19-タテ書き小説ネットから探してみる。
※2018年1月6日 おまけ 文体の調べ方例追加
小説家になろうグループとは小説家になろうが管理する小説サイトの総称です。3章ではそんな小説家になろうグループの説明をしていきます。
というわけで、今回は小説家になろうグループのタテ書き小説ネットについて解説していきます。タテ書き小説ネットでは小説家になろうに投稿された作品を完全な縦書き・ルビ対応で読むことができます。ただPC向けのサイトなのでスマートフォンやケータイからは見にくい、もしくは対応していない場合があります。小説を閲覧する場合はPCか、小説家になろうの方で読むことをお勧めします。
タテ書き小説ネットへのリンクは小説家になろうのTopの真ん中の右の方にあります。(※画像参照2018年1月現在)
リンクをクリックすると以下のページが現れます。
タテ書き小説ネットには小説家になろうに投稿された作品を縦書きで読めるサイトですが、すべての小説がここから読めるわけではありません。このサイトには小説家になろうに投稿された作品の中でもある条件に該当する作品を抽出して掲載しています。掲載基準は以下の条件を満たしたものです。(※2009年10月のリニューアルから、タテ書き小説ネットに掲載されない作品もPDF縦書きで読めるようになっています。ただしPDFに一度変換する作業が必要です)
・タテ書き小説ネットの掲載基準
1. 2,000文字以上の作品であること
2. 未完結の連載小説は90日以内に更新していること
3. 文体6の作品であること(字下げが適切でかつ改行数も平均な作品)
4. ノクターンノベルズ/ミッドナイトノベルズ/ムーンライトノベルズの作品ではないこと
もし小説家になろうの方で、こちらに掲載されている作品だけを表示しようと思ったら、通常の検索フォームでは無理です。番外編1で紹介した文体指定をする必要があります。
・小説家になろうの小説検索でタテ書き小説ネットの未完結の連載小説を探す設定
1. 種別を連載中小説のみにする
2. 文字数指定の始点を2000字以上にする
3. 範囲検索の始点を90日前の日付にする
4. 文体6を指定する(フォームにはない)
例: https://yomou.syosetu.com/search.php?mintime=&maxtime=&minlen=2000&maxlen=&minlastup=2017%2F10%2F05&maxlastup=&order=notorder&type=r&genre=&word=¬word=&buntai=6
※minlastup=は検索日から90日前の日付にする。
・小説家になろうの小説検索でタテ書き小説ネットの完結済みの連載小説、短編小説を探す設定
1. 種別を完結済みのみ(短編小説含む)にする
2. 文字数指定の始点を2000字以上にする
3. 文体6を指定する(フォームにはない)
例: https://yomou.syosetu.com/search.php?notnizi=1&minlen=2000&buntai=6&word=¬word=&genre=&order=notorder&type=ter
通常の検索フォームでは文体指定できないので、わざわざ小説家になろうで調べるよりも、タテ書き小説ネットで調べるほうがいいですね。ちなみにタテ書き小説ネットには2018年1月5日時点で52,458作品が掲載されています。小説家になろうに投稿されている作品の約10%です。
また、この小説は文体1です。タテ書き小説ネットでは掲載されていません。多分ですが、箇条書きが多いからかなって思います。また私の他の小説は全部文体1か4でした。文体6はなかったです。残念。一応、小説家になろうの小説の文体割合を調べたので下に書いておきます。文体6は全体の2割ですね。普通に文体1が多いです。さすがネット小説。
・小説家になろう作品の文体割合
文体1 - 207,274作品(38 %)
文体2 - 125,900作品(24 %)
文体4 - 106,082作品(20 %)
文体6 - 96,272作品(18 %)
では次にタテ書き小説ネットでの小説の探し方ですが、大雑把に2パターンあります。『お薦め小説』から探すか、『全ての小説』から探すか、です。
まずはお薦め小説について説明します。Topページの『お薦め小説』のタブをクリックすると以下の画面が表示されます。
枠内に30作品の小説タイトル、作者名、種別、ジャンル、あらすじが表示されます。ここの欄にある小説は小説PickUpと同じ仕様で表示されます。
タテ書き小説ネットの『お薦め小説』の表示条件
・新規投稿、次話投稿が60日以内である(編集による更新は含まない)
・連載は文字数が10万字以上である
・上記に該当する作品の総合評価上位200位をランダムに30作品表示する
なので文体がしっかりしている、長編の人気作品を読みたい場合はこちらから探すとよさそうです。また小説は小説家になろうでも読めるので、縦書きが嫌な人はそちらで読むといいですね。小説を探すためにこのサイトを利用するのも全然ありだと思います。あと2018年1月5日時点での『お薦め小説』のボーダー(200位)の総合ポイントは1,279 ptなので入れ替わりもそこそこの頻度であります。個人的には本家の小説pickupよりも使えると思います。
では最後に『全ての小説』について説明します。Topページの『全ての小説』のタブをクリックすると以下の画面が表示されます。
この画面ではなろうの小説検索機能のうち『ワード検索』、『ジャンル指定』 、『読了時間指定』、『種別指定』、『並び替え』が使えます。詳しい説明は1章の5-小説検索、6-詳細検索で述べているので省きます。ここで、色々とキーワードを設定したり、ジャンルを指定したり、文量を指定したり、並べ替えたりして小説を探すわけです。
さて、検索に慣れた皆さんはこれを見てこう言うでしょう。「機能少ないな」って。
実はですね、そんなことないんですよ。フォームにはこれだけしかありませんが、番外編1と同じようにアドレスバーに直接打ち込む方法なら小説家になろうの検索設定が使えます。なので『ワード除外』、『文字数指定』、『範囲検索』、『抽出条件』、『除外条件』、『キーワード検索範囲指定』、『会話率指定』、『挿絵数指定』が使えることになります。これを駆使すれば、望みの小説が現れること間違いなしですね。ただここまでやると、小説家になろうで文体指定した方が楽だと思います。
タテ書き小説ネットにある作品は紙の小説に近い書き方がされているので、そういった作品が読みたい方はここから探すといいかもしれませんね。
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というわけで、タテ書き小説ネットのまとめです。
・タテ書き小説ネットは小説家になろうのTopページにリンクがある。
・タテ書き小説ネットには小説家になろうに投稿された作品を縦書きで読めるサイトで、小説家になろうに投稿された作品の中でもある条件に該当する作品を抽出して掲載している。
・メリット
小説家になろうの作品で文体がしっかりした作品が探せる。
作品を縦書きで読める。
・デメリット
小説家になろうでも文体指定すれば探せる。
デフォルトの検索フォームの機能が少ない
・総評
文体:★★★★★★
縦書き:★★★★☆
検索性:★★★☆☆
※あくまでも私の感想です。電子書籍で読みたい人向けでもありそうかな。
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~おまけ~
自分の作品の文体の調べ方
1. 小説検索機能で自分の作品のみが表示される設定にしてください。(画像では作者名で検索してます。)
2. このとき表示されたアドレスバーに『&buntai=x』(x=1, 2, 4, 6)を追加してください。その時現れた作品がその文体に属する作品です。
夕月の場合は、文体1が2作品、文体4が3作品ということが分かります。(まだ改行が多いのか……)
※文体指定は試験提供機能のため急に仕様が変わる恐れがあります。




