17-出版作品紹介から探してみる。
今は小説家になろうから多くの小説が書籍化されていますよね。皆さんは読んでます?
というわけで、今回は出版作品から探してみたいと思います。小説家になろうでは、小説家になろうグループで連載された作品で書籍化された作品を紹介するコーナーがあります。
出版作品紹介は小説家になろうのTopの右の方に表示されています。(※画像参照2017年12月現在)
Topページには過去30日間の出版作品紹介からランダムで10件が表示されています。10件以上みたい人はその下の『>>書報(出版作品紹介)』をクリックすると紹介された作品をすべて見ることができます。
紹介ページを見ると、作品名、作者名(ユーザー名)、出版社 / レーベル、発売日と書籍表紙が載っています。1ページ20作品が載っており、右の方にはレーベル別、出版社別に作品が見れるリンクがあります。ユーザー名からなろうのユーザーマイページに行けるようです。
紹介ページは新着順に並べられているだけで、検索機能はありません。出版社、レーベル別に見れる機能があるだけです。2017年12月22日現在の最終ページは117ページまであったので117×20=2340作品が紹介されているようですね。1番古いもので2000年に出版された作品が載っていました。そのころから出版されていたんですね。すごいです。年別の出版作品の件数に数えると以下のようになりました。
2000年1作品
2001年1作品
2002年4作品
2003年2作品
2004年0作品
2005年1作品
2006年1作品
2007年0作品
2008年5作品
2009年3作品
2010年13作品
2011年56作品
2012年112作品
2013年158作品
2014年285作品
2015年412作品
2016年610作品
2017年671作品
どうも2011年あたりから急増してますね。2011年というと『魔法科高校の劣等生』『ログ・ホライズン』『白の皇国物語』が発売された年になります。懐かしいですね。
また作品が削除されても、ユーザーが退会してもこの紹介欄には残るようですね。退会されたユーザーはユーザーIDが表示されてないようです。
ちなみにこの書報への紹介条件は以下のようになっています。
『紹介条件
■小説家になろうグループへ本編を掲載中の作品であること
■個人出版ではなく、出版社・編集者を通した書籍・電子書籍であること
※ Kindle Direct Publishingを通しての出版は個人出版扱いとなります
■書店あるいは通信販売などで購入可能な、一般流通作品であること
■絶版・品切れではなく、現時点で日本国内での購入が可能な作品であること
申請は原則として著者ご本人様からお願い致します。
出版社様からの代理申請もお受けしておりますが、その際は必ず著者様にご確認の上ご申請ください。
このページでは、小説家になろう登録ユーザの方が出版された作品を紹介しています。
主に作者の方から出版作品の紹介依頼があったものを掲載しており、出版後に退会された場合も継続して紹介を行っております。』
というわけで、紹介はどうやら自己申告制のようですね。すべてが載っているというわけではなさそうです。あと小説だけでなくコミカライズされたものもOKなようです。ちなみに2017年11月6日に条件は変わっていて、旧条件は『小説家になろうグループへ小説を1作以上掲載中であること』でした。どうやら書報への掲載申請数が増えたための対応だそうです。
それぞれの作品には作者へのリンクがありますが、該当作品が読めるかは分かりません。というのも出版社によっては書籍化の際に削除されるものあるからです。アルファポリスなんかは削除されて番外編しか残りません。(昔はダイジェスト化でしたけど)
ほかの作品を書いてる場合もあるので、気になる作者の他の作品を探すのがよさそうですね。
◆ ◆ ◆
というわけで、出版作品紹介のまとめです。
・出版作品紹介は小説家になろうのTopページにある。
・小説家になろうグループへ本編を掲載中の作品で、出版社・編集者を通した書籍・電子書籍になった作品が紹介される。
・2017年12月22日現在では約2300作品が紹介されている。
・メリット
小説家になろうの作品で書籍化された作品が探せる。
書籍化作家が探せる。
・デメリット
すでに作品の削除、ユーザーが退会していても紹介欄には残る。
載っている作品が必ず読めるわけではない。
・総評
書籍化率:★★★★★
異世界:★★★★☆
恋愛:★★★★☆
※あくまでも私の感想です。できたら紙の本を買って読むと作者と出版社が喜びます(ウリアゲテキニ)




