10℃
掲載日:2022/01/08
身震いするような冬の朝。
いつもより早くアラームをかけ、電源の切れた電気毛布を付け直して、
澄んだ冬の空気を感じながらもう一度夢の中へ溶ける...
冬の朝の二度寝は最高だとまどろみながら思う。
ふわふわと見た幸せな夢も解けた頃、鳥の声のアラームで目を覚ます。
顔に冷水をかけて眠気を覚ます午前5時。
髪の毛を邪魔にならないようにひとつに結って、薄くスライスされたパンにバターを塗りトースターに入れる。
トースターから香ばしいに香りが漂ってきた。そろそろお湯を沸かす。しばらく待つとトースターが音を立て、それを取りだしお皿へ載せる。そして、沸かしたお湯をコーンスープの粉の入ったマグカップにいれる。交互に食べるととても美味かった。
髪を結いなおして服をいつもの服に着替えて、いつも家を出る時間より少し早く家を出る。
ゆっくり歩きながら鼻にツンとくる空気を吸う。
それだけでギリギリでバスに間に合った昨日より、ほんの少しだけ幸せで。
空が淡く白んでいる。
マフラーに顔を埋め、手を擦る。
自分の息は白く、まるで自分までもこの空に染って染まっていくような気がした...




