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最弱ですが、何か?  作者: ディアズ・R
空中庭園編?
33/43

三年、経ちました……特に変わりはありません……なんつってな!

ネタが、無い。


本気で、ネタが、無い。

いろいろあって三年経ちました。

いろいろが何か知りたいだろう?

教えてやろう!

……偉そうにすんな?……すいません。


仕舞いっ放しだった竜を庭園に埋めた。

そしたら、竜が現れた。

皆で、フルボッコにしてた。

可哀想だから庇ったら、懐かれた。

これは、アメと鞭ってやつだろうか?

あと、勇者が普通に魔王を討伐してた。

巫女が言うには、魔王の使う魔法を受けても無傷だったらしい。

帰ってきて早々、メイにボロクズにされてたけど。

あ、魔王って言うのは、あれだ、魔界からこの世界に来て自分で名乗ってたらしい。

まあ、そんなこんなで、ここも有名になってね……人が多い。

たくさん来たんだよ。

会うのも面倒だから、庭園を少し大きくした。

庭園は、それはもう頑丈な結界にしておいた。

引っ越そうかと考える今日この頃。

あ~そういえば、ソフィーアとシアが結構大きくなった。

そして俺は、喋れない。

引き篭もりになってます。

悪いか?


「マスター」

「ディアズ」


ああ、そういえば何故かメイとリアマの二人と結婚した。

妾及び愛人宣言をした人も何名か。

もう訳分からん。


「偶には外に出たらどうですか?」

「いい天気ですよ?」


雲の上にあるんだから当たり前だろ。

あ~飛び降りる。

窓に足を掛ける。

……?おかしい、あの二人なら必ず止めに来るはず……あれ?

何か頭痛い……何かが足りないような。

そういえば、今この時まで何してた?

過去になにをした?

思い出せない。

……………ああ、つまり、これは―――






夢なのね。


「おはようございます、マスター」

「大丈夫ですか、ディアズ君?」

「マスターは、気絶した後三日寝てたんですよ?さすがの私もやり過ぎたと思いました」


三日……だから、三年。

そういえば、かなり飛ばし飛ばしに見てたな……まあ、夢だし。

……あの竜でも埋めるか。

……一応警戒だけでもしてもらう?






夢の通りに来たよ。

白い竜。

虫の標本の様に貼り付けにされてる。

折角の白さが、今は自らの血で染まっている。


「どうしますか?」


メイがこの後どうするか聞いてくる。

どうしよう?

とりあえず、竜の前に行ってみる。

会話できないじゃん。

いや、もしかしたらあの竜みたいに念話できるかもしれない。

というわけで、大丈夫か?


『うぅ、痛いです』


それは、ごめん。

え~なんで来たの?


『うぅ、時空竜の長老の気配が、したので……』


あの竜って、時空竜なんだ。

まあ、なんだ、すぐに開放してやるから待ってろ。


『優しいのです……』


……夢の通りになってない?

まあ、どうでもいいか。

メイにアイコンタクトで会話する。


(治してあげてくれ)

(大丈夫ですか?)

(大丈夫だと思う)

(そうですね、分かりました)


さて、もう一眠りするか。






ハッ!?

子供厳禁の夢を見てしまった。

……あんなにたくさん、出せないだろ。

全身が重い。

身体の上を見ると、見知らぬ女子がいた。

右腕を見るとメイが、左腕を見るとリアマがいる。

右足にソフィーアが、左足にシアがいる。

なんだこれ?

……まあ、いいか。

寝よ。


そのまま目を閉じて、眠りについた。

見知らぬ女子が、あの竜だと分かるのに一日掛かった。

つまり、一日中寝てた。

まあ、俺、引き篭もりですから。

また新しいの出しちゃったよ……


無理矢理終わらせようかな。


そして、幸せに暮らしましたとさ……エンド。


ダメ?

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