秩序破壊者8
「息ができない……!」アシロは幸子のキスに、窒息しそうになった。「今日はよく頑張ったわね。でも、あの仮面の女も、あなたの告白も……正直、気に入らなかったの。だから今夜は、外で私とキスしてもらうから。」アシロは沖縄から来た恋人たちと、学校の庭を歩いていた。「んっ……!」「んむっ……!」「綺麗な女なら誰とでもキスするようになったの?……本当に気持ち悪い。」「美代子姉さん、舐めないで!やっ……!」そのとき、人影が現れた。――楓たちだった。「誰かに見られたかと思って、心臓が止まるかと思ったよ。」「まだ見つかるのが怖いの?さて、明日は沖縄での公演だけど、準備はできてる?」「できてるよ。明日はアシロをちょっと借りたいんだ。」「は? 何を言って……」彼女たちはアシロの耳元で、何かを囁いた。アシロの顔が一気に赤くなる。「ば、ばれたらどうするんだよ……」「ばれないように頑張ればいいでしょ。」「無理だって……!」「それは、あなたの都合じゃないわ。」幸子はスタンガンを取り出し、アシロに電撃を浴びせた。アシロはその場に崩れ落ちる。「どうして――」「由紀子が、あなたの力を封じるお札を貸してくれたの。ごめんね。」「由紀子姉さん……っ!」「動けないようにして。クッションケースの中に入れて。」「了解。」「中でロープで固定して、口には布を詰めて、目隠しも忘れないで。声を出されたら終わりよ。」「んんっ……!」「みんなで、明日を迎えましょう。」「んんんっ……!」




