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最弱ですが、何か?  作者: ディアズ・R
空中庭園編?
40/43

武王降臨!……ムッキムキですね~

やっと出来た。

今回は、セーブもとい保存がちゃんとできた。

という訳で投稿。

この小説、一番続きが思いつかない。

今回は、リアマさん達騎士のいた国にお邪魔している。

正式に拠点を移す為らしい。

ちなみに、騎士だけで他には付いてきていない。

現在、初期状態で騎士Aに肩車されている。

擦れ違う人に見られながら来た。

正直、恥ずかしいとは思わない。

ウチの国、下着一枚で動き回る方々が多いから。

むしろ全裸の少女もいるぐらいだし。

恥ずかしがってたら目を開けてられないっす。

ついでに言うと、お城の中の控え室?応接間?にいる。


「では、私とフェリは行きますね?」


頷いて手を振る。

リアマとフェリが部屋から出て行く。

騎士Aから降りる。

此処まで来た数人の騎士の皆に手を振って、二人を追いかけるように部屋を出る。


「相変わらず、自由な人だよな~」

『確かに』



~ストーキン……ミッション中~



姿を隠せる物と適当に創ったら、何故かダンボールが出来た。

ダンボールの中は意外と落ち着く。

こそこそと二人の後に付いてゆく。

此処の王様を見たくてやっている。

特に意味は無い。


「……ディアズ君は、なにをしているのだと思いますか?」

「……さあ、私には分からないですね」


会話をしているようだが、防音性があるのかほとんど聞こえない。

ダンボールって、凄いと思った。



~謁見の間にて……スニーキングミッション~



此処に来るまで、誰にも気付かれなかったぜ!

ダンボール万歳!


「なあ、アレってさ……」

「気にするな」

「いや、でも、アレ……」

「反応したらダメだ」

「一応って事も……」

「俺は知らん」

「……そうだな」


扉付近にいた御二方の騎士。

何かあったのだろうか?

丸くなりながら待っていると……上から人が落ちてきた。


「ハッハッハッハッハッ!!久し振りだな!リアマ!フェリエステ!帰って来ないかと思ったぞ!」


HAHAHAHAHA!と笑いながら椅子に座る王様?

この王様、一言で言うなら傭兵王。

灰色の髪と黒い瞳。

そして、ボディービルダーの様な筋肉を服の下に無理矢理隠してる感じ。

少し力んだら服がはちきれそうだ。


「挨拶はこれぐらいでいいだろ……何故来たかは置いといて、アレはなんだ?」

「え~アレは、今滞在している国の王です」

「……変わった、王だな」


視線が集まってる気がする。

見つかった?

とりあえずダンボールから出る。

リアマの後ろに張り付くようにして、王様と向かい合う。


「ふむ、覇気が無いな……動きも素人で、隙だらけ……まあ、人を惹き付ける才能はあるようだ……名前はなんというんだ?」

「この子は喋れないんです、ディアズと名乗っております」

「そうなのか?悪い事をしたか……俺の名前は、ランド・ディリード!武王と言われている!」


武王?武神でいいじゃん。

強そうだし。


「最近メイと名乗るメイドに負けてな……現在特訓中だ!!あのオーラさえなければ何とかなったんだがな!いる所にはいるものだな!ハッハッハッハッハッ!!」


……何やってんだ、アイツは?

てか、負けた理由……俺のせい?

まあ、いいか。


「……うるさいです」

「おお!すまんすまん!少し興奮した……それにしても、あのリアマがここまで入れ込むとは……面白いなぁ!俺もそっちで暮らしたいぐらいだ!!」


ランドさんの隣にいる宰相が、それだけはやめてくれ!!とでも言いたそうな表情をしている。

ランドさんは、その視線に気付いているようだけど、無視している。

自由な人だな~


「ディアズ君がそれを言っていいとでも?」

「もう少し厳しくした方が良さそうですね」


ごめんなさい。

さて、何しに来たんだっけ?


「そうでした!ランド様、騎士を辞めたいのですが」

「ん?別にいいぞ」

「ありがとうございます」


……ん?凄い事を簡単に決めなかった?


「アナタ……少しお話が……」

「え?あ、ああ、少し待っててくれ」


何処からか現れた王妃様?と一緒に奥の部屋に入っていく。

数分後、戻ってきた。


「……さっきの発言は、撤回させてくれ」

「分かりました……理由は聞かないでおきます」

「……すまん」


何があった?

王妃様が手招きしている。

いっちゃう?

小走りで王妃様の前に立つ。


「ディアズ君、で良かったですね?」


声は出ないので、頷く。

よくよくみると、美人さんだ。

綺麗な金髪と見とれてしまう様な蒼い瞳。

スタイルも抜群で、まさに理想的な体型。

だからどうした、と言う話。


「私は、あの人の妻で、この国の王妃をしています、シュラミス・ディリードと言います……ゆっくり話がしたいので、着いて来て下さい」


そういって、歩き出す王妃様。

抵抗が、出来ない。

大人しく着いていく事にした。


「最近、妻が冷たいんだ……娘も訓練ばかりで……」

「……変わってないと思うのですが?」


父親に厳しい家庭の様だ。



~テラスにて御茶~



庭と繋がっているテラスにてお茶をするらしい。

そして、本場のメイドさんスゲー。

まず気配が無い。

景色の一つに見える。

欲しい物があるとすぐに用意してくれる。

……こんなメイドさんが良かった。

ちなみに、このメイドさんの名前は、ステラと言うらしい。

黒髪赤眼で、王妃様と同じ様な体型。

ほとんど無表情だけど。

偶に苦笑する。


「ありがとう、ステラ」

「ごゆっくり」


綺麗な礼をして一歩下がる。

カッコいい!

これがメイドのあり方か!

ウチのは、冥土だから。


「ディアズ君、アナタにあって欲しい子がいるの……私の娘で、名前をアルミナ・ディリードというの……アナタと会えば、何か変わってくれるかもしれないから」


うん、さっぱり分からん。

とりあえず、茶菓子美味い。

あと、紅茶も美味い。


「来たようね」

「母様、何か御用でしょうか?」


背後で声がしたので、見てみると輝いていると錯覚を起こすオレンジの髪。

迷いの無い意思の篭った、綺麗なスカイブルーの瞳。

簡単に言うと美少女。

この世界は、美人美少女率が高いぜ。


「ん?君は……男?」


女っぽいと言われるけど、男です。

それが何か?


「……死ね」


金属同士がぶつかった甲高い音が響く。

美少女の剣とメイドさんのナイフがぶつかった様だ。

髪が数本持って逝かれた。

禿げたらどうする!

……あれ?俺、殺されかけた?

新キャラが増えてしまった。

しかも四人。

やってらんね。

なんか、ネタプリ~ズ!

海に行くとか、山に行くとか、そんな感じでいいか。

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