地獄へと続く道
■title:交国保護都市<繊十三号>にて
■from:死にたがりのラート
「お前ら、こんなところで何やってんだ」
何でタルタリカに向けて祈ってる。
そう問うと、フェルグスは「お前には関係ないだろ!」と言ってきた。
「つーか、何でヴィオラ姉連れてきてんだよっ。ケガしてんのに……!」
「私がお願いしたの」
俺の腕の中にいるヴァイオレットが身を乗り出し、口を開いた。
「皆、何をしていたの……?」
「…………」
「祈りを捧げて、お墓を作っていたの?」
ヴァイオレットがフェルグス達の後ろ――タルタリカの死体の前にあるものに視線を向ける。そこには石を積んで作った墓らしきものがあった。
フェルグスは表情強張らせつつ、「そうだよ」と肯定した。
「お前ら何で墓なんて――」
「特別行動兵は墓作っちゃダメなのかっ? 別にいいだろっ」
「そうじゃない。誰の墓だ。町の人の――」
「町の人はちゃんと墓を作ってもらえるだろうし、葬式もあげてもらえるだろ」
町の人のためのものじゃない。
じゃあ、誰のものかと言うと――。
「オレ達が作っているのは、タルタリカの墓だ」
「…………」
「こいつらの墓だって、ちゃんと作ってあげなきゃ……。魂が安らげねえかもしれねえだろ? ちゃんとしたものなんて作れないし、葬式だって死別の祈りを捧げるぐらいしかできねーけどさ……」
何でタルタリカの墓を作る。
何でタルタリカに対して祈る。
それがわからない。いや、わかるが、頭が理解を拒んでいる。
……まさか、こいつら、あのことを知ってるのか……?
「何でタルタリカに対して、そこまでする」
知らないでいてくれ、と思いながら聞く。
こいつらは子供だ。あんなこと、知らなくていい。
「だって、タルタリカの正体は人間なんだろ?」
「…………違う。アレは魔物だ。獣の類で、人間なんかじゃない」
「じゃあこれはなんだよ!」
フェルグスが死体の山を手で指し示す。
タルタリカの脳みそ。
人間の脳に酷似しているが、明確に違うのは――。
「タルタリカの脳に生えてるこれ、人間の手足だろ!? ふつーの獣にこんなの生えてるもんかよっ!」
脳は人間そっくり。
だが、それにカエルの手足のように人間の手足が生えている。
タルタリカの身体の大半は流体でできている。だが、脳と手足だけは死後も消えない肉で出来ている。俺達と同じような肉で出来ている。
フェルグスは「オレ達、知ってるんだからな」と呟いた。
その視線は厳しいものだった。交国人を睨みつけるものだった。
「巫術師は戦いに駆り出されてるんだ。タルタリカ相手に戦って、戦って……殺してたら、バカだって気づくよ。タルタリカの中身に」
「…………」
「オレ達とタルタリカって殆ど同じだろ。オレ達も身体に流体甲冑をまとって戦ってる。こいつらも、脳に流体纏って戦ってる。だから同じ――」
「違う! お前らとタルタリカは違う!」
タルタリカは人間を襲ってくる。
そこらの獣はそうそう襲わないが、人間や兵器は襲ってくる。
死を恐れず襲ってくる。俺達を憎悪しているように。
「タルタリカは、バケモノなんだ。単なるバケモノで――」
「ラートさん、ボクら知ってるんです」
アルが俺の言葉を遮ってきた。
そして、「教えてもらったんです」と言いながら言葉を続けた。
「タルタリカの中に何があるか知った後、技術少尉にこっそり聞いたんです。ヴィオラ姉ちゃんには内緒で……こっそり……」
「わ、私に内緒で? なんでっ?」
「ヴィオラ姉ちゃんには知られたくなかったから、皆で、相談して……」
アルはバツの悪そうな顔で少し黙ったが、言葉を続けた。
「ボクらがタルタリカの中身のことを聞くと、技術少尉は笑ってました。『あぁ、バカなガキでもさすがに気づくか』って……」
「…………」
「タルタリカの脳の細胞は、人間と同じだって。だから……」
「タルタリカは、遠くからやってきたものじゃない」
言葉をつまらせたアルの代わりに、フェルグスが言葉を継いでいく。
「タルタリカは元人間なんだ。魔物事件で、ネウロンにいた人達がタルタリカに変えられちまったんだ。あんな……人を襲う凶暴な生き物に……」
「…………」
「だからネウロン人がたくさん死んだ。タルタリカに食われただけじゃなくて……ネウロン人がタルタリカになったことで『死んだ』んだ」
「…………」
「…………何とか言えよ! 交国人のアンタなら……オレ達、ネウロン人を支配している交国の手先なら、タルタリカの正体だって知ってたんだろ!?」
知っていた。タルタリカの脳に人間の手足が生えていること。
知っていた。タルタリカと人間の脳細胞は同じってことも。
「タルタリカと人間の繋がりは、知っていた。けど……交国の研究所だって、2つがまったく同じだって証明しきれてない」
「逆に『同じじゃない』って証明も、出来てねえんだろ!?」
「絶対に違うとは言い切れない」
ただ、俺個人は「同じ」だとは思いたくない。
違うはずだ。……じゃないと、俺達が人殺ししてる事になる。
兵士ならともかく、「一般人だったもの」を殺していることになる。
「……技術少尉は、『タルタリカを人間に戻す方法なんてない』って言ってた」
「人間とタルタリカは別物の可能性があるから、そりゃ当然――」
「同じだったとしたら! ……本当に戻す方法はないのか?」
「……無いらしいな」
俺も詳しくは知らない。
詳しく知るのが怖かった。あまり考えないようにしていた。
「…………」
声を荒げていたフェルグスが肩を落とし、ため息をつく。
戻す方法がある。そう言って欲しかったんだろうか?
「フェルグス。重ねて言うが、タルタリカと人間が同一存在っていう確かな証拠はない。だから――」
「オレは見たよ。人間がタルタリカに変わっていくところ」
そう言ったのはフェルグスではなく、ロッカだった。
暗い瞳で俺を見ながら、ロッカは言葉を続けた。
「人間が急に膨らんで、頭がザクロの実みたいに弾けていって……。出てきた脳みそに、黒いどろどろした流体がまとわりついて、タルタリカになっていくのを見た」
「…………」
「そのタルタリカは、直ぐに周りの人を襲い始めた。皆、散り散りになって逃げて……オレは運良く生き残った。生き残っちまった」
「…………」
「オレは、自分の目でちゃんと見た……」
「やっぱり、タルタリカは人間なんだよ」
ロッカの言葉を継ぎ、フェルグスが再び喋り始める。
その目つきには強い意志が宿っているように見えた。
「オレ様達がやってんのは、人殺しなんだ」
「違う」
「違わねえよ。だからオレ達は、<バッカス>に行くんだ」
「バッカス……?」
よく知らない単語を聞き、疑問する。
フェルグスは「シオン教の言葉だよ」と言い、説明してくれた。
「地獄っていうのは、悪人が死後、落ちていく場所さ。悪いことをしたからクソみたいなとこに叩き落される。当然の報いってやつだ」
「お前達は――」
「ホントにそんなとこあるのか、オレは知らねえけど……。見たことねえからな。でも、シオン教の教えを信じるなら人殺しのオレ達は全員、地獄に行くんだ」
■title:交国保護都市<繊十三号>にて
■from:狂犬・フェルグス
オレ達を見放した叡智神の教えなんて、信じていいのか怪しいもんだ。
でも、アルは信じてる。悪人は地獄に行くって。
ならオレも信じる。
オレはずっと……ずーっとアルと一緒だからな。
オレ達は全員、人間を殺しちまった。だからもう地獄行きは避けられない。それならもう、いっそのこと――。
「貴方達は悪人なんかじゃない!」
クソオークに抱き上げられているヴィオラ姉が叫ぶ。
いつもみたいにオレ達の心配をしてくれている。
ヴィオラ姉はずっと優しい。ずっとオレ達の心配をしてくれている。
他の奴らみたいに、オレらのこと放っておいても誰も責めないのに……。
「貴方達がタルタリカと戦っているのは、交国に命令されてるからでしょ!? 何も悪いことしてないのに特別行動兵にされて、それで無理やり戦わされて……それで悪人扱いになるわけがないでしょ!?」
「ヴィオラ姉……」
「……ヴィオラ姉ちゃんっ! しんぱいしなくて、いーんだよっ」
グローニャが一歩前に出て、声をあげた。
「グローニャ、こわくないよ! みんなでバッカス行くなら、さびしくないもん」
「そもそも地獄行きなのがおかしいの……! 貴方達は悪くないっ!」
「んに……。バッカスって、『つぐない』したらいつか出ていけるんでしょ? だから……うん、へ、へーきだよっ。グローニャ、がんばれるよっ」
グローニャの言葉は少し震えていた。
ホントは怖いくせに。
怖いくせに、ヴィオラ姉を心配させまいと頑張ってやがる。
そうだよな。
皆で地獄行くって決めた時、そうするって決めたもんな。
ヴィオラ姉には心配かけない。ヴィオラ姉には秘密にする。
ヴィオラ姉は、巫術師じゃない。
オレ達みたいに特別行動兵やる必要なかったのに、オレ達を心配してついてきて……そんで、オレ達のために一生懸命頑張ってくれている。
そんなヴィオラ姉を、地獄まで付き合わせたくない。
地獄に行くのは人殺しだけ。
「貴方達が罪を背負う必要なんてないの! 戦う必要も――」
「でも、誰かがやらなきゃダメなんだ」
頑張ったグローニャの頭を撫でつつ、ヴィオラ姉に言う。
秘密を守り続けることは出来なかった。
けど、これからもヴィオラ姉には罪を背負わせねえし、やるべき事もやる。
オレ達が戦う。
オレ達が殺す。
タルタリカになっちまった、何の罪もないネウロン人を殺す。
「タルタリカを人間に戻せないなら、殺すしかない。殺さないと平和なネウロンは戻ってこない。だから、誰かがタルタリカ殺さなきゃダメなんだ」
オレ達は無理やり戦わされている。
最初は特にそうだった。
けど、今は自分の意志で戦ってる。半分ぐらいは自分の意志だ。
「オレ達が全てのタルタリカを殺せば、昔みたいに平和なネウロンが戻ってくる……はずだ。タルタリカ倒せば、交国の支配も……少しは緩むんだろ?」
昔と同じネウロンなんて戻ってこない。
たくさんの人が死んだんだ。
割れた瓶を直しても、それはあくまで「割れた瓶」だ。
元通りになんて出来ない。世界も人間も。
でも……今よりマシな状態には、出来るはずだ。
交国が約束さえ守ってくれれば、だけど……。
「タルタリカがいなくなれば、ネウロンで暴れるヤツはいなくなる。生き残ったネウロン人が、オレ達みたいなことしなくて済む」
人殺しは少ない方がいい。
オレ達で背負いきれる罪なら、オレ達だけで背負おう。
大丈夫。オレ達全員、もう全身血まみれなんだ。
けど、ヴィオラ姉達は違う。皆はまだキレイなままだ。
父ちゃんや母ちゃん達も、きっとそうだ。
オレ達が全て殺せば……皆の手を汚さずに済む。
「オレ達は地獄に落ちてでも勝ってやる。手段なんか選ばねえ」
「…………」
「オレ達が戦うことで、まだ戦わずに済んでる人達が手段を選べるように戦う」
オレ達以外は手段を選べるよう、オレ達が背負う。
大事な人達が嫌なことをせずに済むよう、オレ達がやるんだ。
クスリ漬けで、頭ブッ壊れてでもやってやるさ。
タルタリカ全部殺すまで身体が持てばいい。
他に選べる道がない以上、オレ達は進み続けるしかないんだ。
■title:交国保護都市<繊十三号>にて
■from:死にたがりのラート
「子供達がそこまでする必要、ねえだろ」
自分でそう言っておいて、おかしな言葉だと気づいた。
「……お前達にそこまで思いつめさせたのは、俺達、交国の所為だけど……そこまで背負う必要はねえよ」
「じゃあ他にどうすりゃいいんだ? 教えてくれよ、交国人サマよ」
「それは……」
「魔物事件は……巫術師が起こしたんだろ? アンタら、交国人の言い分だとよ」
そうだとしても、それはお前達の罪じゃない。
同じ力を持っているというだけで裁かれているのがおかしい。
おかしいのに、俺はそれを正せていない。
「本当にその通りなら、同じ巫術師のオレ達が決着つけてやるよ。どこの誰がやらかしたのかもよくわかんねえけど、巫術師のよしみで後始末してやる」
「…………」
「……タルタリカを殺した罪も背負う。こいつらを殺すのは、オレ達の勝手な都合だ。こいつらは現状でそれなりに満足してるかもしれないけど」
「…………」
「殺して、殺して……そんでせめて墓や祈りを捧げて、『ごめんなさい』って謝る。全部殺してオレ達も死んだら、そっからは大人しく地獄に行くよ」
コイツらは、前も陸に向かって祈っていた。
あれはタルタリカに対する祈りだったのか。
元人間のために祈ってやってたのか。
「お前達は……」
子供だと思っていた。庇護対象だと思っていた。
けど違う。
フェルグス達は、俺が思っていたよりずっと、重いものを背負っていた。
まだ幼いのに、自分達で背負うことを決めた。
コイツらは、ただの子供じゃない。
戦士だ。
■title:交国保護都市<繊十三号>にて
■from:狂犬・フェルグス
クソオークは一通り話を聞いた後、「手伝わせてくれ」と頭を下げてきた。
お前に手伝ってもらう事なんて1つも無い――って言ってやったが、「そこに墓を作ったら、多分、壊されるぞ」と言われた。
「ここに積んである死体は、明日にでも処分される。その時、その傍に墓があったら壊されるぞ」
そう言われれば確かにそうだが、コイツに手伝わせるのは……なんかイヤだ。交国人だし手伝ってほしくない。
オレ様はそう思ったけど、アルはそう思わなかったのか、「移すの手伝ってください」って勝手に言いだした。
クソオークはヴィオラ姉を近くの岩にそっと下ろし、オレ達の作った墓を移し始めた。アルもグローニャもそれについていっちまった。
面白くねえ、と思いつつ、ヴィオラ姉の傍に寄る。
すると、「ごめん」と言われた。
「え? 何が?」
「皆が思い詰めてやっていたこと、気づけなくて……ごめん」
「気づかれないよう隠してたんだから、当たり前じゃん」
優しいヴィオラ姉をこれ以上巻き込まないよう、皆で決めたんだ。
ヴィオラ姉には秘密にしようって。
バレちまったけど……まあ、ヴィオラ姉を戦いに出さなきゃ大丈夫だろう。
「それに私……今日、皆がいなくなったのを見て、皆を疑っちゃったの。皆が脱走しちゃったんじゃないか、って」
「え~……! オレらがヴィオラ姉を置いていくわけねえだろ!?」
「軍曹さんにも、同じこと言われた……」
気まずそうな笑みを浮かべたヴィオラ姉に、嫌なこと言われた。
あのクソオークにオレらの考え読まれたのは、ちょっと屈辱だ。
「まあ、その……今まで勝手にヒミツにしたり、今日も勝手に天幕抜け出したオレらが悪いんだよ。ヴィオラ姉が悪いことなんて1つもねえ」
「今のうちに墓作りに行こうって言い出したのはフェルグスだし、悪いのはフェルグスだよ」
オレだけに罪着せようとしてきたロッカを軽くドツいておく。
お前だって乗り気だったじゃねーか! 見張りがうとうとしてるし、酔ってるみたいだからチャンスかもしれないってよー……!
お互いにベシベシとドツきあっていると、ヴィオラ姉が「こらっ、ケンカしないの」と言ってきたので手を引っ込めてやる。
ヴィオラ姉の言うことは、出来るだけ聞いてやらないと。
オレ達の所為で、いっつも困ってるもん。
……オレらのこと、ホントに親身になってくれてるもん。
ヴィオラ姉のことも、大事にしたい。守りたい。
「本当に……ごめん。私の方がお姉さんなのに、皆のこと守れてないね……」
「んなことねえって! そうだよな、ロッカ!」
「うん。ヴィオラ姉が優しくしてくれてるからこそ、『ヴィオラ姉を巻き込みたくない』って思ったんだ。ちなみに最初に『ヴィオラ姉にはヒミツにしよう』って言い出したのはフェルグスな」
「おまっ……! 言わんでいいことを……!」
オレがヴィオラ姉を特別扱いしてるみたいじゃねえかっ!
またドツいてやろうとしたが、ロッカはおどけながら「暴力反対」「ヴィオラ姉、助けてくれ」なんて言ってきやがった。
「今日抜け出したこと、何も知らなかったらそりゃ脱走だと疑うよ。オレだってヴィオラ姉と同じ立場だったらそう思うさ」
「けど、ラート軍曹さんは違った」
「ケッ……! アイツはヴィオラ姉に取り入りたいから、テキトーな言葉を並べてるだけだよ。交国人を信じちゃダメだよ」
そう言うと、ヴィオラ姉は「きょとん」とした顔を浮かべた。
「私に取り入っても、何もいいことないと思うけど……」
「自覚ねえのかよ。ヴィオラ姉はカ…………」
「か?」
「なっ……なんでもねえっ!」
マジでわかってねえらしいヴィオラ姉が怪訝そうな顔になる。
オレのことジロジロ見ながら「どういうこと?」と聞いてきたけど、いま、ヴィオラ姉と真正面から向き合うのはムリだ! 顔真っ赤になる!
ニヤついてるロッカに蹴りを放ったが避けられたので、「オレ、良い石探してくる!」と言ってヴィオラ姉から離れる。
「まったく、もうっ……!」
ヴィオラ姉は、自分の可愛さに無自覚なんだからっ……!
無自覚だから怖いよ。バカな男に引っ掛かりそうで。
あのラートってクソオークも、そのバカ男の1人だ。絶対に。
ヴィオラ姉が可愛いから鼻の下を伸ばしているだけだ。
他の交国人とは……ちょっと、違うかもしれない。
でも絶対に信じてやんねーし、期待なんかしてやんねー。
信じて、期待して、裏切られた時が一番キツいんだ。
■title:交国保護都市<繊十三号>にて
■from:歩く死体・ヴァイオレット
自分の馬鹿さ加減が嫌になる。
子供達を「守っている」と思っていた。
けど違った。
守られていたのは私の方だった。
その事が恥ずかしい。
一番近くにいた私が気づいてあげるべきだったのに。
これ以上……この子達を戦わせたくない。
地獄なんかに行かせない。この子達は悪くない。
でも、どうやったら……。どうすれば、この状況を……。
交国に支配されたこの状況こそが、地獄じゃないの?
どうすれば、この子達を地獄から逃がせるんだろう……。
【TIPS:地獄】
■概要
シオン教における「死後の世界」を現す言葉。悪人は死後、地獄に送られ罰を受け、その罰を償わない限り永遠に地獄に閉じ込められると言われている。
シオン教における「バッカス」という言葉は叡智神がネウロンを去る前、ネウロン人達に対して「あなた達なんて、バッカスに送り込まれてしまえばいい」と言ったことが由来。
叡智神自身も「バッカス」という言葉にどういう意味があるのか正確には理解していない。彼女自身の異能の影響により、こぼれ落ちた言葉の1つ。




