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織り手の誕生37
「もう、後戻りはできないんだね……」「ああ、長老がこんなことをするなんて思わなかった。どうして神は彼を長老にしたんだろう?」「彼、本当に神を信じていたのかな……」「どうして今、神様は現れないんだろう?」ラノックたちが話し合っていると、酋長が入ってきた。「落ち込むな。神様が必ず俺たちを守ってくれる」「ああ、神様が必ず守ってくれる」ラノックが言うと、その決意に満ちた目を見て、皆も微笑んだ。「そうだ。神様の加護がなければ、ラノックはとっくに怪物になっていただろう」「私は毎日祈っているよ、ブリクタ姉ちゃん」「ラノックの祈りが本当に効くと感じたから入信したんだ。前はそんなに信じてなかったんだ」「そうだ、神様が必ず悪魔を滅ぼしてくれるって信じなきゃね」
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