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光のもとに潜む影6
「韓国へ行く、だと?……いいだろう。すぐに報いを知ることになる」低く呟くように言って、アズリエルはゆっくりと視線を伏せた。その唇には、抑えきれない邪悪な笑みが浮かんでいる。「アシロ、メア……そこが貴様らの終わりだ。運命からは、誰一人逃げられない。フフフ」静かな笑い声が闇の中に溶けていく。彼女の背に淡く輝いていたはずの光は、いつの間にか影に吞み込まれていた。その表情に、もはや天使の面影はなく、そこに在ったのは――純然たる悪魔そのものだった。
今後、調べる資料が多くなるため、執筆は少しゆっくり進めていこうと思います。登場人物の描写が一段落したと判断してから、小説の歴史的背景を書き始めます。




