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最弱ですが、何か?  作者: ディアズ・R
空中庭園編?
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辻斬りだ!通り魔だ!いや!姫さんだ!……ブラッド・プリンセスですね、わかります

で~き~た~

いえ~い。

……これは、何処に向かっているんだろうか?

無表情なメイドさんと激怒している美少女さん。

何故だか知らないが、美少女は俺を殺そうとして、メイドさんは俺を守ってくれている。

メイドさんに惚れた。

結婚してくれ。


「ルミナ、やめなさい」

「何故ですか、母様!!男なんて信用なりません!!」


……ん?

俺個人に恨みがあるわけじゃないの?


「ごめんなさいね、あの子は男性が嫌いなのよ」


おいおい、嫌いなだけで斬りかかって来る様な危険人物に、俺を会わせたのか?

死んじゃうよ?いいの?パックリ逝っちゃうよ?

メイドさんがいなかったら、三秒以内に首が飛んでるよ?


「ディアズ君なら、女の子っぽく見えなくも無いからいけると思ったんだけど……ダメだったみたいね」


この世界に来て、初めて憎いと思った。

まあ、俺がどんなに頑張っても返り討ちだろうけど。


「ステラ退け!!そいつを殺せない!!」

「……ディアズ様は、他の男性とは違いますよ?」

「私が、それを信じると思っているのか?」


人を信じられないなんて、可哀想な子。


「貴様ァ!!」


おっと、顔に出てしまった様だ。

俺死んだ。

リアマカモン!!

俺を守って!!



~リアマサイド~



今呼ばれたような……


「バカだアホだと言われなれてるが、臭いはないだろ!!私だって清潔にしているんだぞ!!体が鈍らない様に訓練して、汗を掻いてるだけだ!!何故分からない!!加齢臭か!?加齢臭なのか!?畜生!!」


……気のせいですかね?

それにしても、相変わらず面倒な……



~場所は戻って、テラス~



家族の反応に嘆く、父親のビジョンが……少し休んだ方がいいかな?

折角なので、持ってきたシフォンケーキを女王様と一緒に食べてる。

……何が折角なんだ?


「ケーキだったかしら?とても美味しいわね」


実は、この世界にはケーキが無かったらしい!

実に、どうでもいい。

辻斬り姫?

メイドさんに簀巻きにされて、座ってるよ。

メイドさんは、ケーキに興味があるのか、作り方を聞いてくる。

きっと、お茶菓子として出したいのだろう。

菓子類の作り方は、前の世界でほぼマスターしてるぜ。

言葉で伝えるのは、かなり細かい事まで聞かれそうなので、作り方を紙に書いて渡す。


「ありがとうございます、ディアズ様」


無表情メイドさんのレアな微笑み、ゲットだぜ!


「あら、ステラが笑うなんて珍しいわ」

「……私も人間です」

「それぐらい知ってるわ」


ちょっと拗ねた感じのメイドさんに萌えた。

結婚してくれ。

俺の精神年齢、25歳ぐらいだぜ?

体は15歳ぐらいだが。


「あ、忘れる所だったわ……ルミナ、ディアズ君に謝りなさい」

「……嫌です」


俺と顔を会わせない様に、そっぽを向いてる美少女姫。

可愛いとは思えるが、珍しくは無い。

美人美少女美幼女が周りにいますから。

そう、見慣れた。

ハッ!?殺気!?

……気のせいか?

一部男性から怨念が……どうでもいいか。


「もう、この子ったら……誰に似たのかしら?」


父親じゃないっすか?

しかし、敵意丸出しにされると良い気分はしないな。

むしろ、死ぬ気分。

常時、殺害予告をされてる感じ。

分かるだろ?

え?分からない?そっか。

……誰と話してるんだろ?


「……おい」


はい、呼ばれました。

なんでしょう、お姫様?


「……お前にとって、女とはなんだ?」


人外。

いや、それは一部か。

男よりは、強いね。

勿論物理的に。

深い意味は無い。

まだ、ケーキを食べていたので、紙に【男より強い】と書いた。


「……むぅ」

「あら」


三人が考え込んでいる。

何故だ?


「ディアズ君、そろそろ帰りますよ」


何時の間にか背後にいたリアマ。

何時もの事だから、俺は驚かない。

ただ、三人が驚いている。


「リ、リアマ!?何時からそこに!?」

「気配が全く感じられなかったわ」

「随分と強くなりましたね」


むしろ、これぐらい出来るのが普通になってきてるんだけど……


「そうですか?メイとの特訓だと、これが普通なんですけど?」


アレとの特訓を普通だと思ってる時点で、人外だね。

とりあえず、帰ろうか。


「えぇ、そうですね……ケーキ食べたんですか!?私も食べたかった!!」


帰ったら作ってあげるから。

はい、行くよ~


「くぅ、あのバカのせいで食べ損ねるとは……いつか復讐してやる」


あのバカって誰だ?

まあ、いいや。

それじゃあ、さいなら~


「また遊びに来てね~」

「……リアマが一緒なら、来ても良い」

「次は、ケーキを一緒に作りましょう」


それぞれ返事をしてくれた。

俺の思考って読みやすい?


キメラの翼・改で、帰った。

ちなみに、キメラの翼・改はルーラをアイテムにした感じだ。

まあ、ドラクエ知ってる人じゃなきゃ分からんでしょ。

あと、旧貨5枚で売ってるよ。

旧貨が何か思い出せない人は、最初に戻ってね♪

別に、通貨の事忘れてたわけじゃないよ?ホントだよ?嘘じゃないからね?


てか、何時の間にか仲良くなってない?気のせい?


感想って、返事した方が良いのかな?かな?

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