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[お前]の[敵達]

―――人系

《野盗》

【薄汚れた衣服に薄汚れた心を持った小悪党。

 社会の敗北者であり、人類として落ちぶれた彼等はさっさと殺すことが世の中の為だ。とは言え人類だけあってそれぞれに強さ、武器や職業が違う。

 徒党を組み、決して一人では戦わない。相手より数が少ないときだけ襲ってくる。その狡猾さは人類の敵は人類。そう思わせる奴等である】


《盗人》

【汚くも盗みを働く者達。

 生きる為ならと盗みを行い、それを言い訳にしている者達。

 言い訳する位ならば働く手口でも探すべきなのだが、結局奴等は労さずに利益を得る快楽を覚えた下劣な者達に過ぎない。

 基本的に複数人で盗みを実行するが、盗み易いように単独で行動している場合もある】


《手下》

【何かしらの組織に属している下っ端連中。

 上位の存在から命令を貰い、動く手足。あまり強くは無いが数が多い】


《幹部》

【何かしらの組織に属していて、中でも重要な役割を持っている連中。

 組織の方針に口出し出来る階級に属しており、手下を指揮し命令を下すことも出来る。

 その性質からか実力者であることが多い】


―――鳥系

《ピヨピヨ》

【黄色く、その大きな鶏の雛鳥は170cm程度の大人の膝まである。

 その可愛らしい見た目とは裏腹に大きな嘴と体で攻撃してくるモンスター。

 年を取ると鶏の魔物として有名なコケトルに成長する。

 魔物に分類するが家畜化が成功しており、肉は大変美味。生でも食べることは可能だが加熱することが望ましい】


《コケトル》

【ピヨピヨの成体であるとされ、その大きさはピヨピヨの二倍以上ある。

 雌でも雄でも鶏冠を持ち、その鶏冠は精力増強として大変珍味で人気の代物。

 家畜化に成功した魔物の一匹であり、食用としても重宝されるが成体だからかそれなりに力強い。一匹でも仕留めれば数日は食事には困らない。


 初心者の登竜門とも言われ、ゴブリンと同様の討伐難易度である。

 ゴブリンと違い食べられる部位が多すぎる為、Gランクの冒険者パーティの獲物になっている】


《ヘビィドリィ》

【コケトルが更に成長し、巨体となった魔物。

 コケトルは年を取り続けるとやがて巨大化していき、蛇のような尻尾が生え始める。そうした結果、鈍重な鳥であるヘビィドリィが生まれた。

 尻尾でも攻撃をすることが可能で、その巨体を活かした体当たりは木々を簡単に圧し折り、一般的な冒険者では脅威である。

 巨体だからこそ耐久力も高く、皮も分厚くて攻撃が中々通らない。大抵の冒険者は持久戦となる。


 またコケトルよりも肉質が硬く、歯応えが強い代物である。老いて来ている為か若鶏ことコケトルと比べれば味が落ちる。

 だが立派な食料になることは変わり無く、一匹でも仕留めれば暫くの間、食事に困らない】


《ホークロー》

【Unknown】


《シルバーイーグル》

【Unknown】


《デッドイーグル》

【禿げ頭の大鷲の魔物であり、その大きさは2mを超えている。

 ホークローやシルバーイーグルの亜種、又は上位種であるとされ知恵も高い。

 その知恵から来る狡猾さは主に漁夫の利と捉えることが出来るもので、二体の魔物が争い合い、残った一体が倒した魔物を喰らおうとした矢先に襲い掛かる。

 傷付いた魔物を空中から奇襲して屠り、二体の魔物を餌とする。

 また上空を旋回し、滅多に降りてこないだけでなく、何処からか巨石を調達して落とし込むということも行う。そんな狡猾さと脅威的な力によって熟練と呼べる冒険者達も次々と殺され、その死肉を喰われてきた。

 危険度Aの魔物に認定され、Aランク冒険者が徒党を組んで挑むべき相手である】



―――鬼族

《ゴブリン》

【人に近い体を持ち、餓鬼と呼ばれる醜悪な顔をした種族。

 その緑色の体色は人外そのものであり、酷い臭いを撒き散らすこともある。

 衣服は前掛けに腰布をしている程度で貧相だ。だが、その手に持つ棍棒は凶器であり人の腕と同等の太さを誇っている。


 雌の方が圧倒的に数が多く、多産なことから非常に数が多い。

 また繁殖の際には人間や獣人などのゴブリンより上位の種族を捕まえ、枯れ果てるまで使い潰す。

 もし捕まえられなかったときは仕方なく弱いゴブリンの雄で我慢するとのこと。


 このことから人類の男性はゴブリンに捕まってはいけないと教訓にあるまでに有名な話である】


《ゴブリンファイター》

【ホブゴブリンに成長し、職業を得たことで戦士となったゴブリン達。

 その強さは職業を持たぬホブゴブリンよりも腕力に優れている。


 武装の知恵を身に付けたゴブリン達は戦いに身を置く冒険者達でも苦戦を強いる。

 また自然界で職業を得たゴブリンが居ることはゴブリンキングかゴブリンクイーンが存在するという意味を表している。

 自然界で存在を確認した時はすぐさま報告しなければならない】


《ゴブリンソルジャー》

【ホブゴブリンに成長し、職業を得たことで兵士となったゴブリン達。

 その強さは職業を持たぬホブゴブリンよりも体力に優れている。


 武装の知恵を身に付けたゴブリン達は戦いに身を置く冒険者達でも苦戦を強いる。

 また自然界で職業を得たゴブリンが居ることはゴブリンキングかゴブリンクイーンが存在するという意味を表している。

 自然界で存在を確認した時はすぐさま報告しなければならない】


《ゴブリンアーチャー》

【ホブゴブリンに成長し、職業を得たことで弓使いとなったゴブリン達。

 その強さは職業を持たぬホブゴブリンよりも器用さに優れている。


 武装の知恵を身に付けたゴブリン達は戦いに身を置く冒険者達でも苦戦を強いる。

 また自然界で職業を得たゴブリンが居ることはゴブリンキングかゴブリンクイーンが存在するという意味を表している。

 自然界で存在を確認した時はすぐさま報告しなければならない】


《ゴブリンマジシャン》

【ホブゴブリンに成長し、職業を得たことで魔法使いとなったゴブリン達。

 その強さは職業を持たぬホブゴブリンよりも魔力に優れている。


 武装の知恵を身に付けたゴブリン達は戦いに身を置く冒険者達でも苦戦を強いる。

 また自然界で職業を得たゴブリンが居ることはゴブリンキングかゴブリンクイーンが存在するという意味を表している。

 自然界で存在を確認した時はすぐさま報告しなければならない】


《オーク》

【とある言葉で悪魔を意味する魔物。

 ゴブリンの上位種であるとされ醜悪な顔はゴブリンよりはマシなレベル。

 様々な武装をしている他、ゴブリンと同様に職業を持っている場合もある。それらは更に強大な力を知恵を持っている為に大変危険である。

 また耐久性に富んでおり、中々倒すことが出来ない。


 男女比率はゴブリン程ではないが9:1から8:2で雌が多い。

 そのことから雄は複数の雌を囲んで所帯を持っている。また人類でも強い男を攫い、繁殖の道具として扱う傾向がある】


――獣系

《ウルフファング》

【灰色の体に土汚れを纏った狼の魔物。その牙は普通の狼と比べ鋭く、魔物としての大きなものを持つ。

 必ず集団で行動し、2体以上で行動する習性を持つ。その連携によって打ち倒された人類は数知れない。

 稀に集団で行動せず、孤立したウルフファングも存在する。群れから淘汰された一匹狼で狩り易い。しかし一匹狼でも生き残ったウルフファングは強いとされる】


――死神系

《尖兵のデュラハン》

【死した者達の命を刈り取る役目を担う死神の尖兵。

 使い走りだとしても、その力は卓越した戦士でも倒すことは難しい。

 しかし精神力の強い魔法使いであれば魔の力によって撃退することが出来ると言われている。


 死神や尖兵達が死した者の魂を刈り取るからこそ、全ての生命は死後、不浄なるアンデッドにならないと言われている】


――FNo.s系

《ムズベス》

【貧民街を仕切っている頭。

 その実力は確かなもので、鳥人としての素早い動きが得意であると推測されている】


《新米殺し》

【新しく冒険者になる者やなった者を狩り、生計を立てる冒険者。

 新米冒険者は基本的に弱く、魔物よりも倒し易い。それに目を付けた中級冒険者は新米冒険者をダンジョン内で殺し、魔物の仕業にするのだ。


 冒険者の人口を物理的に、そして冒険者になろうとする者達の夢を殺す彼等は正に屑と呼べる連中であり犯罪者。人類の敵は人類。そう呼ばれる由縁の一つである】







































――Unknown系

《仮面の男》

【Error――閲覧不可】

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