ギルドに依頼でも出しましょうかね
やっと主人公の名前が出た。
名前は思いつかなかったので適当です。
勢いで創ったギルド。
ギルドの受付嬢は、アンドロイドだ。
が、俺の知ってるアンドロイドの女性型は、皆可愛い子ばかりでな。
小さなメダルの事を書いた張り紙をギルドの受付のところに張る。
これでわかるだろ。
依頼内容も討伐系から採取系、果てには城内清掃。
簡単に城に入れていいのか？
まあ、なんかしたらゴールドマンが消しに行くけど。
メイちゃんでも、まだゴールドマンには勝てなかったし。
あ、昨日の冒険者一行だ。
そういえば俺の名前決まったんだぜ？
ディアズ、なんかしっくり来た。
こんな感じの名前だったのかな？
「人はいないのに、ギルドは意外としっかりしているのだな？」
スケッチブックに書きこ書きこ。
てか、魔法使い風のローブの人が美少女な件。
『今日の朝整えた』
「そうなのか？それにしては依頼などもあるが…それにあの受付嬢は？」
『依頼はメイドのメイちゃんと考えた…あの子はアンドロイド、機械だ』
「すごいな……」
『報酬も何とかできるから依頼を受けたいなら受けてくれ』
「ああ、わかった…依頼はなくならないのか？」
『あっても無くてもいいからその日の気分で増やすと思う』
「そ、そうか」
『それと明日からあの受付のところにあるイベントをやるからまた来てくれ』
「イベント？」
『あの張り紙に詳しく書いてある、俺はこれからしなきゃいけないことがある』
あばよ。
書くのめんどくせぇ。
お金とギルドのことについてメイちゃんから教わった。
このメイド何者？
お金は、下から旧貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨、王貨。
旧貨10枚で銅貨1枚。
銅貨100枚で銀貨1枚。
銀貨100枚で金貨1枚。
金貨1000枚で白金貨1枚。
白金貨1000枚で王貨1枚。
王貨は国同士の貿易用だからたいして覚える必要は……ここ、国だっけ？
俺王様？
確かに称号にメダル王が追加されてたけど……使わないと、ダメ？
「だ☆め♪」
マジか。
ギルドは、よくあるファンタジーのギルドで、ランクが多い。
下から0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,G,F,E,D,C,B,A,AA,AAA,S,SS,SSS,EX。
ちなみにあの冒険者一行は、チームランクAAのつわもの集団だった。
チームランクは、メンバーの中で一番ランクが低い者のランクにあわせてチームで依頼を行うことが出来
る。
厳ついおっさんだけランクAAAだった。
ウチのメイドさんは、実力だけなら、SSだった。
最近のメイドは化け物かぁ！？
メイさんだけだよね。
ちゃんじゃなくてさんになっちゃったよ。
無意識にびびってますね、はい。
「マスター、また誰かきましたよ……今度は集団のようですね」
メイさんがどんどんチートになっていく。
監視カメラとか設置した記憶無いから、気配でわかったのだろう。
まあ、俺が戦闘しなくていいからいいか。
「では、逝きましょうか♪」
飛び降りるんですね、わかります。
主人公が惨めだ。
やりすぎた。
もう少しまともな能力にしてあげた方が良かったかな？
