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最弱ですが、何か?  作者: ディアズ・R
空中庭園編?
38/43

ストーキング……ばれなきゃいいんだよ……まあ、ばれてもやるんだけどね?

久方ぶりの、投稿。


無理矢理完結してしまおうか?


それはそれで、めんどくさいだろうけどね。

今日は、普段目立たない、影の薄い人の観察をしようと思う。

てか、メイとかリアマ以外、皆薄い気がする。

と、言うわけで、セリーネを観察する。


「何やってんの?」

「ストーキング」

「……」


ばれてる?

だからどうした!


「……あっそ」


それだけ言うと、そのまま歩いていく。

その後に付いて行く。

よく壊れる広場。

壊れてもすぐに直せるので、公園の様にしてある。

まあ、壊れるんだけど。

セリーネは、ベンチに座り、暇潰しに創ったラノベを読み始めた。

ラノベを創れたのは良かったけど……俺が読んだのしか創れなかった。

つまり、まだ連載中だったやつは、もう、続きが読めない。

まあ、大量に読んでたから別にいいけど。



~三時間後~



まだ読んでるよ……そんなんだから、影が薄いって言われるんだ。

飽き始めた頃、天然さんとお嬢が現れた。


「セリーネさんだ~こんにちは~」

「あら?一人で読書?暇人ね」


お嬢、すげ~

ちょー上から目線!


「別にいいでしょ……一人になりたくても、なれないんだけどね……」


最後の方、なんて言ったか聞こえなかった。

まあ、どうでもいいか。

観察を続ける。


「よければ~一緒に~ダンジョンでも行きませんか~?」

「ま、まあ、どうしてもと言うなら……一緒に行ってあげでもいいかしらね?」

「お誘いは嬉しいけど、先約があるの……また今度ね?」

「残念ですけど~しょうがないですね~」

「……フン!貴女なんていなくてもどうとでもなりますから!」


お嬢、ツンデレしてんなぁ~


「ええ、それじゃあ」

「また~」

「次は、一緒に行ってもらうから!」

「はいはい」


セリーネが動き出したので、後を付いて行く。


「それじゃあ、御二人とも~気を付けて~」

「い、いたの!?……き、気付いていましたけどね!」

「二人も気を付けてなぁ~」


小走りで、セリーネを追いかける。



~十分後~



皆の溜まり場、ギルドに着いた。


「あら?セリーネがディアズ君と一緒だなんて……珍しいわね?」

「……こんにちは」

「アレは、無視の方向で……」

「こんちわ~」


セリーネは、タリアさんとシーリスのいる席に迷わず行き座る。

俺は、その隣の席に座り、のんびりする。


「ディアズ君、何か飲む?」

「フェリさん……じゃあ、アイスカフェオレをお願いします」

「はい、少し待っててね」



~一時間後~



女子の会話って……やっぱ、なげ~

まだ続いてるよ……

シーリスなんか、付いていけないからこっちの席でケーキ食ってるよ。

てか、周りにいた女性がほとんど参加し始めてる。

会話を聞く気にもなれない。


「……今度、新しいケーキでも、作ろっか?」

「……ん」


嬉しそうな声な気がする。

あ~今日はここまでにしよ。

疲れた。

飲み物も、五杯ぐらい飲んだ。

昼飯、食いたくねぇ~

そう、まだ、昼なのだ。

女子って、元気だよな~


「はい、トンカツ定食」

「ありがとうございます」


さて、昼飯でも食って、寝るか。

まあ、影が薄いから。


途中から、消えた様なものだからね。


気にしちゃダメ。

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