10-ユーザー検索を試してみる。
今回はユーザー検索の機能について解説します。
作品にファンが付くのと同じくらい作者にもファンが付きます。同じ作者の作品を探したいときに便利な検索方法です。
さて、ユーザー検索は小説家になろうのTopページの左のリンクから検索画面に行くことができます。(※画像参照2017年12月現在)
また検索画面は以下の通りです。(※画像参照2017年12月現在)
ユーザー検索の機能は『頭文字指定』、『ユーザーネーム』、『最小投稿数』、『最大投稿数』を指定でき、並び順は『新着順』、『小説投稿数が多い順』、『レビューした回数が多い順』、『投稿した小説文字数が多い順』、『総合評価の高い順』です。ではそれぞれの機能についてみていきましょう。
・『頭文字指定』
画面の左にある、ひらがなをクリックするとその頭文字のユーザーだけが表示されます。
ちなみに、頭文字が多いTop3は『あ』(約8.4万)、『し』(約6.7万)、『か』(約5.9万)です。頭文字が少ない3つは『を』(167)、『ん』(280)、『ぬ』(1903)です。(※2017年12月2日現在)
個人的には、あ行、な行、や行の人は柔らかい印象。か行、た行は固い印象。さ行、は行は鋭い印象。名前による作風傾向分析もよさそうですね。
・『ユーザーネーム』
全ユーザーの中からここに入力した文字が含まれるユーザーを検索することができます。キーワードとキーワードの間にスペースを入れると両方のキーワードが含まれるユーザーが検索可能です。(小説検索と同じ)
・『最小投稿数』、『最大投稿数』
投稿数が設定した範囲にあるユーザーを検索します。(入力は正の整数)
ちなみに、最小投稿数を1にして検索すると約18万ユーザーが見つかりました。(1作品でも投稿した人は全体の約16%)作家として活動する人は案外少ないんですね。
・『新着順』、『小説投稿数が多い順』、『レビューした回数が多い順』、『投稿した小説文字数が多い順』、『総合評価の高い順』
それぞれの基準に従って検索結果を並び替えます。また小説文字数、総合評価は投稿したすべての作品の合計です。
検索結果はID、名前、フリガナ、小説投稿数、小説文字数、レビュー数が表示されます。登録日、総合評価は表示されません。検索結果は1ページ50ユーザーです。小説検索と異なり、検索結果はすべて見ることができます。
ちなみに前回のレビュー投稿者数は全ユーザーをレビュー数順に並べて0になるページを探してカウントしました。
ユーザー検索の機能としては以上です。
あとは私が使っているユーザー検索のやり方を紹介しましょう。あくまでも例ですので、参考程度にしてくださいね。※もっといい方法があれば教えてください。
私がユーザー検索を使って作品を探すパターンは主に2つあります。作者を探すやり方と読者を探すやり方です。それぞれ説明していきます。
1. 作者を探す方法
面白い作品を読んでて、同じ作者の作品を読みたいなーって思ったときは作者の名前をクリックして作者マイページに行きます。ですが、リンクがない場合があります。
これは作品を投稿するときに作者名を設定してしまったためです。作者名を設定すると、小説ページの作者名にはマイページへのリンクが貼られません。登録しているユーザ名のままで良い場合は、作者名の設定は必要ないのですが、わざわざ入力してしまう人が多いのです。もちろんわざと変えている人もいますが、大半はユーザー名で検索すると出てくるので、単に機能を知らないだけだと思います。
そういった場合で、リンクがないユーザーを探すのに使っています。
※実はリンクがなくても、小説ページの下の方に「作者マイページ」というものがあって、そこから作者のマイページに行けるようです。感想で教えてもらいました。感謝!
※今までの私の苦労は何だったのか……
2. 読者を探す方法
良い作品を知っている読者を探します。具体的にはレビュー数順に並び替え、最大投稿数を0に設定します。投稿数を0にしたのは完全な読み専を探すためです。
作品を書く人は、どうしても読むほうがおざなりになりがちです。作品を作るというのは神経と時間を使いますからね。私も執筆を始めてから、読む作品の数と時間が減りました。(良作を発掘するために作ってるのに……本末転倒気味)
そんなわけで、完全に作品を探すことに特化した人を探し、その人のマイページへ行き、ブックマーク、レビューした作品、評価した作品、お気に入りユーザーから作品を探すのです。結構合理的だと思います。
まぁ、他にもいろいろな使い方があると思いますので、自分にあった検索方法を見つけてみてください。応援してます。
◆ ◆ ◆
というわけで、ユーザー検索のまとめです。
・ユーザー検索、は小説家になろうのTopページから検索画面に行くことができる。
・ユーザー検索の機能は『頭文字指定』、『ユーザーネーム』、『最小投稿数』、『最大投稿数』を指定でき、並び順は『新着順』、『小説投稿数が多い順』、『レビューした回数が多い順』、『投稿した小説文字数が多い順』、『総合評価の高い順』が指定できる。
・検索結果の表示はID、名前、フリガナ、小説投稿数、小説文字数、レビュー数。
・メリット
すべてのユーザーを検索することができる。
総合評価の高い作者を見つけることができる。
スーパースコッパーを見つけることができる。
・デメリット
作者の作品傾向が分からない。
ユーザーのほとんどが読者(投稿数0)
検索した読者が面白いと思った作品が、自分も面白いと感じるかはわからない。
・総評
発掘性:★★★★☆
良作者:★★★☆☆
良読者:★★★☆☆
検索性:★★★☆☆
※あくまでも私の感想ですよー。ほかにも有用な使い方があれば教えてくださいね。