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最弱ですが、何か?  作者: ディアズ・R
地上編?
17/43

人が、また、増えるだと!?

そろそろ、きつくなってきた。


止まるかもしれない。


でも頑張る。

優勝した。

あの日から5日がたった。

女性が全員俺に女装をさせようとしてくる。

助けて。


「マースーター」

『女装はしないぞ!』


こいつとリアマからは逃げられないので、先に宣言しておく。


「わかってますよ、それはまた今度で、また誰か来てますよ?」

『今度なんだ……とりあえず行く…飛び降りはなしで』

「……」


なんか言ってよ。

襟首を掴まれて飛び降りる。

何時もどおり城の最上階にある俺の部屋から。

フッ…こんなのなれ……るわけないだろぉぉぉ!!!




「何時もどおり良い顔ですね♪」


偶に思う。

俺を殺そうとしてるんじゃ無いのか?と。

そうでなくとも間違いなくドSだ。


「あの方々のようですね」


門の方にドラゴンの関係なくなってきたクエストの馬車に乗った、4人の勇者一行?

男二人、女二人の理想的なメンバーだ。


「何用でしょうか?」

「え、あ、その、食料とかが尽きてしまったので、ここで補給させてもらえないかと」


この小僧、ウチのメイに照れてやがる。

確かに美少女だからなぁ~

ここに住んでる男達は、あれだ、危険度を熟知しているから。

……俺が言ったて、言うなよ?


「そうでしたか」

『四名さまごあんなぁ~い』

「この人は何で喋らないんですか?」

「マスターは喋らないのでなく、喋れないんです」

「そうなんですか?……マスター?」

「はい、私はマスターの為だけに生きるメイドです」


止めろよ。

照れるだろ。


「そんな!?」


……小僧が俺を敵視してる気がする。

安心しろ。

スライム一匹俺の前に連れてこれば終わるから。


「……お前!」

『なんだ?』

「僕と勝負だ!」


なんだこいつ?

メイの前で俺の無様な姿でも見せるのか?

安心しろ。

俺は何時も無様だ。


『だが断る』

「フン!負けるのが怖いのか?」


やっても良いけど5秒かかるかな?

やるなら、あんまり時間使いたくないから3秒で終わらせて。

悔しくないのか?

当たり前のことで、どうこう言われても……


『正直どうでもいい……それより入らないのか?』

「お前に言われなくても入るさ!」


こいつだけ弾いてみた。


「な、なんだ!?まだ入れないのか!?」

「おじゃましま~す」

「はいらさせてもらうわ」

「やっと屋根のあるところで寝れるよ」

「何で僕だけ入れない!?」


ここに入るには、俺の許可が必要です。

いいざまだ。

やっぱり悔しいんだろ?

そ、そんなわけ無いじゃない!

馬鹿にしないで!


「マスター」

『しょうがないな』


べ、別に怖かったなんて思ってないんだから!

勘違いしないでよね!


「マスター、お昼にしましょうか?」

『了解』


今日はサバの味噌煮定食にしよう。

小僧?

知らん。

俺はメイに抱えられてギルドの食堂に行ったから。

抱えられ方?

お姫様抱っこですが、なにか?

ネタが……ない。


天使とか悪魔とか神とか出せばいいか。


とりあえず、小僧どうしよう?

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