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裏庭の魔女  作者: 岡田 ゆき
第四章 迷いの森へ
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【第三章までのあらすじと登場人物】

 ロナール国の三大貴族の娘、リリーナターシャ・ロズウェルは物心付いた頃から植物と会話が出来、両親は魔法を使えないが彼女は密かに魔法を使いながら庭いじりをしていた。ひょんなことからリリーナターシャ・アジュールと名乗りながら隠れ令嬢として王城庭師になることに。

 赤髪の第二王子、アレスフレイムと出会い、リリーナは次第に自身の強大な魔力の秘密に迫る。彼女の中に2000年前に生きた魔女フローラが何故か棲み着いていたのだ。

 騎士団副団長のエレンや他国の従事者の前世がフローラに強い感情を抱いた者で、彼等がリリーナに襲いかかるも彼女独自の力、聖水の魔法によって鎮めていく。

 アンセクト国の現国王であり、フローラと同じく太陽の丘の民の血を引く蟲使いのアレーニと共に手を取り合い、大地を守り抜こうと決意する。

 そんな中、何やら光魔法らしき使い手で植物と話せるメイドが庭にいるらしく………?

 


【第三章までの登場人物】


リリーナターシャ・アジュール(本名ロズウェル) 属性:全

 隠れ令嬢で品位や教養はあるが、基本的に土いじり以外興味無し。ロナール国では女性はスカートを履くのが常識だが、合理的では無いため白いシャツに黒いつなぎ姿でいる。自分の身体に棲み着いている2000年前に生きた魔女フローラについて探ろうとする。


アレスフレイム・ロナール 属性:火

 ロナール国第二王子。剣術も魔力も優れ、戦争では必ず敵の大将を打つため、国の英雄とされている。リリーナを心から愛し、守ろうと決意。


ノイン・マーライ 属性:水

 アレスフレイムの専属騎士。彼と同い年で、執務も熟す真面目な青年。アレスフレイムが超不機嫌になると、彼の胃が比例して痛くなる。片目が隠れる程長い紫の前髪がトレードマーク。


アレーニ・アンセクト 属性:無

 魔法強国アンセクト国王。太陽の丘の民の遠い末裔で、無属性魔法のみしか使えないが魔力は強く蟲と会話が出来る。リリーナに求婚をし断られてもめげない鋼のハートの持ち主。


マルスブルー・ロナール 属性:水

 ロナール国王太子。爽やかで優しい性格ではあるが、優柔不断なところや自己肯定感が低い面もある。だが、時期国王に即位することを見据えて変えていこうと決意。


スティラフィリー・クリエット

 王太子妃。三大貴族の一つ、クリエット家の令嬢出身。リリーナのことは幼き頃には既に会っていて、彼女が貴族令嬢であることを知っている。


オスカー 属性:土

 マルスブルーの専属騎士。温厚なマルスブルーとは違い、従業員が非常識な行動をすれば厳しく叱る。


エドガー・ジーブル

 三大貴族のジーブル家の子息。父親は国王派で、領地は武器の生産を担っている。だが、彼自身は争いの無い平和を望み、親に悟られないようにしながらアレスフレイムと手を取り合う。


ヴィック

 王城料理人。男性ではあるが、心は女性。厨房が裏庭に近く、リリーナとは友人として共に支え合う。


カヴィタス・ロナール 属性:火

 ロナール国王。欲望が強く、戦争にも意欲的。世界の頂点に立つために、太陽の丘の魔女を狙う。


ジーブル

 三大貴族、ジーブル家の当主。国王派で、常にカヴィタスの側を付いて、胡麻を擂る。



カブ

 裏庭の主。白銀の大木の切り株。口数はかなり少なく、彼が何の種類の植物かリリーナはわからないため、カブと呼んでいる。


白薔薇姫

 中庭の主。表向きはお転婆な姫君だが、あまり確信的なことは言わないもののリリーナに助言をしながら見守る。


カジュ

 中庭に生えている木。葉を多く茂らせ、おおらかな性格。彼の葉は分身で、リリーナとアレスフレイムがそれぞれ持ったり、城の内部等に隠し入れたりと活躍している。


フローラ 属性:全

 2000年前に生きた魔女。太陽の丘の魔女と呼ばれ、太陽の丘から地上へ降りた後に彼女が原因で戦争が起こり、大地は焼け野原になったと言われている。それも、彼女の恋が原因で起きた争いだと…。

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