表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
因果が織られ始めた日  作者: rayhuang
地獄の中の光

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

167/309

ブリガンティアの思い出10

森の上空に広がっていた暗雲を、金色に輝く光が不意に引き裂いた。次の瞬間――ブリガンティアが姿を現す。長い髪は光の流れのように背へと落ち、つま先は宙に浮いている。背後には光で形作られた翼が広がっていた。空気は凍りついたかのように静まり、風の音さえ消え去っていた。


「よく聞きなさい――」ブリガンティアの声が森に静かに、しかしはっきりと響き渡った。「この森と水は、神々が宿る場所。もしこれ以上、神を冒涜する者が現れるなら――」彼女が片手を掲げる。湖面は激しく渦を巻き、木々は低くうめくように震えた。「その代償を払うことになるでしょう」


地面に崩れ落ちる者がいた。堪えきれず、声を上げて泣く者もいた。斧を取り落とす者もいた。一人がひざまずき、また一人がそれに続く。そしてついに、空き地には、地に伏した人影だけが残った――その日から、森には神が宿るという伝承が広まっていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ