[お前]の[本一言・後]
[本]の[最後]に[書かれている][言葉]のまとめ。
[チュートリアル?]
『この[異世界]に[夢]も[希望]もない。
それでも[荒廃]した[異世界]の中で[お前]は[生きなければ]ならない。
[生きて]こそ、[生き抜いて]こそ。[本当]の[お前]が[見つかる]はずだ』
[一度目の命]
『[お前]は[何度]も[既視感]を[感じる]だろう。
それは[お前]は既に[経験]したからだ。
その[経験]に[基づいて][選択]するもしないも[お前][次第]だ。
[お前]は[お前]を[裏切る]ことは[無い]のだから……。
[お前]を[信じる][私]は[過去]の[お前]なのかもしれない。
[私]を[信じる][お前]は[未来]の[私]なのかもしれない』
[二度目の命]
『[お前]の[敵]は何か?
それは[お前]。[お前]の[弱さ]こそが[敵]。
それは[過去]。[過去]の[因縁]こそが[敵]。
それは[未来]。[未来]の[運命]こそが[敵]。
[過去]は[お前]を[追いかけ]、[未来]は[お前]から[逃げる]。
故に[お前]は[強く]ならなければならない。
[お前]は[強敵]を[打ち倒せる]までに[強くならなければ]ならない。
[お前]の[弱さ]を[叩き]のめし、[お前]の[過去]を[振り払い]、[お前]の[未来]を[掴み取る]。
[強敵]とは[お前]が[思い出]す為に課せられた[試練]なのかもしれない。
唯……これは[私]の[予想]。[私]が考えた[妄想]だ』
[三度目の命]
『[お前]は[仲間]と[同じ出会い]を[繰り返す]だろう。
[お前]は[仲間]に[始めまして]を[言い続ける]のだろう。
[お前]の[経験]は[知っている]。しかし[お前]は[初めて][出会う]ことになる。
だが[私]は[知っている]。
[私]は[お前]を[忘れない]。[私]は[お前]を[覚えている]。
そして[お前]は[知らない]。
[お前]は[私]を[覚えていない]。[お前]は[私]を[忘れてしまう]。
[私]は[お前]と[出会う]ことを[望む]が[お前]は[私]と[出会う]ことを[望まない]だろう。
[お前]は[私]に[出会う]ときが[来る]だろうか。[私]は[お前]に[出会う]ときが[来ない]だろうか』
[四度目の命]
『[私]が[語れる]ことは[少なく]なる。
それは[お前]が[知る]べきことを[学び][終えてきた]ということだ。
[何れ][お前]は[本]を[見ない]ときが[来る]。
そして[お前]は[幾多]もの[FNo.s]を[倒し]、[確固]たる[実力]を[身に付けている]。
そうなれば[私]と[出会う]ときも[近い]のだろう。
[お前]が[本]を[見なく]なったとしても、[私]は常に[お前]を[見ている]。
[お前]が[本]を[見なく]とも[私]が[語りたい]ことを[記し続ける]。
[気が向いた]時に[読め]ば[何か]の[糸口]を[見つける]かもしれない』