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悪夢の始まり
私が目を覚ますと影の塔の中の薄汚いベットの上だった
まるで牢獄の様な作りであり
天井からは雨漏りがしていた…
灯りは薄暗く先に続く廊下は ハッキリ見えないぐらいであった…
そんな事を思いながら辺りを見回していた
すると管理人の様な者がコチラに向かって歩いてくる音がした
音は物を引きずるような音であった…
薄暗い灯りの せいか管理人の顔はハッキリとは見えなかったが
手がとてつもなく長かった様に私には見えた
管理人が通り過ぎるとともに少しの弾みで扉が開いた…
そして私はココで目が覚めた
コレが最初の悪夢の始まりだった…