俺は、ナースより、女医さん派だぁぁぁ!!!
サブタイトルに深い意味は無い!
ホントに無い!
無いったら無い!
「モテる女は、辛いですね」
『俺のヒロインは、お前じゃない』
「なん……だと!?」
メイと遊びつつ準備する。
何の準備か?
俺が死なない準備だ。
『逝きますかね』
誤字にあらず。
「こんなところがあるなんて……」
『覚悟はできてるか?』
「覚悟?」
『俺はできてる』(負ける覚悟がな)
「僕だって!」
メイが俺と小僧の間に立つ。
「それでは、試合……始め!」
決闘が始まった。
キーブレード召喚!
俺の手元に王様なハーツの武器である、キーブレードが現れる。
ちなみに、初期のやつ。
アルテマウェポンはメイが持ってる。
当たり前だろ?
「……」
様子見してる。
突っ込めば終わるのに。
しょうがない、いってやるか。
スケッチブックが無いから会話がメイとのメールしかできない。
アイコンタクト?
そんなことしたっけ?
ゆっくり歩いて向かう。
「……ッ」
なんでびびってんだ?
俺の何が怖い?
「こ、この!」
やっと斬りかかって来た。
小僧は鉄の剣。
斬られたら痛い。
多分死ぬ。
まあ、いいか。
「いや、よくないです」
「よくないな」
「な!?」
リアマとディックが小僧の剣を受け止める。
乱入なう。
「そこまでにしていただけますか?」
「戦える者と戦えない者の区別ぐらいは出来る様にしろ」
「あ、あなた達は!レベリア王国最強の騎士!黄昏の剣天使!それにソロでドラゴンを倒した、ドラゴンスレイヤー!な、なんでこんなところに!?」
わ~凄い中二。
からかってやろ。
こい!マイ・スケッチブック!
「へ~リアマがあの剣天使殿だったのか」
「あなたこそ、かなり有名じゃないですか」
「知名度としては、そっちの方が有名だがな」
「むぅ……そんなことは、どうでもいいんです」
「たしかに」
『何故乱入?』
聞いてみた。
「お前戦えないだろ?」
「そうです、しかも真剣で、だなんて」
『別によくない?』
「……お前は死ぬ気か?」
『死なないようにしてある』
「それでも危ないです」
ぬぅ……ちょっと血を見せればどうにでもできると思ったんだけどな。
失敗だったか。
「バカリック!今すぐ謝れ!」
「はぁ!?なんで僕が謝らないといけないんだよ!」
「その人この国の王様だぞ!」
「は?こいつが?王様?何言ってんだよ?」
知らなかったのか?
「マスターはこの国を創った張本人ですよ」
「え?」
「しかも、この国の防衛力は、世界一だ」
「は?」
「そして、そのメイドであるメイは、私と同等の力を持っています」
「ほ?」
途中から俺のことじゃなくなった。
しょぼーん。
どうせ俺には、隅っこでいじけてるのがお似合いのザコですよ。
「ついでに、その護衛である、今、お前の後ろにいる奴らは、リアマでもメイでもまだ勝てない」
「……」
キラーとサマンサ、キラーマシン2ことシンとキラーアーマーことキララがいた。
何時の間に!?
でも、俺は隅っこで眺めている。
てか、まだって……
「とゆうより、何故止めないのですか、メイ?」
「……マスターが、怪我をすれば、看病できるかなって……ダメ?」
「……ダメに決まってるでしょう?」
「残念」
最低や。
あの子最低や。
めんどくさそうなので、とりあえず逃げた。
明日なんて言われるのかな。
ディアズ君惨め。
大丈夫。
お前は可愛いよ。
次回、必殺技的なのが出るかも?
なんかかっこよさそうじゃない?