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捕虜少女の行く先は、番(つがい)の腕の中?  作者: BBやっこ
長ーいおまけ編
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15-過剰

「予定は把握したワ」


酒を飲み、普段よりリラックスしてシュルトがいる。高速に何か考えているのだろうか。


「セリとすぐお別れって事にはならないのネ。」


セリの環境にフォローは必須だと思う。特に、トラブルの際だ。食堂で、突っかかられた反応が問題だ。


セリは上手く対処できていた。他の2人、いや3人が過剰防衛。

(イエ。波状攻撃?)


オーバーキルという言葉には到達しなかったが、やり過ぎ。護衛のカナンは、まだわかる。ロードがやり過ぎるのは、これから矯正ヨネ。


なんで、もう1人も参加しちゃったのカシラ。

「ソウ、あの獣人の兵士はどうなったノ?」


見たのは、キースではなくグスタフだ。


「仕事に参加、した。」


正しくは“参加させた”だ。懲罰扱いであり、上の方から接触するなと命令があり、強制であった。話しかけるなと同義にしたいが、会話くらいならと取れなくもないくらい。


全く無しにしては、セリに窮屈な思いをさせるだろう。


だから仕事への参加、労働にしたのは情状酌量な部分もある。3人の男から、敵意なり魔力を向けられた。


“セリに話しかけた”というだけで?


正確には、精霊を目的とした取引をしたかったのだろうが。竜人と狼獣人の守りを見て、力技でどうにかしようとは思わなかっただろう。しかし、あれは過剰防衛ヨ。


ロードの冷気、グスタフの標的になって、カナンも警戒相手になった。


「最終兵器に攻撃されるって、あんな感じかな?」


嬉しそうに言うキースが憎らしい。マア、実際起こってしまったら後処理をするのは貴方ヨ?と思念を送っておいた。


それで、通じるだろう。


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