メイさんやメイさんや……俺を落としたこと、忘れないからな?
人が、多すぎる!?
でも、エルフを増やしたい。
後、妖精。
ちっちゃいヤツ。
主にツッコミとして妖精がほしい。
あのあと、とりあえず勇者はディックの手により、カジノに送っておいた。
白金貨を握らせたらアッサリ連れて行ったぜ。
「マスターも無駄なことだけ、すごくなりますね」
『どうせ弱いですよ』
「……で、後の二人はどうしますか?」
『ギルドにでも連れてけ』
「わかりました!」
ちなみに、ギルドに一番人が集まるので、城がギルドです。
依頼が増えすぎた事も原因の一つ。
アモール水が大量輸出。
金には困ってないから、銅貨1枚で売ったのも原因だろうな。
役に立つのに、安い!
コレがウチのモットーになってる。
「私はどうすれば?」
『天使、会います?』
「……いるのか?」
犬笛を懐から取り出す。
犬笛を吹く。
「よっばれましたぁ!!」
アーちゃん登場。
犬かよ!?
自分でやっといてツッコムけど……犬かよ!?
「この犬は誰だ?」
犬じゃないよ、お姉ちゃん。
一応、天使だよ?
「お?新入りさん?」
『こちら、魔王のルシファーことお姉ちゃん』
「……」
『そちらが、熾天使のアーディマ・セラフィムことアーちゃん』
「……」
見つめ合ってる。
……逃げた方がいいかな?
「ファ-ちゃん、魔王!!」
「死ねやぁぁぁ!!」
「天使風情が……なめるなぁぁぁ!!」
とりあえず、この三人を下に転移する。
国は救われた。
さて、俺もギルド行こうかな。
「貴方がメダル王さんだったんですね!」
勇者一行の巫女が、ギルドに着くなり言って来た。
『メダル持ってんの?』
「はい!えっと……87枚です!」
景品なんだっけ?
スケッチブックに書いたはず……
1枚…世界樹の雫
5枚…ほしふる腕輪
~中略~
100枚…レイジングハート
500枚…ピコハン(くらった相手は一切の抵抗をしなくなる)
1000枚…神代と契約せし神剣
……なんか増えてる。
『この中から選んで』
「はい……じゃあ、75枚の夢幻はおりと10枚の魔槍と1枚の世界樹の雫を一つずつ」
ドラ○もんのポッケを探る。
どこでもドア~
あ、間違えた。
「あの、今、大きさがおかしい、ピンクのドアが……」
「気にしたら負けです」
『はい、どうぞ』
「あ、はい……いいのかな?」
この後聞いたんだが、巫女の名前は、カリナ・ストレイダ。
女戦士が、ヴィルマ・ジスティナ。
勇者が、カズキ・ミズハラ。
……水原和樹?
日本人だ。
俺は元の名前思い出せないけど。
召喚したらしい。
かなり強いらしい。
メイが走り出した。
ご愁傷様だ、勇者よ。
その日の午後。
闘技場が、爆発した。
ラーメンはトンコツ醤油派です。
「な、なんで、俺が、こんな、め、に……」
雪だるま造りたい。
あと、スキーしたい。
スキー場でも創るかな。
「大した事無かったです」
『それは残念だったね』
「……いいんでしょうか?」
巫女よ……この国にいる限り、死ぬことは無いぞ?
実際は生き返ってるだけだが。
死ぬほど痛い目みて、また全快にされて、また死ぬほど痛い目みる。
それが、この国だ。
「最悪ですね」
『お前が一番の原因な?』
さて、今日はもう寝よう。
そろそろ、スライムぐらい倒してもいいよ、ね?
次回は、お姉ちゃんと女戦士とダンジョンに行きます。