第二話 え?俺が鈍感だって?おいおい。 そんなわけないだろ?
ーー学校ーー
それで、1日が始まって、瑠夏にはかぐや姫のこと
聞けずじまいで、早速数学が始まってしまった。
数学の先生は、桐藤 恵理
桐藤先生は真面目で美人なせいで、学校の男子に人気
がある。なにやら気になっている生徒がいるらしい。
「時雨。これ答えなさい。」
「え〜っと3!」
「...........はぁ~....あなたねぇ、
今まで何習ってきたの!?」
「すいません!!」
「3x=6 ですよ!?中学校レベル!」
クラスは爆笑の渦に包まれた。
分かんないもんは分かんないだけどなー
「時雨。あなた。
本気出したらもっとできるでしょ?」
「本気でこれっすよー」
バンッと桐藤先生が教卓を叩く。
「へぇ~よく言うわね。あなた、この前の数学。
ろくに課題やってないくせに30点。赤点でも良い方。課題やれば赤点回避は余裕なはずよ?」
「たまたまっすよ〜てか、桐藤先生厳しくないすか?」
「私はね、努力してる生徒には、優しいわ。
でも、あなたみたいにやればもっとできる生徒には
厳しいの。」
「先生ーー!!先生ってーーー」
瑠夏がいきなり騒ぎ出した。あーあ嵐の予感....
「快斗が好きなんでしょーー??」
前言撤回。嵐じゃねぇ。隕石が降ってきた。
「は、は、は、はいぃいいいい!?!?
そ、そんなわけ無いでしょ!!」
「先生顔真っ赤ー!
でも快斗はわ・た・しの幼馴染ですよ〜?」
何ニヤニヤしてんだこのかぐや姫。
すると陽斗がすかさず
「お前許嫁いるじゃん」
「あーあー!!聞こえませーん!」
とツッコむが、当の本人は聞こえてないフリ
しょうがない、俺が出るか。
「お前なぁ、桐藤先生困らせるなって
先生みたいな美人が、俺に気があるとか無いに
決まってるだろ?先生だってそんな誤解広まったら
嫌だろ?」
ーーーーーーーーーこの男。鈍感である。
「........時雨。今度の課題あなただけ
ワーク2周しなさい」
「ほらな!?怒っちゃったじゃんか!」
「........快斗ってつみぶかーい」
「全くだ」
何言ってらっしゃるんですかねこの幼馴染と親友は。
あーあ俺だけ課題増えちゃったー
.......ん?
「.....先生顔真っ赤っすけど、風邪っすか?」
ーーーーーーーこの男。無自覚女たらしである。
「〜〜〜っ.....時雨!!ワーク3周!!」
「増えたぁ!?」
こりゃ数学100点嫌でもとるな....




