1-精霊の価値
明けましたね。新年、おめでとうございます。
書籍並みの本を書けるよう頑張りたい今年です。お付き合いいただけると嬉しいです、
「精霊って高く売れるって認識はあるんだなあ」
「ソウネ、ここが鉱山だったから金目のもの、そのおこぼれを狙う訳ってるワネ」
セリ達は、寝起きしている部屋に戻ってきていた。慣れたようにお茶になっていた。
お茶を飲んだことで、落ち着いた。動揺していたのだとセリは自覚する事になる。
ロードの膝の中、特に何もしなかった自身を反省するのを終え。まったりした雰囲気になった。
このまま昼寝にしても良いかもしれない。お腹も満たされ、移動で少しの運動。安心しての眠気だ。
ロードに気づかれている証拠に、手が寝かせつけにきている。余計、眠い。
「価値がありそうなものがあれば、みっけものだもんなあ。」
「マァ、そんな旨味がないと寒い中やってられないカシラ〜。」
兵士の心理状態も色々だと聞きながらも、セリの瞼が落ちてきた。
同じテーブルで、キースはお茶を飲みつつグスタフと情報共有をしていたが。
グスタフが出かける様子だ。予定にあった印は、北の砦に近い方にある3箇所を見ていない。
「ドワーフ達と採掘してくる。」
既に、造りを調べてあった場所だったらしい。有志を募って、掘ることのなるそうだ。
きのこの部屋は大変らしいが、一度きのこを出して採掘するらしい。
「乾燥して粉末にしたりと忙しくなるワ」
調理担当の兵士達に仕事をしてもらうと商人の仕事が入ったシュルトの声を聞いた。
(料理が楽しみ)
そう思って眠ってしまったセリだった。
三ヶ日中に投稿予定です。楽しんでいただければ幸いです。




