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捕虜少女の行く先は、番(つがい)の腕の中?  作者: BBやっこ
第二幕 城外
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成果物

「やあ、おはよう?」


パチリと瞬き

寝起きは良いセリでも驚いたようだ。


キースがいる。

朝早い。とは言い難いけど

たいてい午後に会っていたので部屋に来るのが早いと思った。


カナンも居る。

少々着崩して寝起きな感じ。いや、飲みすぎた?


「くっそ…酒強い奴ばっかじゃねーか。」

「わかったデショ?潰れないだけ強い方ヨ。」


朝食らしいものを出している。

(昼には早いと思う。)


だいぶ寝過ごしたが、昨日の夕食を食べていないので

「お腹空いた」


「夕食も食べてないからな。消化にいいもん食おう。」

ロードと席につくと


4人で食事だ。


賑やかな場に混ざれるのが、ちょっと嬉しい。


「午後から、グスタフの研究室で見て欲しいものがあるってさ。」


そのグスタフは、すでに起きて自室に帰っていた。

朝早くから、研究するのが日課らしい。


「あれだけ飲んだのに…」絶句なカナンだがトドメが次々刺された。

「グスタフならあれくらい水でしょ?」


「祖父がドワーフって話だものネ」

「酔ったところ見たことねーな。」


勝てる見込みはないらしい。

もぐもぐ食べているセリはそう判断した。


そしてグスタフの研究室にて。

セリが採取した物のひとつ。木のウロから得たものに中にあった。


「キノコだ、乾燥してしまっているが、魔化しているを確認できた。」


「じゃあ、あの木以外発生源の可能性がある?」

「場所の条件も出せる。」


魔物を呼び寄せ凶暴化する

危険な物だ。



「セリの成果だね。」


褒められ認められて、自慢げなセリ。

その様子が可愛いと思うロードだった。



「魔化については木からキノコかできたのか」


「毒を持つ」


「どう対処しようかな?」


「凍らせるか?」

「その場合、セリを置いていける?」


「無理だな。」


「一緒に行く?」

セリは答えない。


「議長の許可が出たらね。その前に調査を入れるよ。」


解毒のポーション

装備もして


編成隊を組むとなると


ロードは要る。

セリをどうするか。



まだ先。


もう少し暖かくなると良いんだけど?


傾向はある

すのーパレード


「図鑑、見ていい?l


「構わない。」


植物ばかり見ていたので、


魔物は


小型の罠で捕まえて食べるためだ。


保存食、スープの肉。薬に使うこともあったが

効果はわからない。


知らないことが多い

魔物辞典には、見たことない大きな魔物。


生息域を見て、

住んでいたところには当たらないと、安堵する。



こいつは美味いぞ。


ロードが言うが、セリが狩れる相手ではない。

それでもセリの興味を引いた。


「塩を少しかけるともっと美味い。こっちは焼くだけじゃ硬いが、煮込みと旨かった。」


キラキラな瞳に、ロードのやる気が上がった。

狩りつくすか


静かな森になるかもしれない。


「魚も食べてみたい」

魔石を宿した魚は大きくなり、凶暴だ。

捕獲が難しいが、食いでがあってコアなファンがいる。


「わかった。釣りだな。」

森が血に塗れるのは、回避されたのだった。


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