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知っちゃったよ

私は(たちばな)みゆ。

何も取り柄がなくて、ちょっと派手な子ってカンジ。

そんな私も高校2年生。今日は始業式。

担任は男がイイナ、なんて…。


ガラガラガラ…


「おはようございまーす。」


わっ…。か、かわいい!?

何このか弱そうな男!超タイプ!

まあ顔は中の下ってとこかなぁ?

でもスゴくタイプかも…♪


「2年C組を担当することになった

春野(はるの)悠稀(ゆうき)っていいます。

まだ2年目で未熟だけどよろしくね。」


ふーん。二年目ねぇ…。いいじゃん。


「はいはーい!先生~!

彼女居ますかー?」


一人の男子が言う。

ナイスー!


「えっ…///

そ、そういうこと聞かない!!」


照れてる…かわいい!

Mっぽいのかな?わーめっちゃタイプ。たべたい。


「しゅ、出席とるよ。」


可愛い…。もうかわいすぎr…


「…なさん…ばな…。橘さん!」


「えっ?」


「ボーっとしてどうしたの?」


「な、なんでもないです」


「…あ、そう?」


わーっ。ドキドキしたよぉ!!

何か先生に近づくキッカケは…。


そんなこと考えて2か月経った。

月日が経つたびにますます先生の魅力にひかれた。

近づきたい…。でも…。


そんなある日…


「今日も部活疲れたね~。

どっか寄ってく?」


「もう遅いし帰るよ」


「そ。じゃあね!」


親は厳しくて門限なんか決めちゃって…。

面倒なんだから…。

帰ってシャワー浴びたい!


「…んせ…い。ね…い…」


?なんか特別室から声が聞こえる…。

もうこんな時間なのに…コワ…。


「先生?いいでしょ?ね…キスしよ?

お願い。」


「こ、困るよ。」


あれはッ…面食い玲奈(れいな)!!

先生が危ない…。

ど、どうしたらいいのかな…。

!もしかしたら近づくキッカケをつくれるかも…。


パシャッ…。

写真を撮って立ち去った。


――数週間後―――


んー。この画像なかなか使えないなぁ。


「?みゆ。ずっとスマホみてどうしたの?」


「えっ?あっなんでもない!」


「そういえばさー。

今日、みゆ教育相談でしょ?

センセイと二人で話すことなんかないよねー」


「えっそうだっけ?

嘘―知らなかった!」


…チャンスかも…。


――………―


「えーと橘 みゆさんだね。

何か学校で困ったことはある?」


「ありません。」


「友達とは仲良くしてる?」


「はい。」


「勉強でわからなかったりしたら聞いてね。

はい、もういいよ」


「センセー。待って。」


「?橘さんどうしたの?」


「この画像見覚えないですか?」


「っ!?こっこれは誤解で…!」


「私見ちゃいましたよ?

生徒と人気のない部屋でふたりきり…。

身を寄せ合ってなにをしているんでしょうね。

これを誤解だと言っても…通用しませんよ。

これは教育委員会にも送らなきゃ…。」


「まっ待って!これは本当に誤解で…!!!

レイナちゃんが勝手に…!」


「「玲奈」ちゃん?

へぇ…先生が生徒を名前で呼ぶとか…。」


「ちっちが!その子に呼べって言われたんだ!

しかもキスはしてないよ!」


「…まあ言い訳は校長室で聞いてあげる。」


「ま、まってよ!」


「流してほしくない?

退職したくない?いいよ。流さない

私も面倒なことに巻き込まれたくないしね。」


「ほっ…。」


「そのかわり…。私の奴隷になってよ。」
















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