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最弱ですが、何か?  作者: ディアズ・R
空中庭園編?
37/43

……コ、コンテスト?な、何のことかな?覚えが無いな?

アニソン聴いてたら、思いついた。


というわけで、投稿してみた。


読み返してみると……なんだかな~

「一名様、ごあんなぁ~い♪」

「え?」


朝、起きたら何時ぞやのコンテスト会場にいた。

何が……起きた?

目の前にメイがいる。


「何が起きたか、分からないようですね?」

「……何をする気だ?」


よくよく周りを見渡すと、住人全員がいる。

この暇人どもめ!


「マスターの声も出る様になったので、歌自慢コンテストでもやろうかと」

「……………は?」


歌自慢コンテストって……世界が違うんだが。

大体が俺、歌そんなにうまくないし。


「マスターはとりあえず……歌え♪」

「……了解」


観客全員が、静かに見守ってくる。

この空気で、歌えと?

選曲は……洋楽?演歌?アニソン?オーケストラ?ロック?……どうする?

起きたばっかだから、頭働かない。

もう、どうでもいいか。






咄嗟に歌詞が出てきたのが、ジブリ作品のラ○ュタの「君をのせて」。

歌い終わったら、歌い終わったで……恥ずかしい。

ブーイングでも歓声でもいいから、何か言ってくれ!

チェンジを要求する!


「え~ボケるでもなく、真面目にやるでもなく、地味に終わりましたね~」

「でも、そこがディアズ君らしいですね」

「ユウ君カッコイイ!!」


メイ、リアマ、母の三人が何故か司会席で、コメントしてくる。

何でも良いから、この羞恥プレイを早く終わらせてくれ!


「では、第二曲目……お願いします!」

「ちょっと待とうか」


おい、二曲目って……おい。

状況整理させてくれ。


「これは、歌自慢コンテストなんだよな?」

「はい、マスターの(・・・・・)歌自慢コンテストです」

「……」

「……何か?」

「……別に」


それ、もうコンテストじゃないじゃん。


「とりあえず、早くしてください」

「……どうなっても知らないぞ?」






「どうだ!」

「選曲がいまいち……45点」

「声は良いです!60点」

「もっとテンション上げて!30点!」

「……ショボ」


ヤケクソで、Fateの「きらめく涙は星に」を歌った。

それが、この結果か……


「ディアズ、もっと頑張れ!」

「ダマレシネ」

「何故に!?」

「三曲目、よろしくぅ♪」






全力で、「創聖のアク○リオン」を熱唱した。


「もう一声ですかね?75点」

「こんな曲あるんですね~85点」

「良い感じよ!80点!」

「何時終わるんだよ……」

「全員から100点を取れるまでですよ?」


終わる気がしねぇ~






喉が……痛い。

死ぬ気で、マ○ラブの「未来への咆哮」を歌った。

アニソンしか、知らないわけじゃないよ?

カンペに、アニソン歌えって……メイが……あれ?

なんでメイが二人?


「熱い!95点!」

「燃えてます!95点!」

「後一曲!95点!」


もう、無理……絶対喉が壊れる。






「……コホ」


声が、出なくなった。

まあ、皆楽しそうだからいいか。

最後の一曲は、魂を込めての「魂のルフラン」。


『100点!』


誰か、喉飴か喉薬持ってない?

よくよく考えると、音楽は誰が?

見渡すと、レイスと勇者がギター、フェリさんがピアノ、お姉ちゃんがベース、姉御がドラムだった。

何やってんの……この人達?

皆が歌いだしたので、外に出る。

空を見上げて、一言。


「もう、ヤダ……」


ここの奴ら、絶対頭のネジが数本外れてるよ。

あ~ボーカ○イドの曲でも、聴きたい。

……俺の頭は、腐ってるんだろうか?

もっと、マイナーな曲の方が良かったかな?


まあ、アニソンならたくさん知ってるし、その内出すか。


……なんだかな~


ディアズ君同様、自分の頭も腐ってるかも。

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