14-ユーザーを伝ってみる。
皆さんは『六次の隔たり』という言葉を聞いたことはありますでしょうか。六次理論とも言いますが、これは、全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっているという仮説のことです。例えば、友達の友達の友達の友達の友達の友達まで伝うと世界中の人と間接的な知り合いになれるという考え方ですね。小説家になろうユーザーが約110万人なので、重複しない知り合いの数が11人いれば11^6=約170万となって、なろう人口を上回ります。この理論からすると、ユーザーからユーザーを辿っていけば大体6回で全ユーザーを網羅できるようですね。
というわけで、今回はユーザーのマイページを伝って探してみたいと思います。私は面白い作品を読んだら作者のマイページに行って、他の作品やブックマーク、お気に入りユーザーを物色していますが、こういうことしている人はどれくらいいるんでしょうね。やっぱり少数派なのかな。
それはさておき、ユーザーのマイページは以下のようになっています。(※夕月のマイページです。2017年12月の状況)
赤で囲った部分から、作品またはユーザーが探せます。それぞれについて説明していきます。
・作品
そのユーザーが投稿した作品が並びます。1ページ10作品で更新日時が新しい順に表示されます。もしシリーズを設定している場合はその作品一覧の上にシリーズ一覧が出てきます。作品が多いと探すのが面倒なので、シリーズにまとめてあると読むのが楽です。作者の書くお話が好きな場合は、ここから物色するだけで幸せな気分になれます。
・ブックマーク
そのユーザーがお気に入り登録した小説が表示されます。Topは5作品がブックマークが新しい順番に並びます。ブックマーク一覧ではカテゴリごとに見れて、1ページ10作品が表示されます。ユーザーが非公開にしたものは表示されません。カテゴリをきちんと分けてる人は3割くらいかな。カテゴリを分けている人のブックマークは整理されてて探しやすいです。作者と趣味が合うのであれば、ここから探すと満足できる作品に出会えるかも。
・お気に入りユーザー
そのユーザーがお気に入り登録したユーザーが表示されます。Topは5人が登録が新しい順番に並びます。お気に入りユーザ一覧には1ページ10人表示され、ユーザー名と自己紹介が表示されます。ここから6回ユーザーを伝うと、多分ほとんどのユーザーを網羅することができるようです。
・評価をつけた作品
そのユーザーが作品に付けた評価とポイントが表示されます。1ページ10作品表示されます。ここは人それぞれですね。全くつけない人も多いですし、あるデータによると1作品以上評価した人の割合はユーザーの20%だそうです。全く評価したことない人はけっこう多いんですね。詳しくは「一度も作品を評価したことのない人ってどの位いるの?」で検索。評価する人は何作も評価することが多いので、そこから探すのもいいですね。まれに1000作品以上評価してる人もいますよ。ユーザーの趣味と合えば、そこからしばらく楽しめます。
・レビューした作品
そのユーザーが書いたレビューが表示されます。1ページ10作品表示されます。新着レビューの回にも説明しましたが、レビューをしたことあるユーザーは1%なので結構レアですね。評価と同じで、レビューする人は何作もレビューするので、そこから探すのもいいですね。ちなみに1番多いレビュー数で400作品です。
だいたい、このあたりから作品を探せます。また、ユーザーを探すには、ユーザー検索の他、小説の感想欄や活動報告、新着レビュー、小説ページのユーザー名からたどることができます。
ユーザーのユーザーのユーザーあたりを探してみると、思わぬ掘り出し物があるかもしれませんね。ぜひ、いろんなユーザーから辿ってみてください。
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というわけで、ユーザーを伝って探してみる、のまとめです。
・ユーザーマイページはユーザが自身の活動情報を発信するページで、ユーザーの投稿作品、ブックマーク、お気に入りユーザー、評価作品、レビュー作品が見られる。
・メリット
色々なユーザーを知ることができる。
そのユーザーのお気に入りを知ることができる。
・デメリット
直接作品を探すわけではない。
ユーザーの趣味があうかは不明。
・総評
良作率:★★★☆☆
流浪度:★★★★☆
検索性:★★☆☆☆
※あくまでも私の感想なのですよ。他人のマイページは書かれた感想から辿ることもしばしばあります。