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#1 〜2人の主人公〜

「はぁ…はぁ…」

雨が降る夜に、少年は息を切らしながら少女を抱え涙を流す。

「もう一度…」

少年は小さくひとこと呟いた。

「もう一度!やり直させてくれ!!!」

少年は大声でそう叫ぶと辺りが明るくなり光が少年を包み込んだ。


・・・


キーンコーンカーンコーン…


授業終わりのチャイムが鳴りクラスの皆が一斉に椅子から立ち上がる。

友人に話しかける人…他のクラスに行ってくる人…次の授業の準備をしている人…そんな行動をとる人が大勢いるがこのクラスにはただ読書をしているだけで周りからもあまり人気もなく友人も少ない。

頭も対して良い訳でもない少年がいた。

彼はいつからかそんな風になってしまったのか誰も知らない。

1人を除いては…


「お〜、トキヤまた本読んでるの?ホント本好きだな〜」


トキヤと呼ばれた少年は本を読みながらゆっくり頷く。


「ね〜。何か言ってよ〜」


それでもトキヤは何も言わず無視しているだけだった。


そう思ったが…


結音(ゆね)さん。僕ちょっと読書に集中したいから話しかけないで…」


トキヤは結音と呼ばれた少女に鋭い目を一瞬向け、すぐに視線を本に戻した。


「も〜こんな歳になって友達も作らないでいると将来困るよ?」


結音は心配したような顔でトキヤを見ると思わず口からとんでもない言葉が出た。


「彼女もそろそろ作らないとね」


幸いトキヤには聞こえてなかったみたいだけど自分が発した言葉にびっくりした。




帰宅ー




〜結音〜


「もう、トキヤったらいつも本ばっか読んで…」

私は帰宅してトキヤのことをずっと考えていた。

「やっぱあの時が原因かな…」

私は頬杖を付きながらあの時のことを思い出す_____。

人気があれば続き出すつもりです。毎一話 週一 って言う感じに投稿していていきます。良かったら感想くださいっっ!!!

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