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嗤うがいい…だがコレがオレの旋律(仮)  作者: ken
第一章 現世から異世界へ(仮)
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EP017 黒い悪魔

幾つもの坂を乗り越え、もうヘトヘトである。

一旦どこかで休憩を挟んでおきたい。


当初はコンビニで休憩をとるつもりだったが、あのコンビニでは色々な出来事があり過ぎて、落ち着いて腰を下ろすような気分にはなれなかったのだ。


とはいえ一車線の山道である。休めそうな場所など早々見つからない。

道から外れれば直ぐに崖であったり、そうじゃなくても草や木々が生い茂っており、平らな土地すらほとんど見当たらないのだ。


さっき見つけた場所で妥協すべきだったか…?


そんな風に少し後悔しながら進んで行く。

コンビニを出てから体感的には3時間近く経っているような気がする。

ただ、時間をかけただけ進めたかというと、それほどでもなさそうだ。歩いていた時間も多いし、道が蛇行しまくっているので、損をしている気持ちも強い。

勿論、仮に山頂まで一直線だったとしても、モノレールやリフトでもない限り、急斜面すぎて登れはしないだろう。


そもそもオレは何故、こんなに苦労して山を進んでいるんだ?


この旅に明確な目的地などはなかった筈だ。ただ漠然と山を目指すことだけを決めて出発した。

コンビニで角瓶も言っていたが、秩父市街地ですら広義で捉えるなら既に山なのだし、もうこれ以上進む必要なんてなくね?


指にとまったテントウ虫が上の方に向かうのと同じような性質が、オレにも宿っているとでもいうのか?

いやいや、テントウ虫は山頂を目指さないだろ!あれは光走性やら保留走性といった類の問題だった筈…。

では、ネコ科動物のように高い場所に上がりたがる性分なのか?

って、猫だって山頂を目指さないだろ!いい加減にしろ!

あれは外敵に襲われる危険性を減らし、広い視野で獲物を発見するためとかだろう!塀や屋根に上がるのと山に登るのを同列で考えるな!


アホかオレはっ!


疲労のせいで思考までもが滅茶苦茶で、そんな自分にイライラしてくる。最悪のスパイラルだ。


精神的にも参り始めたとき、漸くお誂え向きの休憩スポットを発見した。

そこは対向車両を想定してか、道幅が十数メートルに亘って太くなっているのだが、見たところ、そのコーナー部分には木が生えておらず、更にその奥がちょっとした空き地になっている様子だ。


ギコを道の端に停めると、荷物を持って空き地に踏み入った。

思っていたよりも広く地形もほとんど平らだった。できるだけ凸凹していない場所を見つけて、持参してきたビニールシートを敷くと、腰をドカッと下ろした。そして、そのまま背中を倒して仰向けになった。

車道からも適度に離れ、静かですごく平和な気分だ。


これぞまさに森林浴!


かつて、これほどまでに明確にフィトンチッドを感じ取れたことがあっただろうか?

目を閉じて深呼吸を繰り返すと、疲れた身体も精神も少しずつ回復していくのが分かる。

ゲームでいうところの回復ポイントのような場所である。HPのインジケーターが徐々に満タンになっていくようだ。


少し休んで、喉の渇きと共に腹が空いていたことに気付く。

既に余裕で昼は過ぎている筈だ。


上体を起こして荷物の中から真っ先に飲み物を取り出す。ペットボトルの緑茶類に混じって、炭酸飲料の缶が転がり出てきた。モノは試しにと買ったやつだ。

朝食時はもとより、ギコに乗りながらもお茶や水は結構飲んできた。水分補給は非常に大事だからだ。

だが炭酸飲料はまだ飲んでいない。


これまでに経験した水やコーヒーなどに比べて、遥かにハードルの高い危険な飲み物であることは間違いない。

缶を手に取り、ちびちびと慣れさせながら飲むことを固く誓う。


買った時には意識していなかったが、缶には何やら余市ですら知らないキャラクターの絵が描かれていた。

その得体の知れぬカワイイ芋虫のようなキャラが、吹き出しで『グレープ味おいしいよ!』と笑顔で喋っていやがる。

ふ…何がおいしいよ!だ。どうせ大したことないんだろ?ま、お前のその笑顔は嫌いじゃないがな…。

不敵な笑みを浮かべ親指で蓋を開けると、ひと口喉に流し込む。


「ギャホッ!ゴホゴホ…グヘェ!カァ~ッ」


咳込むと同時に吐き出す。


やっちまった!またやっちまった!学習しろよな…マジで!!!

たった今、缶を手にした時までは、注意して飲もうと固く誓いを立てていたのに!


芋虫君のせいで心に一瞬隙が生じたか!?


こ…このオレが、たとえ一時とはいえキサマ如きに心奪われるとわっ!何たる不覚!!

とんだ伏兵が潜んでいたもんだぜ!まったく!

咳込みながらも缶の芋虫を睨む。


案の定、炭酸はコーヒーよりも遥かに強烈だった。一気に喉に流し込んだのがヤバかった。

濃い味にはコーヒーで慣れていたが、味以前に炭酸のせいで条件反射的にむせて吐き出してしまったのだ。


一旦落ち着いてから例によってチビチビと飲んで慣らしていく…。

とんでもなく甘くて濃い味だが、おそらくファンタとかそういった類の普通の炭酸飲料なのだろう。喉の渇きも尋常ではなかったので後半は強引に飲み干した。


余市は滅多なことでは食べ物や飲み物を途中で捨てたりはない。人としての数少ない良い一面である。

顔を空に向けて、最後の一滴まで飲みほした。厳しい闘いに勝利した瞬間である!


オレの中で生きよ…芋虫、お前もまたオレの友だった…。

穏やかな眼差しで缶を見つめるのだった。



続いてオニギリに手を伸ばす。


色々な具材のオニギリを買ってきたが、まずは一般的な鮭をチョイスしてみる。

今となってはある程度の魚特有の生臭さは覚悟しているつもりだ。あとは塩辛さが心配ではあるが…。

手順通りビニールを剥がし、セパレイトされていた米と海苔を無事にコンバイン完了。早速一口パクリ。


「もぐもぐ…ん?」


ん?…おお!大丈夫だ!

少し米から薬品っぽい匂いがするものの、ふた口目には米の甘さに初めて気付かされた気分だった。米ってこんなに甘かったのか!?今のオレには丁度いい甘さだな。

海苔も乾いていたせいか、予想していたほど臭くはない。流石に磯独特の生臭さは多少あるが、海苔だし仕方がないだろうと納得する。


これはこれでアリだな。


少し嬉しくなる。

二度目の食事と言うこともあり、サンドウィッチの時ほどの衝撃はなかった。

しかし、鮭はやはり予想通りだった。塩辛い!ひたすら塩辛い。

以前は、オニギリの具が米に比べて少ないと不満を漏らしたこともあったが、今はその逆である。でもまあ不味くはない。ヨシ!大丈夫。

その後、高菜のオニギリも食べてみたが概ね満足した。


腹も満たし、辺りの景色を堪能する。

周囲は樹木ばかりなので遠景は楽しめなかったが、やはり昨日までと比べると風にそよぐ葉の一枚一枚、そして特に広葉樹の葉などは葉脈までもが一本一本クッキリと見られて感動的だった。

草の葉などは葉毛すらはっきりと確認できた。


これなら遥か遠くのパンチラだって…それこそ、魅惑の葉脈や一本だけハミ出た葉毛までもがクッキリと…ムホムホ!

自然の中で自然と顔も緩む。



何だかひとりピクニック気分だ。てかほとんどそうか。


ひとりで全国をツーリングしているライダー達もこんな感じなのだろうか?

まあ、最近ではライダーではなくバイカーとも言うらしい。和製造語らしいが違いがよく分からない。

片仮名表記だと何だかぱっと見、バイヤーみたいで違和感を覚えるし、バイク乗りではなくバイク収集家(コレクター)のようにも感じてしまう。

その理屈でいくなら、車乗りはカーカーになってしまうのではないか?…厳密にはカーアーか?

毎晩、母ちゃんに乗っかっている父ちゃんは、カァアーってか?何だかカラスの鳴き声みたいだな。ってそれは日本語と英語がチャンポンされてるだろ…。


どうでもいいが、何だか平和である。

部屋の中と同様に、ここも世間とは一線を画した空間のようで居心地も悪くない。


自然を享受しながらライトな妄想に興じる余市だったが、何やら道の方で音がするので、何気なく振り返った。


そしてギクリと固まる。


何と、黒々とした大きなカラスが一羽、ギコのサドルにとまっていたのだ!

夜中の父ちゃんであるカァアーならぬ、カァーッと鳴く正真正銘のカラスである!

超個人的造語で言うなら、ギコァー的状況!

オレ以外に何びとたりともギコに跨ることは許さん!


だが、そのカラスは怖いくらいに大きかった!!!

あの黒光りする巨大な(くちばし)に突かれでもしたら、それはもう大事である!

それに比べたら、日本甲虫界の宝石である85ミリ超えの巨大なオオクワガタの雄や、真っ赤ちんの異名を持つ池のギャング、200ミリMAXサイズのアメリカザリガニの雄に挟まれることなどは、まだカワイイ部類であろう!


3月下旬ということは、そろそろ(つが)いとなって巣作りを始めるあたりか?

通常、カラスの繁殖期は4月から5月にかけてが一般的だと聞くが、同時に個体差が激しいとも聞く。今年は例年よりも気温が高めだし、下手をしたら既に産卵している可能性も…。


もしそうだとしたら、非常に危険だ!!!


産卵シーズンは他の多くの生物と同様、カラスが最も凶暴化する時期として知られ、多くの市区町村が住民に注意を呼びかけるほどなのである!



カラスは足場を確認するように、羽を広げたり閉じたりしながら足踏みをして身体の向きを変えたりしているが、ヤツが動く度にギコも大きく揺れている。勢いよく飛び立ったら、その反動で間違いなく倒れてしまうだろう!


そして次の瞬間!余市はカッと目を見開いた!

ついでに口も開いていた!もしかしたら鼻の穴も大きく開いていたかもしれない!否!きっと開いていただろう!!!


サドルを啄んでいやがる…デカイ嘴でもって何度も!何度も!

…そしてよく見ると、地面に何かポロポロとカステラのようなものが…。そう、あれはサドルのクッション材、スポンジであるっ!


あ、あの野郎!!!無抵抗なギコの…ギコの肉を喰い散らかしてやがるっ!!!!


怒りに我を忘れた余市は、右腕が抜けて飛んで行ってしまうのではないかというほどにブンブンと振り回しながらギコの救出に向かう!

その距離、約10ヤード。


「カァー!カァー!」


黒い悪魔は余市を相当ナメていると見えて、上空や遠くには逃げずに、すぐ近くの車道に跳び下りた。


その反動で案の定、力尽きたギコが倒れそうになったが、すんでのところで余市がその両腕でしっかりと抱き支えた。


「何故…何故直ぐにオレに助けを求めなかった!?…なっ!!ほ、骨が出ちまってるじゃねぇかっ!!!」


傷口を見ると何と痛々しいことか、既に肉の下から骨まで露出してしまっていた!

その年代物の黒ずんだベニヤ板のような骨は何度も痛めつけられたのか、表面に引っ掻いたような傷が幾つも走っていた。


すぐ近くで馬鹿にするかのように嘴をカチカチと鳴らしている黒い悪魔を、余市は睨みつけた!


「のろま!のろま!」


両脚でピョンピョンと跳ねて一定の距離を保ちながら、余市に向って暴言を吐いている!

ハトよりも知能が高いだけあって、その邪悪な意思も必要以上にくっきりと伝わってきやがる。

真っ黒なその姿はまさに影!車道を闊歩するシャドウである!く…苦しいか。


冷静沈着に敵を観察する。


両脚で跳ねていること、鳴き声が濁っていないこと、そしてあの太い嘴…やはりハシブトに間違いなさそうだ。

最近はハシブトガラスは市街地で、ハシボソが田舎や山という風に住み分けているとばかり思っていたが…山にもまだハシブトは残っていたようだな!


そんなコトを悠長に考えていると、黒い悪魔は上空へと舞い上がり、あろうことか今度は、先ほどまで余市が腰を下ろして(くつろ)いでいた空き地のビニールシートの上に土足で着地した!

そしてゴミ捨て場のゴミ袋を漁るかのように、足で余市の荷物を乱暴に蹴り始めたのだ!


あ…空き地でアチキの荷物に何してくれとんねん!!!


「ぬおおおおぉぉ~~~~!!!」


残りのオニギリを突かれたら堪らんと、決死の形相で飛び込んで行く!

が!あと一歩というタイミングで悠々と飛び立つ。

完全にオレをナメきっていやがる!


「のろま!のろま!食い物出せ!食い物出せ!」


カァーカァーと煩く喚いている。


悔しいがこの場は避難、否!戦略的撤退とすべきか!?

黒い悪魔を目で追いつつ苦々しい表情で作戦を練る宮城伍長。


しかしそこで、ひと(きわ)けたたましいカラスの鳴き声が、明後日の方角から聞こえて来た!

それは、鳴き声というより、鬼気迫った叫びであった!


余市は弾かれたように叫び声がした方角を見上げた!


少し離れた上空で、もう一羽の黒い悪魔が羽をバタバタと忙しなく動かしていた!!!


んな!な!何ぃいいぃぃー!!!援軍だとぉぉ!?た…退路までもが断たれたと言うのか!!?


相手が2羽では、ギコと荷物の両方を守り抜くことはできない!どちらかを諦めろとでも言うのか!?

そんな酷な選択、オレにはできねーよ!!!


しかし、そんな余市の絶望的な嘆きを他所に、黒い悪魔たちは何やら尋常ではない様子だ。


「どうした!?どうした!?何事だ!?」


余市と対峙していた黒い悪魔も叫びながら猛スピードで新手の黒い悪魔の元へと飛んで行く。


「あんた!あんた!大変!!!」

「何だ!?どうした!?」

「巣、見つかった!卵!危ない!危ない!!」


やや離れた上空とはいえ、余市のデビルイヤーは2羽の会話を逃さない。


どうやら、ひと回りほど小さな後からやって来た黒い悪魔は雌カラスらしい。


「何だとぅ!!ヤツか!?ヤツがまた来たのか!?」


2羽は忙しく会話しながら飛び去って行く。車道を挟んだ森の彼方へと去って行く。

それでも余市のデビルアイにはハッキリと2羽が追えている。



た…助かった…のか?


風船から空気が抜けるように、ヘナヘナと全身の張りつめた緊張が一気に抜けていく。


しかしそこで事件が起きた!


余市が車に撥ねられたワケではない。


去って行く黒い悪魔の斜め下方から物凄い速さで現れた影!黒い悪魔と同じほどの大きさのその影は、大きい方の黒い悪魔を目がけて頭から突っ込んで行ったのだ!

そして次の瞬間、それがグサッと直撃した!


絶叫する黒い悪魔!


2羽はバサバサと縺れながら錐揉みして落ちて行く。小さい方の黒い悪魔も鳴き叫びながら後を追って急降下して行く。

直線距離で、ここから大凡100メートルほど離れた地点と推測される。

進化を遂げた余市のデビルアイをもってしても、生い茂る木々に遮られては流石にこれ以上の追跡は不可能。デビルイヤーも距離がこれだけ離れてしまうと、周囲の環境音を拾い過ぎてしまい役に立たなかった。



カラスは日本の自然界に於いては、食物連鎖上かなり上位に君臨しているはず。

あの影はかなり大型な鳥だったようだが…あの大きさであのスピード…鷹か!?オオタカにやられたのか?


余市は猛禽類に一時期ハマったことがあって、そこそこの知識を持ち合わせている方だと自負している。

カラスに対して勝てると踏んで襲いかかれる鳥類…この辺りではおそらくオオタカくらいのものだろう。

他の可能性として、同じ猛禽類のクマタカやイヌワシ、フクロウなどもゼロとは言えないが、同じ鳥類を捕食する割合は圧倒的にオオタカよりも低い。

クマタカは大きくて気性も荒いが、カラスを自ら攻撃したという事例は意外と聞かない。若鳥が訓練として追いかけ回すことはあるかもしれないが、捕食目的の本気(マジ)モードは少ない。むしろ逆に追い立てられるケースが多いとも聞くし、カラスをウザイ相手だと認識しているに違いない。

イヌワシは日本では主にノウサギや爬虫類に餌が集中しているし、能動的にカラスを襲うことはまずない。

しかも、日本に於けるイヌワシはクマタカやオオタカに比べて生存数が著しく少ない。ほとんど居ないに等しいレベルだ。

フクロウは基本的に夜行性だし、昼間からカラスの親鳥を相手に無理もしないだろう。音をたてずに獲物に襲いかかることに関してはピカイチだが、あんなスピードでの上昇飛翔はまずできない筈だ。

先ほどの影のように頭部もあんなに尖ってはいない。


オオタカの繁殖期とカラスの繁殖期は微妙に被っているし、更に両者の縄張りもが重なってしまえば、この時期、非常に危険な敵同士と成り得るに違いなかった。


それにしても、ギコを襲ったヤツとは言え…卵を守る親鳥だったのか。

後からやって来たのは雌であり、おそらく夫婦の関係にあるのだろう。…のろま、のろま、とオレのことを嘲弄してはいたが、オオタカを相手にしては流石に勝てないか…。

雛が孵るのを楽しみにしていただろうに…。


余市はそこで思考を切った。



ギコのサドルは家から持参してきていたテープで応急処置を施した。

こんなことになるなら出発前に処置しておくべきだった、とも思ったが、ここまで愛着が深まったのは命名してからだと直ぐに気が付いた。

いや、そもそも妹のサドルで出発予定だったのを、前夜のとある事件のせいで逃げるようにサドルを元に戻して飛び出したのだから、到底そんな余裕もなかったという理由が一番大きいのだが…。


何はともあれ今後は旅のパートナーとして、もう少しギコにも気を配ってやらねば…。



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