2-小説Pickupを試してみる。
今回は小説Pickupから小説を探してみたいと思います。
小説Pickupは小説を読もうのTopに表示されています。(※画像参照, 2017年11月現在)
説明文を見ると人気の小説をランダムに10作品表示していると書かれていますね。ふむふむ人気の作品がランダムで表示されると、それはありがたいです。きっと、読んでない良作が見つかることだろう。なにせランダムですから。
さて、どのような作品があるのかなと見てみてみました。
あれれ……、どうも見たことのある作品ばかりが並んでいるね。なんだか累計ランキングでみたようなやつばかりです。
これはおかしいですね。さて、どのような基準で選んでいるのか、少し疑問に思って調べてみましたところ、
<以下掲載条件の要約>
・1次創作物であること(要するにオリジナルの作品)
・新規投稿、次話投稿が60日以内である(編集による更新は含まない)
・連載は文字数が10万字以上
・上記に該当する作品の総合評価上位200位を表示する
……要するにほぼ累計ランキングの中で、2か月以内に更新があった200作品を表示するってことのようですね。そりゃ見たことあるわけです。納得です。
では、実際どのくらいの割合が累計と被っているのか調べてみました。
小説pickupと累計ランキングの一致は200作品中178作品でした! (※2017年11月現在)
なんと一致率89%です! そりゃ見たことあるよね!
うーん……これって表示する意味あんまりない気がするけど気のせいでしょうか?
累計ランキングもそうですが、総合ポイントでカウントすると入れ替わりが少なくて、読んでしまった人にはちょっと辛いのです。
どういう人が使う前提で作っているのでしょうか。絶賛更新中の累計ランキングの作品を読みたい人向けなのですかね。普通に累計を読めばいいと思うのは私だけなのでしょうか……
それよりも、なろう登録して一年以内の新人作家で人気が出た小説をPick upするほうが見る気がします。それか、お薦めという意味なら感想、レビューが期間内で多い作品を紹介する方がいいのかもです。新人ランキングとかどうでしょう。
でもそうすると、新規にアカウント作る人が増えそうだし、感想、レビューの不正が増えそうですね……難しいです。なんかいいアイデアはありませんかね。
◆ ◆ ◆
というわけで、小説Pickupのまとめです。
・小説Pickupは小説を読もうのTopに表示されている。条件に一致した200作品の中から10作品表示する。
・メリット
総合ポイント数の高い作品で更新されている作品が読める。
ほとんどが累計ランキングに載っているので、大きな外れはない。
・デメリット
累計や年間ランキングを読みつくした人には意味がない。
・総評
更新される可能性の高い、総合ポイントの高い作品を読みたい方向け。
累計をほとんど読んだ人にはあんまり意味がない。
良作度 :★★★★★
便利度 :★★☆☆☆
新規開拓性:★☆☆☆☆
※あくまでも私の感想です。もっといい使い方、隠し機能があれば教えてください。