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銀河連合日本  作者: 柗本保羽
作品設定・資料・本作の取り扱い 等 (ネタバレ含)
2/119

― 資料  ティエルクマスカ連合の各種族について ―

◯ネタバレを含みますので、本作を読み始めたばかりの方は、ひと通りお読みになってからご覧いただくことをお勧めいたします。ご注意下さいw

(本稿は、作中に登場していない設定等も含みます。もちろん登場していないからといって、別に差しさわりのあるものではありませんw)















 ティエルクマスカ銀河共和連合という連合国家において、現在確認できている種族は以下の通り。


○イゼイラ人

【母星】

 セタール恒星系第4惑星ボダール第2衛星 イゼイラ。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 原始鳥類に近似した動物。

【生殖】

 男女一対による夫婦制。

【寿命】

 地球時間で平均約200年前後 最高齢記録は250年

【人種】

 単一人種。突然変異的に一般イゼイラ人とは体色の異なる個体が、比較的高い頻度で誕生する。

その変色個体が更に出産した場合、その個体に準じた体色になるとは限らない。

【種族性質】

 極めて温厚。メンタリティは地球人に近似。特に日本人と相性が良い。体重が相対的に軽い種族なので、地球人と比較すると非常に身軽な身のこなしの種族である。但し鳥類近似な種族のため、骨が『含気骨』になっており、水中へ潜るのが苦手。

【言語性質】

 一つの声帯に主音帯と副音体という器官を持つ。従って二つの音を使い分けて発音する言語を有するため、地球人には物理的にイゼイラ語の発音は不可能。

 主に主音帯では、文字通りの言語を、地球人的感覚で言えば『棒読み』するように話し、副音帯で、感情を表現する音階語を話す。この二つの音の組み合わせで複雑に話すため、彼らの言葉は和音を奏でるように聞こえる。 

 地球人のような単音帯種族が、あえてイゼイラ語を話す場合、ティエルクマスカ連合統一言語規格では、主音帯発音を口頭で話し、規格化された手話のようなジェスチャーで副音帯音階語の表現を組み合わせる手法が取られる。


○ダストール人

【母星】

 ハンカー2重恒星系第3惑星 デルベラ・ダストールデルド。略してダストール人と呼ばれる。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 2足歩行の原始恐竜に近似した生物。

【生殖】

 男女一対による夫婦制。

【寿命】

 地球時間で平均約190年 最高齢は210年

【人種】

 単一人種。肌の色やウロコ状模様や色などの違いはあるが、人種区別の対象にはならない。

【種族性質】

 非常に冷静、保守的で、良い意味で狡猾。性格的には大変義理堅い性格の種族。

 判断力に優れ、俊敏な肉体運動能力を持つ。   

【言語性質】

 単音発音種族。地球人にも発音が可能。ただし、ダストール人も副音帯を持つが、主音副音も同音階で話すため、結果、単音発音でも話すことが可能。

 そもそもダストール人の言語は蛋淡白で、感情表現が希薄であるために敬語が存在しない。

 ダストール人にとっての言語とは、単に意思を相手に伝えられれば良い程度の物のため、言語による感情表現が希薄なのである。従って感情表現などは、ジェスチャーで表現するため、地球人的には、なんとなく言語と行動が乖離しているように映るときがあり、見た目、いわゆる『天然キャラ』に見える場合が多々ある。なので、スキンシップが大好きな種族に映る。


 

○カイラス人

【母星】

 シャンデル恒星系第4惑星 カイラス。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 哺乳綱ネコ目ネコ科チーター属に似た動物。

【生殖】

 男女一対による夫婦制。

【寿命】

 地球時間で平均約195年 最高齢は225年

【人種】

 多人種。元の始祖動物の『属』により、数種類の人種がある。但し、それによって社会的立場が区別、差別されるような事はない。混血種も多数存在し、今では人種などどうでもいい状態になっている。

【種族性質】

 非常に快活。性格的には明るく友好的だが、所謂フランクすぎるきらいが有り。類を見ないパワーを兼ね備えた種族で、戦闘になるとその種族性をいかんなく発揮する。   

【言語性質】

 単音発音種族。地球人にも発音が可能。



○パーミラ人

【母星】

 シャトー恒星系第3惑星 パーミラヘイム。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 両棲類の一種。該当生物なし。

【生殖】

 男女一対による夫婦制。

【寿命】

 地球時間で平均約200年 最高齢は230年

【人種】

 パーミラ・リム種とパーミラ・ミル種の二種。

 詳細は『-15- 変動 終』を参考の事。

【種族性質】

 水陸両用の両棲類種。陸でも海洋でも生活できる種であるためか、極めておおらかな思考の種族。わりとおせっかい焼きが多い。   

【言語性質】

 単音発音種族。地球人にも発音が可能。


 

○ディスカール人

【母星】

 デルシード恒星系第3惑星 ディスカール。イゼイラからは最も遠方の国になる。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 地球のヒト種に近い形態の近似始祖。及び進化形態を持つ。

【生殖】

 男女一対による夫婦制。

【寿命】

 地球時間で平均約250年 最高齢は302年

【人種】

 多人種。生息地域に由来する肌の色があり、白、黄色、褐色、水色の人種が存在する。但し、それによって社会的立場が区別、差別されるような事はない。

【種族性質】

 非常に理知的。性格的には真面目、地球人から見ても友好的な人種。長い寿命以外は、人類にかなり近い性質を持つが、彼らは眉間に特殊な器官を持っており、ある種のエネルギー波動を知覚する能力を持つ。   

【言語性質】

 単音発音種族。地球人にも発音が可能。



○サマルカ人

【母星】

 ササン恒星系第五惑星 サマルカ

【地球上生物と比較した近似始祖】

 該当種なし。人工生命体の可能性あり(イゼイラ科学省調べ)

【生殖】

 クローン培養による計画生産。婚姻・恋愛の概念がない。但し、クローン因子の違いにより、男性型。女性型のような外見上の違いは見受けられる。

【寿命】

 地球時間で平均約100年 最高齢は100年

【人種】

 人種の概念がない。

【種族性質】

 かように奇異な歴史を持つ種族で、元々は人工生命が自我を持ったものと考えられているため、システム的な思考を行う種族。但し。それでも豊かな感情は有しており、友好的な種族ではある。

 集団行動をとらせたら、この種族の右に出る種族はいないといわれている。   

【言語性質】

 単音発音種族。ただ、信号のような言語を喋るため、多種族とのコミニュケーションには翻訳機が欠かせない。



○ザムル族

【母星】

 アマルナ恒星系第8惑星 ザムル。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 先カンブリア紀の生物に類似。その他不明。

【生殖】

 特殊。現在調査中。

【寿命】

 地球時間で平均約130年 最高齢は180年

【人種】

 単一種。他不明。

【種族性質】

 非常に理知的で温和ではあるが、そのメンタリティはまだまだ不明な部分が多い。

 柏木真人の報告によると、ティ連関係者の話として、生命としての成長過程がかなり特殊で、精神発達過程も人類型とかなり異なるそうであるため、今後の外交的研究を要す。とある。   

【言語性質】

 脳波感応交信で、音声言語を持たない。

 但し、音声交信種族との広範囲コミニュケーションのために、脳波を各種族の言語に変換する機器を所有しているため、音声でのコミニュケーションも可能ではある。


○サムゼイラ人

【母星】

 マインダル恒星系第3惑星ハルカシャ。

【地球上生物と比較した近似始祖】

 イゼイラ人に準拠。

【生殖】

 イゼイラ人に準拠。

【寿命】

 イゼイラ人に準拠。

【人種】

 イゼイラ人に準拠。

【種族性質】

 古代イゼイラ人が、トーラル文明の力を借りて建造し宇宙船に乗り旅をした結果、知的生命体のいない未開の星マインダル恒星系第3惑星ハルカシャに定住する事を決め、新たな種族の名乗りを上げた旧イゼイラ人。サムゼイラの意味は、イゼイラ語の『別れる』を意味する『サム』と『イゼイラ』を組み合わせた語が語源。

 現在は、宗主国になるイゼイラから正式に国家として認めてもらっている。

【言語性質】

 イゼイラ人に準拠。

 但し、種族が分派してから、かなりの年月が経過しているので、現在のサムゼイラ人が使うイゼイラ語は、ほとんど別の言語と言っていいほどの変容を見せいている。


○ハイラ人

【母星】

 別宇宙セクター007896・フルト000001恒星系・第三惑星コードネーム・惑星サルカス内・ハイラ王国連合

【地球上生物と比較した近似始祖】

 該当種なし。草食系動物であると思われる。

【生殖】

 男女一対による夫婦制。

【寿命】

 地球時間で平均約180年前後であったが、イゼイラ人との接触後の医療革命にて三〇〇年前後まで伸びる。最高齢記録は医療革命以前で200年。

 これでもわかるように、元来ハイラ人はディスカール人に匹敵する長寿な種族である。

【人種】

 別宇宙で発見された知的生命体。その文化レベルは、地球で言うところの15世紀から17世紀の段階で、体色や出自、生活地域、宗教等々、地球人同様の人種概念や排他的差別概念、奴隷制などが存在した。

【種族性質】

『天穴の使者降臨事変』以前のハイラ人は、17世紀前後の地球人、特に欧州人に見られる宗教概念や文化概念を持っていた。

 そして科学技術の概念自体がまだない種族であったが、『ドゥランテ共和国訪問団遭難事件』によってもたらされたイゼイラ科学により、科学技術の概念が芽生え、それによるティ連人や、ハイラの知識人、政治家の活躍により、飛躍的かつ劇的な倫理観の進歩が見られた種族である。

【言語性質】

 単音発音種。地球人にも習得は可能。

 公用語としてハイラ語に使徒語(所謂、イゼイラ語単音発音種規格)がある。







この項目は随時更新していきます。


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