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秩序破壊者4
アシロは校内を案内してくれた。校内は清潔で、床には汚れひとつ見当たらなかった。食堂も整然としており、まるで新しい教科書の匂いが漂っているかのようだった。しかし、開南小学校の佐藤幸子という女の子が、壁の角を指差して言った。「どうしてここに唇みたいなシミがあるの?」アシロはその瞬間、全身が固まった。心臓が一瞬止まったかのような気がした。「……きっと、勘違いだよね」なんとかやり過ごしたアシロはホッと息をついた。だが、幸子はいたずらっぽい笑みを浮かべて、じっとアシロを見つめていた。




