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嗤うがいい…だがコレがオレの旋律(仮)  作者: ken
第一章 現世から異世界へ(仮)
18/98

EP018 暮れゆく境内

黒い悪魔も去り、空き地はもとの静謐な姿を取り戻していた。

ギコのサドルも無事とは言えないまでも、最善は尽くしたつもりだ。


ビニールシートを仕舞い、撤収の準備をする。

撤収とは言っても家に帰るという意味ではない。この空き地を去るというだけだ。


正直、この空き地で1泊して、明日早々に帰ることも選択肢としてなくはない…。

しかし、この程度の旅では、後々大した記憶にも残らないだろうし、表面上とはいえ当初の志でもある、己を見つめ返すという目的を果たせていない。

まあ、北与野エリアから出るという真の目的を果たせたのは大きな収穫ではあるのだが…。


どちらにせよ、旅を続けるということは、この一本道を引き返さずに進んで行くということだ。

そして、この道はたまたま山頂の方へと向かっている。ただそれだけのこと。


山頂を目指すとか、どこを目指すというような目標地点は端から設定していなかった。

とにかく、納得がいくまで前進あるのみ!


この空き地に辿り着く前までは、疲労のため支離滅裂な思考に陥っていたが、休憩を挟んで落ち着いたせいか、敢えて山頂を目指しているワケではなく、成り行きで山頂に向かっているという現実を再確認できた余市だった。


今回の旅行ではスマホも腕時計も全て置いてきた。時刻は体内時計と周囲の明るさから判断するしかない。勿論、カレンダーもないので日付も分からなくなる可能性があるが、朝を何度迎えたか位は覚えておくつもりでいる。



天気は良いが、既に夕刻に差し掛かっている上に、辺りが樹木に囲まれているため、かなり暗く感じる。

西日も木立の隙間から時々顔に差す程度だ。

空き地を後にしてからは、ギコに乗らずに並んで歩いていた。

食後の運動はあまり好ましくはないし、勾配も既にキツイ…。


少し進んだところで、カラスの激しい鳴き声が聞こえてきた。さっきの黒い悪魔のようだ!


先ほどから他の鳥類の声と混ざって、時折、聞こえてはいたのだろうが、他のことを考えていたために聞き逃していたようだ。


デビルイヤーに神経を集中させる。


進むにつれて徐々に声が大きくなり、現場に近付いているのが分かる。


そして急に静かになった…。


再び声がしないかと、道の反対側の声がしていた方の森を暫く見つめる。

カラスの声は、それっきり聞こえなくなってしまったが、よく見ると道の反対側に、草に埋もれて何やら小さな石段のようなものが確認できた。

土が積り草がぼうぼうに生い茂っているのを見ると、ここ最近、使われた形跡はなさそうだ。


昨日までの視力なら間違いなく見落としていたであろう石段である。

こんな場所に何があるのだろう?遺跡でもあったりして…んなワケないか。


だが、少し興味が湧いた。


道を横断し、石段の手前から首を伸ばして覗いてみる。

蜘蛛の巣が顔の位置に張り巡らされていたが、デビルアイで余裕で看破し回避した。


車道に面していた石段は4段ほどで終わっており、そこからは獣路(けものみち)のような、辛うじて道と分かる小径が、緩やかな登り傾斜を成して奥へと続いていた。

幅もせいぜい人ひとりが草や枝を掻き分けてやっと通れるくらいでしかない。

ここからでは、奥に何があるのか分からなかった。


しかし、このどこかへ通じるであろう石段は、視力が大幅に向上したからこそ発見できたという事実がある。昨日までの余市や一般的な通行者には、まず気付かれないであろう石段なのだ。

特に車やバイクのスピードでは、全く気付かないであろう。



そんな選ばれし者のような優越感にも似た心境が、余市の背中を押してしまったのだった…。


ギコはどうするべきか…?ここに停めて行くべきか?

流石にこんな場所で盗まれることはないとは思うが、街中でもなく山である。逆にこんな場所で盗まれたら、移動手段はおろか連絡手段もなく洒落にならない。ギコを失えば数少ない走行車を捕らえて、交渉しなければならなくなるのだ。

それにギコがまた襲われる可能性も全くないというわけではない。


って!何を考えている!?ギコに気を配ると今しがた誓ったばかりではないか!


道幅的にかなり厳しいが、ギコを伴って進むことにした。


石段を越え、ギコのカゴを盾にするように低い姿勢で、細かい枝を避けながら小径を奥へと進んで行く。

もはや切り拓いて行くと言った方が近い状況だ。残雪も多い。


小径の傾斜は、山のそれと比べて緩く、上に行けば行くほど左右の地面がせり上がってくるため、何だか山に飲み込まれるような感覚に襲われる。

しかし、この小径ではギコがUターンなどできるワケもなく、もう行くところまで突き進むしかない。

正丸トンネルとはまた別の怖さを感じる。


幾つ目かのカーブを曲がったところで余市は足を止めた。

また石段が出現したからだ。


しかも今度の石段は数段レベルの可愛いモノではなく、少なくとも数十段はありそうだ。

何故なら、十数段上がったところで右に折れて、更に先へと続いているような気配を感じさせるからである。


所々が崩れているその年代物の石段を、躓かないように一段一段慎重に登って行く。

坂道とは違って段差であるため、ギコの前輪を持ち上げるような格好で、かなり骨が折れる。

18段登ったところが、小さな踊り場のようになっていたので、軽くひと息ついた。

そして、折れた先の右側の石段に目を向ける。


「ふぅ…」


最悪の事態も覚悟していたが、幸いにも残りの石段は、今登ったのと同じくらいの段数で終わっているようだった。20段ほど先に、小さな鳥居が見えたからである。その先にはもう石段はなかった。


鳥居も非常に古いもののようで、色も剥げ落ちたのか周囲の木々と馴染んでしまっており、パッと見では気付かないほどだった。

ここまでとは違い、踊り場から鳥居までの石段の両脇には、何らかの小さな石像が疎らに並んでいるが、土と草で半分ほど埋まっているものや苔むしているものが多く、積年の刻を感じさせた。

それらの石像はどれも高さが30センチほどで、小さな灯篭や祠、動物のような形をしているモノなど様々だ。


動物像と言えば十二支などの神使像が有名だが、詳しく見ていないのでよく分からない。

実際、よく見たところでフィギュアのように精巧ではないし、荒削りで風化も激しいことから、何の動物かなんて判断できなさそうだ。


ただ、それらの中に地蔵が見当たらないことや、入口に鳥居があることから、寺の可能性よりも何かしらを祀った神社と見て間違いないだろう…勿論、神社でも地蔵像があるところは多いし、寺でも鳥居が普通にあったりもするが、あくまでも確率的な話である。


どの道、上がってみれば分かるだろう…などと考えながらギコの前輪を持ち上げて進む。

鳥居の数段手前で、念のため額束(がくづか)を確認する。

鳥居の真ん中にある額束には、神社の名称が彫られているのが一般的だからだ。しかし、半分予想はしていたが、木製の古い鳥居ということもあって読み取ることができなかった。

まあ、さして重要なことでもないので、気にせず鳥居を潜り石段を上りきった。




そこは小規模な(やしろ)となっており、正面にあばらや同然の拝殿があった。

扉の前面には、鈴も紐もぶら下がっておらず、古びた賽銭箱らしきものだけがある。

屋根は銅葺きではなく瓦である…この部分に関しては寺っぽい。瓦からは草が生えており、ほぼ百パーセント雨漏りしているだろう外観である。


パッと見、建物らしきものはそれしか見当たらない。

本殿も兼ねた拝殿なのだろう。社務所どころか物置の類もなさそうだ。

まあ、この規模なら当然か…。


拝殿までは四方10メートル弱ほどの平地になっているが、一面が雑草だらけである。

正直、この狭い空間を境内と呼べるのかどうかも甚だ疑問だが、両サイドの石台にはもっともらしく狛犬が鎮座しており、僅かだがそれらしい雰囲気を保ってはいた。


だが、よく見るとそれらは狛犬ではなく何故か狼のようである。

その狛犬ならぬ狛狼を見て、一瞬、ペットボトルの蓋と一体化した動物フィギュアを思い出したが、勿論そんなに可愛いものではない。

他に手水舎(ちょうずや)のような気の利いたものもなく、悪口ばかりが頭に浮かんできてしまう。


何だかこれ以上考えるとバチが当たりそうで怖いな…そんな風に思っていると、隅の方に唯一立派なものを発見した。


それは石灯篭だった。


社の規模に比してやや大き目と思えなくもないが、苔むしており重厚感もあって、風情を感じさせるに充分な貫禄を持ち合わせていた。

自然と惹きつけられるようにその方に数歩進んだが、ビクッとして歩を留めた。


石灯篭の先に黒い鳥がいるのが見えたからだ。


カラスであることはすぐに判ったが、不自然な格好で動かない。羽が沢山抜け落ちて辺りに散らばっていた…。

そして先ほどの激しい鳴き声のことを改めて思い出した!


静かに近付いて覗き込む。

よく見ると黒い羽の他にも、白っぽい斑模様の羽もかなり落ちていた。



カラスは既に息絶えていた。


羽や胸、足などほぼ全身から流血していた。目と口は開いたままで鬼気迫る表情で固まっている。

その凄惨な光景から、つい数分前にこの場所で壮絶な死闘があったことは明らかだった。


黒い悪魔、死んじゃったのか…?


厳しい自然界で生きる者たちにとって、毎日このようなことが起きていることは認識しているつもりだが、ついさっきまで元気にしていた生命が、今、目の前でその活動を終えて動かなくなってしまっていることに少なからず動揺してしまう…。

からかわれ、愚弄されただけだとしても、あの空き地で確かに意思の通うやりとりが存在していた。昨日までの自分では間違いなく得られなかったカラスとの疎通も、この心の動揺に深く影響しているのは確かだ。



…そして可哀想に思った。


ぼぉっと死骸を見つめているその視界の隅で、何かが動いたような気がした。

その方に視線を移す。

境内を囲うように生えた木々の根元、そこから1メートルほど奥に入った茂みの草が不自然に揺れていた。

雑草が生えていて分かり難かったが、死骸と茂みの間にも大量の血が確認できた。


オオタカも傷付いたか…?


恐る恐る茂みに近付いていく。

茂みに入るすぐ手前に、小さな卵が3個、潰れているのを発見した。頭上を見上げると、かなり高いところに麦わら帽子ほどの比較的大きな鳥の巣が確認できた。その巣もかなり荒らされた様子で、樹木の細かい枝に引っ掛かっていなければ、間違いなく卵と同様に落下していたことだろう。あの巣から卵が落ちたのは間違いない。


揺れていた茂みの方に視線を戻して、更に数歩奥へと進むと、大きな黒い羽が力なく動いていた。這って逃げるような素振である。


…死んでいたカラスよりも大きい。


ん!?ということは…死んでいたのは雌の方で、目の前のこいつがギコとオレのゴールデンコンビを相手にしていた雄カラスということか?


よく見ると左足が折れて、というよりは喰い千切られて皮一枚で繋がっているような惨状である。


咄嗟に『助けたい!』と思った。『まだ助かるかもしれない!』と思った。

オレを小馬鹿にしてギコの肉を啄んだ仇敵とはいえ、この状況はあまりに惨い!



動物に弱いという自覚はあった…。


子供の頃から自分でも不思議なのだが、映画やアニメで人が死ぬシーンよりも、動物が死んでしまうシーンの方が泣いた回数が多かったし、お年玉を毎年くれていた親戚の叔父さんが亡くなった時よりも、近所で轢かれた野良猫を見つけた時の方が大きなショックを受け、悲しいと感じてしまったこともあった。


余市とその叔父さんとの間で深い親交がなかったというのは事実だが、近所の猫とは親交以前に轢かれた現場を見るまで会ったことすらなかったのだ。飼い猫が死んだのなら分かるが、他人ならぬ他猫である。

それでも何故かその野良猫の方を可哀想に思ってしまったのだ。


勿論、親兄妹の死の悲しさは野良猫のそれと比べるまでもなく何百倍も上であろうが、単純に人と動物の死を比べたとき、確実に余市は動物の方により強い悲しみを感じてしまう傾向があった…。



余市はギコの前カゴの鞄から、タオル、包帯、ハサミ等を取り出した。

拝殿軒下の浜縁(はまえん)にそれらを置いて、タオルだけを持って再び茂みへ戻った。


近付くとカラスは「コワイ…コワイ…痛い…痛い…」と力なく鳴いていた。


余市はそおっと頭の方からタオルで目隠しをするように全身を包み、両手で持ち上げた。一瞬、首と片足をバタつかせ抵抗したが、すぐに力なく諦めたように大人しくなった。

抱えながら茂みを出てもう一羽の死骸を見る。


…オオタカと先に闘い負傷したこの雄を逃がそうと途中から参戦してやられたのかな…。2羽を続けて相手にしてオオタカも体力を消耗、もしくは負傷して去ったものと思われた。黒い羽に負けないくらい、オオタカのものと思える羽も大量に抜け落ちていたのだから…。


本来、オオタカは仕留めた獲物は確実に捕食するか、巣へと持ち返る筈である。今回の狩りはとてもそんな余裕はなかったのだろう。

捕食目的ではなく、単に繁殖期に於ける縄張り争いとみる方が自然なのかもしれないが…。


余市は浜縁に腰を下ろし、腕の中でブルブルと震えている雄カラスのタオルを少しめくって見た。


うっ!これは…酷い!


さっきは気付かなかったが、嘴で突かれたのか、右目が潰れてしまっており、血が沢山出ていた。


こいつもう助からないかも…。


一瞬、心の中で呟いた。


全身をひと通り確認する…。

内臓とかは分からないが、大きな怪我は二か所、右目と左足である。

他はそんなに出血していないようだ。


とにかく止血しなければ!


余市はまず皮だけで繋がっている左足を注意深く観察した。

切断面が綺麗であれば人間の指などと同じように、くっ付けて強く固定すれば、ひょっとしたら繋がって元のように治るかもしれないと思ったからだ。しかし、何度も嘴で攻撃され引っ張り回されたのか、切断面は素人目に見てもダメそうだった…。

下手に無理やりくっ付けようと固定して、脚の付け根の方まで化膿などしたらもっと大変になると考え、思い切って皮をハサミで切断した。

そして切断部の上を細く折った包帯できつく縛った後、タオルの切れ端を上から当てて更に包帯を巻いて固定した。


次に右目の血を拭いてから同じくタオルの切れ端を抑えつけるように当てた後、上から首ごと頭部を包帯で巻いて縛っていく。左目と嘴が隠れないようにするのに少し手古摺ったが何とか固定できた。


「痛い!痛い!怖い!痛いの嫌!嫌!」


と初めは騒いでいたが、処置が終わる頃にはじっとしていた。

抵抗する体力ももはや残っていないようだった…。

空中で襲われた際に、腹の辺りを目がけて嘴から突っ込まれていたが、内臓までやられていなければ良いのだが…。

一抹の不安は残るもののやるだけのことはやった。きっと大丈夫!ここで死なせてしまったら、命を賭してこの雄を逃がした雌カラスが浮かばれない!



カラスの夫婦も他の多くの鳥類と同じように、一夫一婦制(いっぷいっぷせい)である。毎年、1羽の雌と1羽の雄が協力して子育てをするのが基本だ。

しかし、カラスの夫婦が他の鳥類のそれと違うのは、一度結ばれたら特別な事情がない限り、死ぬまで同じ相手と生涯を共にすることが知られているということだ。つまり、(みさお)をたてるのだ。

他の鳥類の多くは、毎年、相手を変えている。

あの『オシドリ夫婦』などの例でも知られるオシドリでさえ、毎年、違う相手と交尾をし子育てをすると言われているのだから。


このカラスの夫婦が、どのくらいの年月をこれまで共に歩んできたのかは分からない。だが、自らの命を散らしてまで傷付いた夫を逃がし、子の仇を討とうと最後まで闘い抜いた母カラスの気持ちを想うと、何としてもその想いに報いてあげたくなるというものだ。


余市なりの応急処置を終え、雄カラスを血塗れになったタオルに包んで浜縁に寝かせたまま、灯篭の傍に穴を掘る。表面は固かったが、ハサミを駆使してある程度掘り進むと土も柔らかくなり作業がはかどった。


掘り終わった穴の底に、死んだ雌カラスを静かに置いた…。

切断した雄カラスの左足と、潰れてしまった卵も土ごと掬って一緒に入れた。


チラッと手当した雄の方を見ると、タオルの隙間から頭を出し、左目を開けて黙ってこっちを見ていた。土を掛けている間も雄はずっと見ていた。


愛別離苦…か。


巣があの状態では、もはや無事な卵も残っていないだろう…。連れ添った伴侶までも失い、この雄にとってはあまりにも辛い日になってしまったな、と同情せずにはいられなかった。

弱肉強食の厳しい自然環境で身を削りながら、このカラスは結婚もして子供も産んで、とにかく今日まで生き延びて来た。


仮に余市がカラスだったなら、もしくはこのカラスが人間であったならば、間違いなく人生の大先輩であっただろう。

人の寿命はカラスよりも遥かに長い、だが長さではなく、その一時の力強き命の輝きを見たとき、おそらく今の自分では、このカラスには遠く及ばない甘チャンも同然なのだろう…ふとそんな思いが過ぎった。



とにかく、治療らしきことはしたが、こんな状態のまま放置すれば直に死んでしまうだろう。

とりあえずダメもとでも暫く面倒を看るしかないか…。

でも餌はどうしよう。オニギリの米粒とか魚の缶詰で様子をみるか…。

さっきまではこの黒い悪魔から必死に食料を守っていたが、まさかこんな展開になろうとは…人生、分からないものである。ってか、オレ自身がよく分からん。


周囲から大きめな石を探し出すと、埋めた土の上に置いた。そして手を合わす。


雌カラスを土に還し哀悼を捧げ終える頃には陽も完全に翳っていた。

針葉樹林で覆われた境内は非常に暗かったが、デビルアイのお陰で全く支障はない。

暗くなった感覚はあるものの、周囲の物の輪郭から細部に至るまでクッキリと見えているのだから。



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