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7年前、僕らは名誉オークだった  作者: ▲■▲
第4.0章:その大義に、正義はあるのか
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英雄の資格



■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:死にたがりのスアルタウ


『兄弟。私の力が必要ならいつでも言ってくれ』


『大丈夫』


 エレインに無理はさせられない。


 力を借り過ぎたら、エレインの消滅が早まってしまう。


『任せてくれ。……皆と力を合わせて、何とかしてみせる』


 7年前に犬塚特佐と戦った時、僕らは軽くあしらわれた。


 けど、それはあくまで7年前の話だ。


 流体装甲で作り上げた双剣で白瑛に斬りかかっていく。


 向こうは手に持っていた剣を投げて牽制しつつ、飛行を開始した。


 こちらが使う<逆鱗>と違って、白瑛は飛行可能。僕が投剣に対処しているうちに、空中に逃げた白瑛は2丁の銃で射撃してきた。


『くっ……!』


『逆鱗1機で、俺に勝てるわけねえだろうがッ!!』


 これぐらいの銃撃なら流体装甲で弾ける。けど、向こうもそれはわかっているらしく、執拗に関節部を狙ってくる。


 いくら全体の装甲を厚くしても、関節部を守りきるのは難しい。関節の装甲を固めてしまった場合、身動きが取りづらくなる。


 それでもやられてしまっては元も子もないので、流体装甲を巫術で操り、可能な限り関節周りの装甲を厚くする。どうしても機動力を犠牲にしなきゃいけないけど、こうやって凌ぐしか――。


『いいのか? 亀のように縮こまって!』


 白瑛が射撃しつつ急降下してきた。


 空中で「ぐるりっ」と縦回転し、かかと落とし(・・・・・・)を放ってきた。


 単なるかかと落としじゃない。脚に生成した剣で縦一閃に斬りつけてきた。


 速度がよくのった一撃で、流体装甲が大きく削られた。


 鳥以上に軽やかに宙を舞う白瑛向きの戦法だ。


『素の実力でも負けてるのに、機体性能差もあるとキッツイなぁ……!!』


『自分を弱く見せるのは構わんが、弱気になるなよ。兄弟』


『あぁ、わかってる……!』


 エレインに返事しつつ、切り飛ばされた流体装甲を修復しつつ後退する。


 ただ、向こうは安易な後退を許してくれなかった。


 剣を生やした脚とは逆の脚の背面に、流体装甲の大砲を生成していた。


 後退するこちらに向け、大砲(それ)をブッ放してきたけど――。


『――――』


 剣を構え、大砲の一撃を受け流す。


 正面から受けたらブッ壊されていただろうけど、無理せず受け流す。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:血塗れの英雄・犬塚


「やるじゃねえか……!」


 巫術師(こいつ)とは前も繊一号で戦った覚えがある。


 あの時はラート以外瞬殺してやったが、7年間、遊んで暮らしていたわけじゃねえらしい。今の連撃を受けてまだ立っているのは並みの機兵乗りじゃねえ。


 相手は何とか近接戦闘に持ち込みたいようだ。射撃で致命打を与えるのは難しいから、剣を使った一撃必殺(ワンチャンス)狙っているんだろう。


「まあ、どっちにしろテメエに勝ち目はねえんだが――」


 射撃による関節狙い(いやがらせ)を続けつつ、機関砲による狙撃も混ぜる。


 敵機兵のカメラを機関砲で狙う。


 敵が縮こまっているうちに距離を詰め、こちらの脚剣で脚部関節を――。


「チッ……!!」


 向こうは機兵の肘と膝を使い、こちらが振るった脚剣を止めやがった。


 剣を即座に外し、敵を蹴って距離を取る。


 だが、俺の回避先を呼んで双剣を投じてきた。避け切れんが――。


「無駄だ」


 悪くない投擲だったが、白瑛の権能によって弾く。


 そもそも、俺は一切回避しなくても勝てるんだ。


 権能によって、指定した種類の攻撃は全て弾ける。それでも回避行動を取っているのは、権能ばっかに頼っていると腕が鈍るからってだけだ。


 敵の攻撃で厄介なのは巫術(イド)だけ。


 回避だけで対応できる攻撃じゃねえから、権能の防御1種は対巫術に割かざるを得ない。だが、それ以外の攻撃も権能で対処できる。


「1対1の機兵戦で、白瑛に乗った俺に勝つのは不可能だ」


 腕前が互角だったとしても、機体性能に圧倒的な差があるんだ。


 それでもなお、正面から勝ちたいなら……アレを狙ってくるだろうな。


『特佐! 大丈夫ですか!? わ、我々も援護を――』


「邪魔するな。コイツは俺の獲物だ」


 参戦してこようとする仲間の機兵乗りに「来るな」と命令する。


 そもそも、お前らが「仲間」なのか怪しいもんだ。


 いま、ネウロンにはそこら中にテロリストが潜んでいる。……ネウロン駐留軍の中にも大量のテロリストが潜んでいる。


 仲間のフリして近づいてきたら邪魔だ。


 そして、仮に仲間だったとしても、コイツとの戦闘には邪魔だ。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:死にたがりのスアルタウ


『やっぱ、ズルいですよその機兵……!!』


『決闘ゴッコがしたいなら、他所でやれ』


 低空を自在に飛び回る白瑛の攻撃を何とか凌ぐ。


 銃撃でこちらの防御を固めさせ、動きが鈍くなったところで斬りかかってくる。


 エレインや総長に鍛えられた甲斐あって、何とか凌げているけど……このままじゃジリ貧だ。かといって、逆鱗の武装だけでは敵の攻撃は突破できない。


 機体性能が互角だったとしても、厳しいかな……! 防御主体で立ち回って何とか凌げているけど、犬塚特佐の機兵操縦技術はやはりズバ抜けている。


 まあ、巫術が通用するだけで大分楽になるんだけど――。


『……やっぱり、巫術対策はガッチガチに固めているよな』


 斬りかかってくる際に巫術憑依も試しているんだけど、簡単に弾かれる。


 ヴィオラ姉さんの情報通り、敵は機兵に天使を搭載し、その権能を無理矢理使っているんだろう。その権能によって巫術憑依を防いでいるんだろう。


 ただ、ヴィオラ姉さんの情報通りなら……防げる攻撃は2種類だけ。


 うち1種類は「巫術憑依」対策として割かざるを得ない。


 もう1種類は「通常兵器」対策だろう。逆鱗の火器では権能にあっさり弾かれる。剣や槍も通用しない。機兵と巫術だけでは攻撃が通らない。


 けど、いま以上の火力をぶつければ――。


『――――!!』


 目当てのモノの近くまで来たので、密かに作っていた煙幕弾を発射する。


 煙幕で犬塚特佐の視界を塞ぎつつ、特佐とは反対方向に走る。


 向かう先には交国軍の方舟!


 機兵の火力が通用しないなら、方舟の火力に頼れば……!!


『兄弟ッ!!』


『――――』


 エレインの警告に押され、機兵を動かそうとしたけど遅かった。


 両脚の関節が、一瞬で破壊された。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:血塗れの英雄・犬塚


「見え見えなんだよ」


 蛸が墨を吐くが如く、煙幕弾で(けむ)に巻こうとした馬鹿を狙撃する。


 機兵の火力じゃ敵わないから方舟に走るなんて、安易な考えだ。巫術師なら一瞬で方舟を奪うことも出来るだろうが、それが仇になったな。


 少し走れば方舟を奪える位置まであえて誘導してやり、方舟に走らせる。


 そこが好機になる。俺に背を見せた時点で、大きな隙になる。


 逆鱗は極めて人に近い構造の機兵だ。全力疾走するとなると、膝の裏側――人体で言うところの(ひかがみ)部分には余計な装甲を作れない。


 そこの装甲を固めてしまうと、膝が曲がらなくなる。


 急ぐあまり、前面への全力疾走に切り替えたところで膕を大きく晒す結果になった。弱い箇所を狙撃してやれば、脚の関節は簡単に破壊できる。


 無様にすっ転んだ敵機兵が、上半身の動きだけで慌てて逃げて行こうとしているが、もう遅い。低空飛行で近づき、トドメの一撃を加えてやれば――。


「――――!」


 空中で横転する形で回避行動を取る。


 側方から飛んできた狙撃を回避する。


 新手の機兵だ。


 テロリストの仲間が来たらしい。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:エデン総長・カトー


「待たせたな、アル!」


『総長……! 助かりましたっ!』


 犬塚銀に追い詰められていたアルを、機兵の狙撃によって救う。


 急な作戦だったが、交国軍から奪った<逆鱗>を使って駆けつけた甲斐があった。レンズの代理として狙撃戦仕様でアルを援護してやる。


 ただ、駆けつけたのはオレだけじゃない。


「バレット! アルを頼む!」


『了解』


 犬塚銀を狙撃で牽制しつつ、交国軍の機兵を改修してネウロンで作らせた<ウィッカーマン>を操るバレットを突っ込ませる。


 ウィッカーマンが飛行形態から変形しつつ、アルが憑依した機兵に近づく。まだ倒れているアルの機兵を引っ張り、こっちまで離脱させてくれた。


「さぁて、これで3対1だぞ。犬塚銀。死にたくないなら降伏してくれ」


『降伏? この状況で降伏する馬鹿がどこにいる』


「お前は、オレ達(エデン)の力を侮っているみたいだな」


『壊れた神器すら失った絞りカスが何を言っている』


「……神器無しでも勝てるさ」


 こっちには優秀な巫術師が2人もいる。


 オレ達には勝ち筋が見えている。……お前は負け筋が見えてないようだな。


「オレは神器なんかなくても、お前に匹敵する機兵操縦技術がある」


 多少誇張しながら告げると、向こうは小馬鹿にした様子で「大した自信だな」と返してきた。


「それだけじゃない。リーダーを失ったブロセリアンド解放軍はエデン総長(オレ)の指揮下に入った。……オレの合図で、繊一号基地に潜伏している多数の解放軍兵士が一斉に動き出――――」


 流体装甲で盾を作りつつ、回避行動を取る。


 砲撃が飛んできた。


 白瑛の砲撃じゃない。基地の砲塔がこっちを狙ってきた。


 それも1門どころじゃない。複数の砲塔がオレ達(エデン)を狙って――。


『嫌われてるな、テロリスト。お前さん達の頼れる味方は、本当にいるのか? 奴らは本当にお前なんかの言うことを聞いてくれるのか?』


「ちっ……!」


『お前の言う通り、繊一号基地には多数の解放軍兵士が潜伏している。それは知っている。だが、大半の兵士の心は折れているだろうよ』


 先日の繊三号基地での戦闘で、解放軍の代表や幹部は死んでしまった。


 その事で浮き足立ち、「解放軍はこれからどうすればいいんだ」と迷っている兵士は大勢いるだろう。今更良い子ぶって交国側につく奴が続出するかもしれん。


 ただ、奴らは迷っているはずだ。


「オレは、解放軍の兵士を信じている」


 奴らは状況次第で動いてくれる。


 犬塚銀を倒す好機……あるいは、倒した後であれば、一気に動いてくれるはずだ。勝ち目さえあればあっさり交国軍を裏切ってくれるだろう。


 それに、解放軍の中にはまともな思考能力を無くしている奴も多い。……お前ら交国軍が使った神器(カペル)の影響でな……。


「彼らも正義のために動いてくれると、信じている」


『笑わせるな。テロリストが正義を語るのか?』


「こっちの台詞だ、交国軍」


 交国(てめえら)が正義を騙るな。


 テメエらは、大義(いいわけ)を振りかざして横暴を働く暴君だ。


 今まで無茶してきたツケは、いつか必ず払うことになる。


 その「いつか」は、きっと今日なのさ。


 きっかけさえあれば、この状況は簡単にひっくり返る。


『たった3機の機兵で、この状況をひっくり返せると思っているのか?』


「たった3機の機兵で挑むと、本気で思ってんのかぁっ!?」


 機兵だけで挑むほどバカじゃねえよ。


 基地の外から飛来したドローン群が、繊一号基地の砲台に攻撃を仕掛けていく。


 日和見を決め込んでる解放軍兵士も大勢いるだろうが、こっちの味方は解放軍だけじゃない。バレットとアル以外にも、エデン構成員がいるんだよ。


 ラフマ達に用意させたドローンの群れをヴァイオレット達に使わせ、繊一号基地に攻撃を仕掛けてもらう。これで敵の攻撃を少しは散らせるはずだ。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:血塗れの英雄・犬塚


「これだけの数のドローンを、一体どこから――」


 大きな脅威じゃない。だが、直ぐに対応しきれるものじゃない。


 敵機兵へ砲撃を行っていた基地の砲塔が、ドローンへの対処で手一杯になっていく。基地の機能が一時的に麻痺していく。


『もちろん、これだけで勝てるとは思ってねえよ。……皆が敵を引きつけてくれているうちに、交国の英雄(アンタ)を倒せば静観している解放軍兵士(テロリスト)も動いてくれると思わないか?』


「その可能性はゼロだ。そもそも、白瑛(オレ)を倒せるはずがない」


『白瑛の絶対防御のカラクリは、もう割れてんだよ』


 狙撃銃を持った逆鱗がこちらに銃口を向けつつ、ペラペラと喋っている。


 この声はエデンの総長だろう。……やはり生きていたか。


『交国は白瑛に権能持ちの天使を搭載することで、その権能を使わせている。具体的には「2種類の攻撃」を絶対に防御する権能を使っている』


「…………」


『だがその防御も完璧じゃない。アンタは2種類の攻撃しか防げない。2つの盾しか持っていない。つまり……3種類以上の攻撃を用意したら白瑛は倒せる』


 そこまでわかっているのか。


 テロリストのくせに、そこまで情報を掴んでいるのか。


「百歩譲ってそうだとしても、無駄だぞ」


 確かに白瑛は同時に3種類以上の攻撃は防御できない。


 だが、それなりに広い定義で防御を行える。


 銃撃や剣撃程度なら、「通常兵器の攻撃対策」で防げる。……方舟による砲撃ですら、通常兵器の範疇として防げるから無駄だ。


「お前達の装備と技術じゃ、俺には勝てない」


 どうしても勝ちたいなら、せめて神器を持ってくるんだな。


 半端な神器なら正面から打ち破ってみせるが――。


「お前達はなぶり殺しにされるしかないんだ」


『はっ……! やってみなきゃ、わからねえだろ?』


 カトーが自信ありげに笑っている。


 その笑みも、いつまで続くかな。


『オレは、巫術師2人がいれば勝てると信じているよ』


「そうか。じゃあ、1人にしてやる(・・・・・・・)よ」


 端末を操作する。


 すると、敵機兵が崩れ落ちた。


 自壊し、それきり動かなくなった。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:エデン総長・カトー


「なっ……!!」


 何とか脚を直し、白瑛の背後に回ろうとしていたアルの機兵が倒れた。


 膝を折り、倒れた。流体装甲が溶解し、動かなくなっていった。


「アル? アル!! 返事をしてくれ!!」


『テメエ……。アルに何しやがった!?』


『そいつは交国軍(ウチ)の機兵を盗んでいたんだぞ? 奪われた時に備えて、遠隔操作で破壊できるようにしておいたんだよ』


 アルが憑依していた機兵が、動作を停止している。破壊されている。


 混沌機関に何か仕込まれていたのか? 十分な時間があれば巫術を使って機兵を診断し、何か仕掛けられているのに気づけただろうが――。


『ちなみに、そいつの本体(からだ)はさっき潰しておいた』


「なんだとっ……!?」


 アルが操っていた機兵に近づこうとしていたバレットの機兵が、犬塚銀の攻撃で引き剥がされた。魂を拾う隙すらくれないようだ。


 憑依を解除すれば、壊れた機兵から本体に戻れる。


 普通は戻れる。


 戻ったところで、身体が死んでいたら意味がないが――。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:整備士兼機兵乗りのバレット


『アル!! しっかりしろ、アルっ!!』


 アルが憑依していた機兵の残骸に近づこうとしたが、犬塚特佐に阻まれた。


 魂をこっちの機兵に移してもらおうにも、触れられないと助けられない。


 それ以前に、アルの魂が――――。


『総長……! アルが! アルの魂がっ!!』


『ぐっ…………』


 アルの魂が、機兵の残骸の中に観えなくなった。


 消えた。


 肉体が死を迎えた巫術師は、いつか死ぬ。


 魂だけで長生きすることなど、全身義体のアルにだって出来ない。


 アルはもう、残骸(あそこ)にはいない……。


『現実を教えてやるよ、夢想家(テロリスト)


『来るぞ! バレット!!』


『マジかよっ……!』


 白瑛が来る。


 エデン(ウチ)のエースすらあっさり倒した交国の英雄が、襲いかかってくる。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:交国軍に潜り込んだ解放軍兵士


「勝てっこないんだ、交国の英雄には……犬塚特佐には……」


 エデンの機兵乗りが基地に現れたが、たった3機の機兵で白瑛を倒せるはずがない。早速、3機から2機に減ってしまった。


 解放軍のリーダーも幹部も死んじまった。解放軍はまた瓦解しちまった。……解放軍ですらダメだったのに、エデン如きに勝てるはずがない。


「それでも挑むなら……」


 証明してくれよ。相手が英雄だろうが、勝てるってことを。


 犬塚特佐ぐらい勝てないと、交国に勝つなんて夢のまた夢だ。


 それが夢じゃないって証明してくれよ。


 証明してくれたら、そしたら…………お前らを信じてやるよ。


 どうせ、無理だろうけど――。




■title:交国領<ネウロン>の繊一号にて

■from:肉嫌いのチェーン


「…………」


 仲間が戦っているうちに、生身でコソコソ移動する。


 持って行くのは狙撃銃とワイヤー。


 しくじったら死ぬが、所詮は死に損ないの命だ。惜しむ必要はない。


「頼むぜ、お前ら」




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