せいみと悪の魔法使い
主人公「いった。頭ぶつけた。」
お母様「あらあらシラベルはおっちょこちょいなんだからきよつけなさい。」
主人公「お母さん私のことは、シラベルじゃなくてせいみて読んで頂戴。シラベルも好きだけれど、せいみの方が親しみやすいもの。」
お母様「はいはい、わかったからこちらへおいでなさい。」
主人公「お母さん絶対聞いてないでしょ。」
少女な名前は、「シラベル・ド・ミラクル・セラ・セイ・ミラ・セラピア・セラ・ファーストプリンセス」
セラ国の第一王女である。ただし国じたいはセラピア国である。まあ、言わせて見れば地方領主のようだが、彼女達セラピア国の中のセラ国以外他の領地もふくめ、皆セラピア国の王族である。簡単に言ってしまえば、どこぞの大きな帝国の皇帝でも発言力が強いといえる。なによりセラピア国は周辺の国をふくめ世界中のほとんどの国をまとめているからだ。そして、周辺各国から婿入りや嫁入りをお願いされている。
主人公「あのさお母さん。」
お母様「なあにせいみ。」
主人公「私。新緑騎士団に入りたいの。」
お母様「入ればいいじゃない。」
主人公「えっいいの。」
お母様「もちろんよ。明日は入団試験だから、お父さんにも行っておくわ。」
主人公「お母さんありがとう。」
次の日
お母様「せいみいてらっしゃい。」
お父様「頑張りなさい。応援しているよ。」
主人公「はいお父様、お母様いってきます。」
騎士団
主人公「よし到着。」
???「入団試験を受ける物こちらへ来いもうすぐ締め切りだぞ。」
主人公「あっすみません。入団試験を受ける者です。」
???「そうか名前は、フルネームと通称を教えてくれ。」
主人公「私の名は、シラベル・ド・ミラクル・セラ・セイ・ミラ・セラピア・セラ・ファーストプリンセスです。通称はせいみです。よろしくお願いします。」
???「わかったせいみ私の名は、クララベル・ド・シンリョク・リーンだ。通称はクララだ、よろしく頼む。後ここで、副騎士団長をしている。」
主人公「あのクララさん疲れてるような気がするのですが、大丈夫ですか。」
副団長「ああ、私の兄である騎士団長が横暴で疲れているのだよ。」
主人公「えっじゃあ、国王に相談しないのですか。副騎士団長の立場ならば、国王に相談するこ とも可能だとおもしますが。」
副団長「国王にも相談しているのだがな。横暴はどうしても止められない。それより、もうすぐ試験が始まるぞ。おいお前ら私についてこい。」
主人公(クララさん大丈夫かな)
そう思うせいみだったが、試験に集中することにした。
試験は無事合格した。得に変わったことはなかったが、騎士団長が入ってきて大騒ぎしたになった。いちよう私が捕縛したが、騎士団長に睨まれていた。
そして後、任務がでて討伐に行くことになった。新米と副騎士団長だ。
しかし、副騎士団長は日頃の疲れで倒れてしまい、新米は戦闘で重症者だらけだった。というわけで、私一人で行くことになった。
「必殺威圧」
そして、敵達は魔法を使わなければ、倒せない。こんな調子でやっていたら結構汚れた空気の所に来てしまった。その時桁違いの魔力を感じだ。
「お前は誰だ。」
「人の名を聞くときは自分から名乗るのが礼儀ではなかったか。」
「それは失礼した我の名は、アークだ。」
「私の名はせいみ。」
「それは本名ではないだろう。」
「あなたこそ本名ではないでしょう。」
「よくわかったなだが、もうお前は終わりだ。」
「アーク貴方は強いでもその一方で貴方は弱いのなぜだか分かる。」
「そんなわけ無いだろう。私は強いいずれこの世界を支配するのだ。」
「貴方が弱い所は、自分の強さに見惚れていること、魔力の依存していること、そして、内側から壊れていること。この三つよ。」
「そのどこが弱いというのだ。」
「まず1つ目貴方は自分の強さに見惚れているの。別に自分に自身を持つことが悪いことでもない。でも、自らの強さに過信してしまうと、冷静に対処が出来なくなり、暴走してしまう。そして2つ目魔力に依存しいていること、魔力に依存してしまうと魔法能力は強くなるわ。けれどそのかわり、物理や科学面の攻撃を受けると、あっけもなく散ってしまうのが現状よ。最後に3つ目貴方は内側から壊れている。きっと精神面が壊れてしまい、魔力に依存するようになったのでしょう。壊れている箇所に魔力を過剰に流しすぎると魔力に依存していることのデメリットがほぼ消え去るけれど、精神的に弱くなってしまう。感情的になった時貴方の弱さ全てが何十倍にもなって降り注いでいくの。それが貴方の弱さよ。」
「うるさい。ダークリース。」
(いけない。これは通常のダークリースとは違うどうしよう。)
その時彼女は思い出す。いいせいみ強いやつと戦った時、逃げるか戦うが考えなさい。戦う時はこれを使いなさい。ミラクルフォンファンタジーいいかい。
「我が光よ降り注げミラクルフォンファンタジー」
「我はまだ。」
「貴方は本当にそれが夢だったのかしら。」
せいみの言葉に答えないままアークは粒子となって消えていった。
そしてせいみは倒れた
目を覚ますとそこには、従姉妹のランがいた。
「もう無茶しちゃだめよ。安静に。」
これからもせいみの活躍はまだ始まったばかりなのであった。