異世界に、あそ○にき○した!……なんか、ごめんなさい
短い。
とにかく短い。
もっとちゃんと書ける様になりたいですな。
異世界に飛ばされた。
それだけ聞けば羨ましがる奴が多いだろう。
では聞こう!
飛ばされた場所が!
滅茶苦茶凶暴そうな!
竜の目の前だったら!
どうする!
俺はとりあえず、ちょっとちびった。
簡単に人を食いちぎれそうな巨大な口!
明らかな捕食用の鋭い牙!
鉄すら引き裂きそうな強靭な爪!
そして、圧倒的な存在感!
対する俺は、身長は平均より少し高いぐらい。
中肉中背で、大して筋肉も付いていない。
ファンタジー系なら魔法使いに分類される体付き。
顔は中の上程度でどちらかと言えば可愛い系(仕事仲間の女性陣に評価された)。
そして歳は、23歳!
彼女いない暦イコール年齢だ。
……の筈何だけど、15歳以下になってる。
さらに弱くなった。
勝てるわけがない!
どうしよう。
唯でさえ弱いのに……誰か助けて~
ほら、口開けたよ。
火が口の中に集まっていって……あ、食べもしないんですね。
俺はこれから炭になります。
出来れば、塵が良かった。
そして、ドラゴンの口から放たれた炎が通り過ぎて、後ろで爆発する。
……あれ?
俺生きてる?
生きてるよ俺!
生きてるって素晴らしい!
……はずしただけですね、はい。
調子に乗ってすいません。
後ろが焦げ臭いので、振り向いてみる。
ドラゴンに戻す。
俺は何も見なかった。
グチャグチャに焼け焦げた物体など見なかったぁ!!
ああ、やっぱり今日が命日なのかな?
今行くよ、じいちゃん。
まだじいちゃん生きてはずだけど。
そういえばなんで俺は喋らないんだろう?
頑張って悲鳴とか上げようとしてるんだけどなぁ。
あ、声でなくなってる。
マジで?
悲鳴もあげられないの?
死ぬときに「我が人生に、一片の悔い無し!」とか出来ないの!?
別にやらないけど。
このドラゴン待ってくれるな……俺はどうすればいいんだろう?
てか、よく見るとこの竜ボロボロだ。
そして、メッチャこっち見てる。
どうせ最後なんだから、ファンタジーらしくゲーム方式で行動を決めるか。
1、戦う(確実に死亡)
2、逃げる(逃走時に謎の焼けた物体に妨害され物体の仲間入り)
3、仲間にする(声が出ないので不可能)
4、悟りを開く(無視してくれるかもしれない)
5、諦めてここで暮す(何もしなければ何もしないとみた!)
ホントにどうしよう。
面白そうだと思ったら、続きを見てください。
頑張りますんで。