見られる。
・データ提供(API等):なし。
・挿絵、イラスト:挿入可能。多分1ページ1枚。
・検索機能:[作品タイプ指定(長編、短編、完結、R18)]、[公開日指定]、[キーワード指定]、[除外指定]、[ジャンル指定]、が可能。並べ替えは[更新順]、[閲覧数順]、[スター数順]、[公開日順]が可能。
1回の検索で約1万作品まで表示可能(実際は9990作品)
また特集一覧として、エブリスタ編集部が週に1回、テーマに沿って面白い作品を集めて紹介している。気分に合わせて、特集から作品を選んでみるといいかもしれない。
他にはサークル、ユーザーイベントからも探せる。コミュニティを求めている人はそこから見るのもいいかもしれない。
・コメント:恋愛が強い。またデスゲーム、理不尽系のホラーも多い。ファンタジーも多少あるが恋愛が一番人気。1ページ当たりの文字数が最大で1000文字なので、小説家になろうに慣れた人にはちょっと戸惑うかもしれない。携帯ユーザーはちょうどよさそう。
また自分の作品を販売できるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはなるかもしれない。インセンティブとしてクリエーターポイントもある。
mixiのようなSNSサイト機能として、サークルやイベント企画を立ち上げられユーザー同士の交流が盛ん。足跡もつく。
レビューをするために携帯電話認証が必要なので、変なレビューが付くことはあまりない。ついたレビューにはいいね、コメントを書き込むことが可能。
作品数が小説家になろうよりも多いが、検索機能が少ないので探すのは困難。ユーザー交流やコンテスト、企画に参加しないと見てもらえないかもしれない。
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また以下、エブリスタについて述べている小説家になろうのエッセイ作品。
『なろうを始めて一カ月経った今の雑感(他サイトとの比較あり)』
https://ncode.syosetu.com/n1763ek/
『小説家になるための戦略ノート』
https://ncode.syosetu.com/n4163bx/




