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第1話
「ふぁぁ、眠い」
まだ眠気の残った体を起こしてベットから降りる。
僕は龍山智昭構文中学校に通う中学3年生だ。朝食や朝の準備のために、下へと降りていく。リビングにつくといつものように「おはよう」と声をかけた。
その後両親から毎日のようにあいさつが返ってくる。いつもの日常だ。コーヒーをすすりながら、テレビをつける。そうしてえいると、あるニュースが取り上げられていた。
テレビの音声:現在、東京都内では殺人や暴徒などによる被害が多発しております。現在仕入れた情報によると死者は1万2千人、被害も拡大していっています。今後も被害が拡大していくと予想されております。
「すげーな、ってか警察はなにしてんだよ」
独り言を言いつつ、時間を確認する。
「あっ、やべー、今日あいさつ当番だった」
飲みかけのコーヒーを飲みほし、急いで制服に着替えると家を飛び出した。
これからもう少し平和な日常が続きます。ゾンビはまだ出現しません。